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⚽後藤「成長」の1年目 「超マルチな万能型」目標 ジュビロ磐田

今季を振り返り来季への抱負を語る磐田の後藤=ヤマハ大久保グラウンド
今季を振り返り来季への抱負を語る磐田の後藤=ヤマハ大久保グラウンド

 ベルギー1部への海外移籍が決まった後藤啓介が28日までに、静岡新聞のインタビューに応じた。主なやりとりは次の通り。
 ―プロ1年目となる今季を振り返って。
 「すべてにおいて成長できた。やれることも証明できた。一番成長できたのは強度とスピード。楽しかったが、すごく疲れた。ただこれぐらいの連戦は海外では普通になるはず」
 ―課題は。
 「コンタクトでつぶされることが多かった。来季はもっと強い相手になるのでオフを使って改善したい」
 ―今季7ゴールの中で会心のゴールは。
 「全部違った形で取れている。全部いいゴール。個で打開できた千葉戦と清水戦は良さが出せた。やれるぞと証明できた」
 ―オフは体を動かしているか。
 「(独走した)ジュビロマラソンを見てもらえれば分かると思うが、そこまで落ちてはいない。体が動いてしまう。まだ終わった感覚がない。何度も昇格の映像を見返しているが、プレーオフが終わるまで実感が湧かないと思う」
 ―来年はパリ五輪が控える。
 「もちろん狙っているしメンバーに入れたらベスト。入れなくて練習パートナーでも、次の(2028年)ロサンゼルス五輪に向けてやっていくだけ。五輪よりもワールドカップ(W杯)に出たいので。26年W杯を目標にできたらなと思っている」
 ―目標はどんな選手か。
 「もちろん点の取れるストライカーにはなりたい。サイドもトップ下もボランチもできるような、超マルチな万能型になりたいと思う。いまのサッカーは一つのポジションでやっていくのは難しい。どこも高いレベルでこなせる選手になりたい」
(聞き手=名倉正和)

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