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⚽ジュビロ磐田 J1仕様で守備に重点 横内監督「競争激しい」 鹿児島キャンプ総括

 J1磐田が鹿児島での春季キャンプを終えた。約2週間後に迫る開幕に向け、練習試合を組みながら戦い方の定着や課題の洗い出しを行い、長丁場のシーズンを戦い抜く基礎をつくった。

鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島キャンプで指示を出す磐田の横内監督。昨年以上のハードメニューで選手を鍛えた=鹿児島市の白波スタジアム

 就任2年目の横内監督が指揮を執る磐田は守備の整備を重点に置いた。昨季J2リーグ42試合44失点はJ1昇格した3チームのうち最も多かったためだ。J2鹿児島との対外試合は失点こそなかったが、押し込まれる展開が続いた。J1福岡から移籍したMF中村は「2次、3次攻撃を食らうとJ1では耐えきれず失点につながる」。レベルの高さを共有して練習に取り組んだ。
 セットプレーの確認にも例年以上に時間を割いた。昨季失点が多かった上に、今季戦うJ1はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入がある。コーチ陣は足並みがそろわない外国人選手の名前を何度も挙げて確認を繰り返した。
 指揮官は長丁場のシーズンを見据えて、若手を中心にさまざまなポジションに挑戦させた。ボランチが本職の新人MF植村は故障者が多いサイドバックを器用にこなして結果を出した。J2熊本から移籍したMF平川もトップ下が主戦場だが、中盤左サイド、ボランチにも挑戦し、出場機会を得ようと必死だ。
 新加入選手にとってはチームになじむ好機となった。主将のMF山田は同じポジションで「似ているタイプ」という平川に「少しでも早く慣れてほしい」と動き方を伝授。逆に年下の中村からはポジショニングについて試合中に指摘を受ける場面もあったそうで貴重な意見交換ができた。
 元日本代表の遠藤氏や大津氏が引退し大幅に若返った。新加入15人のうちGK川島を除く14人は20代。横内監督は昨年以上のハードメニューを課した。
 対外試合4試合は全勝で乗り切った。ただ終盤はMF古川、石田、DF小川、高畑らが別メニュー調整で、J2清水戦で負傷した新外国人FWペイショットの負傷は気がかり。攻撃面の構築もまだまだこれから。それでも指揮官は「昨年より競争が激しい」と手応えを口にし、開幕スタメンの構想固めに入る。
 (運動部・名倉正和)

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