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⚽ジュビロ磐田 分けて4位浮上 サッカーJ2第23節

 明治安田J2リーグは1日、各地で第23節の9試合が行われ、磐田は大分と1ー1で引き分け、4位に浮上した。

磐田―大分 後半、クロスを上げる磐田・鈴木雄(中央)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―大分 後半、クロスを上げる磐田・鈴木雄(中央)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―大分 後半19分、磐田・鈴木雄(右から2人目)が同点ゴールを決める=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―大分 後半19分、磐田・鈴木雄(右から2人目)が同点ゴールを決める=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―大分 後半、クロスを上げる磐田・鈴木雄(中央)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―大分 後半19分、磐田・鈴木雄(右から2人目)が同点ゴールを決める=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)


②ヤマハ(大分1勝1分け)▽観衆9517人
磐田 10勝8分け5敗(38) 1(0―1 1―0)1 大分 12勝6分け5敗(42)
▽得点者【磐】鈴木雄(3)【分】松尾(1)


【評】磐田は後半に追い付き、大分と引き分けた。
 序盤から均衡状態が続き、磐田は守備ブロックを敷いてしのいだが前半42分、ロングボールでDF裏を突かれ、左サイドから先制を許した。
 ゴール前で決定機をつくれない展開が続いたが後半19分、鈴木雄がパス交換で右サイドを突破し、左足で同点ゴールを決めた。選手交代で攻撃に厚みが増し、終了間際にはカウンターで得点を狙ったが勝ち越せなかった。 上位対決 勝ちきれず  1年でのJ1復帰を目指す磐田にとって、勝ち点4差で追う2位大分との一戦は、今後を占う分水嶺(れい)になる試合だった。自動昇格圏に肉薄できるか、退けられるか。前回対戦で力負けした相手に借りを返す好機でもあった。だが、前節に続き痛み分けに終わり勝ちきれなかった。
 3日前の甲府戦からフィールドプレーヤー10人を総入れ替え。過密日程を考慮し、休ませていた主力組をピッチに送り込んだ。だが、劣勢が続き主導権を握りきれない苦しい展開を強いられた。
 同点に追い付いた後半はFW後藤、ファビアンゴンザレス、MF古川と強力な攻撃陣を惜しみなく投入したが、ネットは揺らせなかった。大分のゴール前で体を張った守備を崩しきれなかった。
 同点ゴールを決めたDF鈴木雄は唇をかむ。「勝ち点3を積み上げたかった試合。チャンスは数多くつくっていたので悔しい」。Jリーグ通算300試合を達成したが、喜び半分だった。
 2戦連続ドローだが、公式戦7戦負けなしは続いている。7連戦も次節5日の金沢戦で折り返しを過ぎる。横内監督は「次の1点を取り切れないのがいまの力」と冷静に受け止める。過密日程でのやりくりに「時間をかけて全てやることはできない」。短期での相手の分析、選手の回復具合を見極めながら優先順位をはっきりさせて取り組むつもりだ。
 (名倉正和)

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