テーマ : ジュビロ磐田

⚽ジュビロ磐田 自動昇格圏2位返り咲き 次節3位清水と静岡ダービー J2第37節

 明治安田J2リーグは10月1日、各地で第37節の残り7試合が行われ、磐田は長崎に1ー0で勝利した。

磐田―長崎 前半34分、シュートを決める磐田・山田(左)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―長崎 前半34分、シュートを決める磐田・山田(左)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―長崎 前半34分、ゴールを決め喜ぶ磐田・山田(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―長崎 前半34分、ゴールを決め喜ぶ磐田・山田(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―長崎 前半34分、シュートを決める磐田・山田(左)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)
磐田―長崎 前半34分、ゴールを決め喜ぶ磐田・山田(右)=ヤマハスタジアム(浜松総局・山川侑哉)


 ②ヤマハ(1勝1敗)▽観衆10102人
 磐田 18勝11分け8敗(65) 1(1―0 0―0)0 長崎 15勝10分け12敗(55)
 ▽得点者【磐】山田(4)


 【評】磐田は前半の1点を守り、長崎に完封勝ちした。
 磐田は相手のパワープレーをしのいで好機を待った。前半34分、鈴木雄の縦パスに山田が抜け出して先制。直後にもスルーパスに反応したジャーメインが決定機をつくったが、ポストにはじかれた。
 後半は押し込みながらも、ゴール前の精度を欠いた。20分にドゥドゥが放ったシュートはポストを直撃。得点は奪えなかったが、選手交代で攻撃に厚みが増し逃げ切った。

 山田 技あり決勝ループ
 虎の子の1点を守り切った磐田が手堅い試合運びで自動昇格圏の2位に再浮上した。直近5試合は勝ち切れない試合が目立ち1勝2分け2敗と停滞気味だったが、6試合ぶりの完封勝ち。「最後まで集中してやりきってくれた」。横内監督の言葉に充実感がこもった。
 先制点は故障から復帰し2試合連続先発のMF山田が鮮やかに決めた。膠着(こうちゃく)状態だった前半34分。相手DF裏へのパスに抜け出して難しい体勢から右足でGKの頭を越す技ありのシュート。16試合ぶりの4点目に「裏が空いているのが見えた。うまく流し込めて良かった」としてやったりの表情だ。
 絶妙な縦パスで試合の主導権を握った。先制点につながったDF鈴木雄の相手背後へのパスも、直後のジャーメインの決定機をつくった山田のスルーパスも急所を突いた。指揮官は「相手のポジションを見ながら効果的にやってくれた」と目尻を下げた。
 最終ラインは不動の左サイドバックだった松原が膝の状態不良でベンチを外れたが、DF小川がきっちりと代役を果たした。屈強な外国人選手を擁する相手に対し、リカルドグラッサ、伊藤槙のセンターバックがしぶとく対応。サイドバックとも連動してピンチの芽を摘み取った。
 次節は勝ち点差1で迫る3位清水との静岡ダービー。J1昇格に影響する大一番だ。「次の相手に順位は関係ない。重要さ、プレッシャーは選手も分かっている」と横内監督。勢いを持って敵地に乗り込む。

いい茶0

ジュビロ磐田の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞