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⚽J1ジュビロ磐田が新体制発表 「勝ち点40目指す」

 今季J1で戦う磐田は13日、浜松市内で新体制発表会見を開いた。昨季最終節の大逆転で自動昇格となり、2季ぶりのJ1復帰を果たした。日本代表コーチから転身し就任2年目の横内昭展監督は「まずは勝ち点40を目標に戦っていく。取れた時点でさらに上の順位を狙っていく」と早期にJ1残留を確定させた上で勝ち点を伸ばす目標を掲げた。⇒GK川島「日本で挑戦」 新加入選手が意気込み

2024年シーズンに向け闘志を燃やす新加入選手と横内監督(前列中央)=浜松市内(浜松総局・山川侑哉)
2024年シーズンに向け闘志を燃やす新加入選手と横内監督(前列中央)=浜松市内(浜松総局・山川侑哉)

 外国人の契約を巡り国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けた昨季から一転、今オフは新加入15人を迎え、半数近い選手が入れ替わった。藤田俊哉スポーツダイレクター(SD)は「昨年よりもスケールアップしてJ1を戦い抜ける選手を補強した」と説明する。
 元日本代表GK川島に加え、前線を中心にブラジル人選手を4人補強。J2熊本から加入したMF平川ら将来性豊かなタレントをバランス良く補った印象だ。一方で今オフには昨季の主力だったMFドゥドゥ、鈴木雄、FW後藤が移籍。元日本代表MF遠藤、大津が引退し屋台骨は大きく変わる。指揮官は「もう一回ゼロからのスタート。選手の長所をしっかり見てどうフィットするのか競争させる」と強調した。
 チームが目指すのは昨季に続き、球を保持しながらテンポが速いアグレッシブなサッカーだ。藤田SDは「完璧ではないが、横内監督が目指すフットボールに近い選手を選んだ。長所を発揮できればいい戦いができる」と期待を寄せた。
 浜浦幸光社長は「J1で戦う体制が整った。新たなメンバーで開幕へ準備する」と述べた。チームは14日に全体練習を始め、27日から約2週間の鹿児島キャンプに入り、2月下旬の神戸とのホームでの開幕戦に備える。
(運動部・名倉正和)

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