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⚽ジュビロ磐田 DF西久保、初実戦で持ち味発揮 千葉から移籍のプロ3年目

 J1磐田のDF西久保が1月31日に行った東海大熊本との今季初の練習試合で早速、持ち味を発揮した。J2千葉から完全移籍した20歳は45分間出場して1ゴール1アシストをマークし、きっちりと結果を残した。「自分の長所を出しながらチームに適応するのが大事」。空中戦と前への推進力という強みのアピールに成功した。

練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム
練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム
練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム
練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム
練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム
練習試合初戦で1ゴール1アシストをマークした磐田の西久保=鹿児島市の白波スタジアム

 1本目に右サイドバックで先発すると、12分に鹿沼の左クロスを高い打点のヘディングで合わせる跳躍力を発揮。26分には右サイドを駆け上がり低い弾道のクロスで新外国人FWペイショットのゴールをお膳立てした。課題の守備でも危なげなく無失点でしのぎ、「自分は外に張って特長が出る選手。もっと守備力を高めていければ」とさらなる進化を見据える。
 三菱養和SCユースを経てJ2千葉入りし2年間でJリーグ通算39試合に出場したプロ3年目。178センチとDFとしては大柄ではないが、横内監督は「身体的な能力が高い。彼の良さが出た得点だった」と評価した。
 右サイドバックは昨季の主力だった鈴木雄がJ1湘南へ移籍。ベテランの小川、J3讃岐から加わった川崎も状態不良で練習試合を回避するなど手薄な状況。定位置をつかむ好機に「今後の練習試合でもっとアピールしたい」。昨季のヤマハスタジアムでの磐田戦はベンチ外だっただけに、開幕スタメンをつかみ〝ヤマハデビュー〟を飾るつもりだ。

今季も主将のMF山田「信頼に応えたい」
 昨季に続き2年連続で主将を務めることになったベテランMF山田は「任せてもらってうれしい。信頼に応えたい」と決意を語った。横内監督からチーム始動に合わせて伝えられた。副主将を担うMF上原、DF松原とともに今季も先頭に立ちチームを引っ張る。
 前日に行った今季初の練習試合では1本目に30分間、トップ下で出場。新戦力も加わった前線を巧みにコントロールしたが「まだまだ合っていない部分がある。お互いの特徴を把握しながらチームのサッカーを落とし込む」と課題を挙げた。
 この日は雨の中、試合翌日にもかかわらず異例の2部練習を敢行。連日のハードメニューにも「ここが踏ん張りどころ」と35歳は音を上げなかった。
 (運動部・名倉正和)

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