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⚽ジュビロ磐田 鈴木海音選手ら、母校天竜中で講演 夢実現へ「考えて行動」

 2024年パリ五輪を目指すサッカーU-22(22歳以下)日本代表でJリーグ2部(J2)ジュビロ磐田の鈴木海音選手(20)と同級生で世代別日本代表マネジャーの富山賢さん(20)=立正大3年=が22日、2人の母校の浜松市立天竜中でキャリア教育講演会を行った。鈴木選手は3年生約200人に向け、夢の実現について「考えて行動するのが大事。友達や家族のサポートに頼るのも大切」と呼びかけた。

生徒たちと記念撮影する鈴木選手(中央右)と富山さん(同左)=浜松市東区の市立天竜中
生徒たちと記念撮影する鈴木選手(中央右)と富山さん(同左)=浜松市東区の市立天竜中

 鈴木選手は入団から2年間は磐田で出場機会に恵まれず、昨季栃木SCに育成型期限付き移籍した経緯に触れ「活躍できなければサッカー人生が厳しくなる。最後のチャンスという覚悟でやった」と明かした。現在は磐田に復帰して定位置をつかみ、世代別代表でも活躍する。「磐田のJ1昇格、パリ五輪出場。海外で活躍してワールドカップに出る。たくさん(夢が)あるが全部かなえたい」と語った。
 富山さんは、脳振とうが原因で大学から裏方に転じた。幼なじみの鈴木選手のユニホームを準備している時「涙が出てきた」というエピソードを披露。「目標はA代表のマネジャーになること。(鈴木選手と)立場は違うが負けたくない」と切磋琢磨(せっさたくま)を強調した。
 

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