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⚽ジュビロ磐田加入のGK川島「日本で挑戦する気持ち」

 選手15人が新加入する近年では最大規模の補強が行われた今季の磐田。最大の目玉は新体制会見前日に発表された元日本代表GK川島だ。4大会連続でワールドカップ(W杯)の代表に選出され、14年ぶりにJリーグに復帰する40歳の大ベテランは「日本に戻るというより、日本で挑戦する気持ちの方が強い」と力強く語った。⇒新体制発表会見の様子

意気込みを語る川島選手=浜松市内(浜松総局・山川侑哉)
意気込みを語る川島選手=浜松市内(浜松総局・山川侑哉)

 昨季の磐田は42試合44失点でJ1昇格した3チームのうち最も多かった。昨季補強禁止の影響でGK3人体制だったが、今季は4人体制。川島にはそのリーダー役として守備陣の立て直しの先頭に立つ期待が集まる。それでも本人は「経験は話して伝わるものではない。若い選手から学ぶこともある。切磋琢磨(せっさたくま)できればいい」とあくまで自然体を強調する。
 川島以外はJ1で目立った実績のある選手が少ないのも事実。ただ、昨季J2熊本で主将を務めた23歳の平川は将来を期待される若手の有望株だ。主戦場のトップ下のポジションではチームの大黒柱MF山田らと競争になる。「ポジションにこだわりはない。仲間の特長を生かしていきたい」と柔軟な姿勢でチームになじむ考えだ。
 さらに、昨季の74得点はJ2で3位だったが、2桁得点者はいなかった。待望のストライカー候補の一人、FWマテウスペイショットは190センチの長身が魅力。J1川崎で活躍したレアンドロダミアンに似たプレースタイルだと紹介し「10ゴールは最低決めたい」と目標を掲げた。21歳のFWウェベルトンも身体能力に自信を持つ将来の大器候補だ。

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