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テーマ : 島田市

赤カブ「ももティー」いかが 島田で販売 茶入り肥料で栽培

 島田市竹下の複合商業施設「KADODE OOIGAWA」で20日、茶の製造過程で出る製品にならない部分を使った肥料で栽培した赤カブ「ももティー」の販売が始まった。茶どころならではの資源を活用し、環境に配慮した農産物として売り出している。

茶の製造過程で出る製品にならない部分を使った肥料で栽培した赤カブ「ももティー」=島田市のKADODE OOIGAWA
茶の製造過程で出る製品にならない部分を使った肥料で栽培した赤カブ「ももティー」=島田市のKADODE OOIGAWA

 同じく茶を使った肥料で栽培しているトウモロコシ「Tea(ティー)モロコシ」に続く第2弾。JA大井川金谷営農経済センターが主導し、金谷地区など市内5農家が生産している。肥料にはうまみの元になるアミノ酸などの養分が多く含まれ、食味の向上が期待できる。良質な土作りにもつながるという。
 赤カブの品種は「もものすけ」で、ももティーという愛称の由来となった。みずみずしく生で食べられるのが特徴で、サラダやマリネ、浅漬けがおすすめという。同センターの大井圭太さん(26)は「まずは生で食べてほしい。千枚漬けにしてもおいしい。知名度を高め、農家の所得向上につなげたい」と話す。
 参考価格は2個入り280円(税込み)。販売は1月末ごろまでを予定している。11月25日にKADODE OOIGAWAで試食販売会を行う。
 (島田支局・寺田将人)

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