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氷見市で給水支援、職員ら帰任 能登地震で島田市「もう少しやりたい思いも」

 能登半島地震を受け、富山県氷見市に派遣された島田市職員ら6人が7日、同市に戻り、染谷絹代市長に活動を報告した。

染谷市長(左)に帰任を報告する島田市職員ら=島田市内
染谷市長(左)に帰任を報告する島田市職員ら=島田市内

 派遣されたのは危機管理と水道の担当職員4人と静岡市消防局島田消防署の職員2人で、期間は4~7日。6人は4トン加圧式給水車や9トン水槽車で活動し、姉妹都市提携を結ぶ氷見市で市民病院や公民館、学校など拠点施設の給水支援に取り組んだ。
 現地で指揮した今福博文危機管理部長は「現地の職員は手いっぱいだった。具体的な提案を行い、断水地域での効率的な給水を心がけた。石川県珠洲市などはもっと被害が甚大で、もう少しやりたい思いや心残りもある」と振り返った。染谷市長は「経験や教訓を仲間と共有してほしい。大規模災害に備え、人材育成にもつなげたい」と述べた。

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