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島田・神座小校内、思い出スタンプラリー 閉校前にPTAが企画

 本年度末で閉校する島田市の神座小で3日、PTA主催の校内スタンプラリーが開かれた。児童や卒業生、地域住民が校舎を巡り、思い出づくりを楽しんだ。

佐々木PTA会長(左)からスタンプをもらう児童=島田市の神座小
佐々木PTA会長(左)からスタンプをもらう児童=島田市の神座小


 参加者は教室や理科室、家庭科室などを回り、各ポイントでゲームやクイズに挑戦した。学校の好きな場所や好みの給食を紙に書いたり、音楽室で楽器の音当てクイズを体験したりした。校内に隠れた校長やPTA会長を見つけてスタンプをもらう企画も児童に人気だった。運動場では餅まきも行われた。
 6年北川加武偉君は「楽しかった学校の思い出を感じながら、友達と校舎を回ることができた」と笑顔を見せた。
 地域住民と思い出に残るイベントを最後にしたいとの声が上がり、PTAが中心となり企画した。佐々木真也PTA会長(37)は「卒業生も来てくれて、同窓会のような雰囲気で多くの人が楽しんでくれた」と話した。
 神座、伊久美、伊太、相賀と第一の計5小学校が統合し、全児童は新年度から第一小に通う。
 (島田支局・寺田将人)

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