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チャットGPT活用へ勉強会 島田市としずおか焼津信金 合同

 島田市としずおか焼津信用金庫はこのほど、生成AI(チャットGPT)の合同勉強会を市役所で開いた。それぞれの職員計約60人が参加し、自治体や金融機関での活用に向けて理解を深めた。

チャットGPTの活用事例などを解説する中村さん(中央)=島田市役所
チャットGPTの活用事例などを解説する中村さん(中央)=島田市役所

 市と同金庫の「地方創生の推進に向けた連携に関する協定」の締結に基づき、企画した。ラーニングカレッジ(静岡市)代表で、勉強会などを主催する中村俊也さんが講師を務め、チャットGPTの使い方を始めとした基礎知識、活用事例やリスクなどを解説した。
 中村さんは人工知能(AI)と向き合う心構えとして①目的を明確にする②上手な指示文を入力する③ひたすら触りまくる④意外と遊び心が大切―の4点を挙げ、「固い組織ほど遊び心が大事。まずは朝のスピーチの作成など気軽なところから活用してみては」と呼びかけた。
 著作権の侵害にならないように留意し、個人情報や機密情報を入力しないことなど使用上の注意点も周知した。その上で、「今真剣に向き合えばリードできる。多様な機能を使うことで、組織も面白くなるはず」と訴えた。
 島田市は12月から、チャットGPTを業務に本格導入する。

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