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53年の歴史に幕 島田・伊久身幼稚園、卒園式と閉園式

 少子化に伴い本年度末で閉園する島田市の認定こども園伊久身幼稚園は19日、卒園式と閉園式を開いた。最後の卒園生6人が巣立ち、地域住民らが見守る中、53年間の歴史に幕を下ろした。

閉園式で歌を披露する園児=島田市の伊久身幼稚園
閉園式で歌を披露する園児=島田市の伊久身幼稚園

 運営する学校法人島田中央学園の五藤善成理事長は「まだまだこれからも続けていければと思ったが、今は卒園した園児たちが健やかに育つことを願うばかり」とあいさつした。スライドショーでこれまでの思い出を振り返り、在園児を含む全10人でオリジナル曲「なかよしようちえん」などを一生懸命に歌った。卒園した三村伊織ちゃん(6)は「うれしい気持ちと悲しい気持ちでいっぱい」と話した。
 同園は山あいの幼稚園として1971年に開園し、これまでに卒園児677人を送り出した。在園する4人は新年度から、姉妹園の島田中央幼稚園などに通う予定。

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