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アサギマダラ初飛来 島田・金谷

 島田市金谷猪土居の金谷牧の原地区コミュニティセンターさんらいむに、旅するチョウとして知られるアサギマダラが飛来した。地域を盛り上げようと、住民が好物のフジバカマを植栽する活動を数年前から続けたところ、実を結んだ。

近藤さん(右)が植栽したフジバカマ=島田市金谷猪土居の金谷牧の原地区コミュニティセンターさんらいむ
近藤さん(右)が植栽したフジバカマ=島田市金谷猪土居の金谷牧の原地区コミュニティセンターさんらいむ
飛来したアサギマダラ
飛来したアサギマダラ
近藤さん(右)が植栽したフジバカマ=島田市金谷猪土居の金谷牧の原地区コミュニティセンターさんらいむ
飛来したアサギマダラ

 さんらいむは国道473号沿いに位置し、駐車場もある。気軽に立ち寄ってもらえる場所になるよう、近藤悦郎さん(74)が2年前から敷地の入り口などにフジバカマを植えて育て始めた。
 10月21日に初めて飛来が確認され、新型コロナ禍で4年ぶりに開催された隣接する津島神社の祭典時にも現れるなど住民を喜ばせた。マーキングされた個体もあり、大石豊さん(68)がインターネットを通じ、山形県や群馬県から飛んできたことを確認した。
 近藤さんは「雑草をフジバカマに代え、アサギマダラが増えてくれればうれしい」と話した。今後もフジバカマの植栽を増やす計画という。

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