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「CO2削減の取り組みを」 指導農業士、沼津で研究会

 関東農政局管内9県の指導農業士の研究会「関東ブロック指導農業士研究大会」が24日、沼津市で始まった。25日まで講話や事例発表、現場視察に臨む。

講演する鈴木誠社長=沼津市内
講演する鈴木誠社長=沼津市内

 初日は、農業コンサルティング業ナチュラルアートの鈴木誠社長が「国内農業が抱える大きな課題と大きな可能性」と題して講演し、約180人が聴講した。鈴木社長は、今後10年で国内の農業従事者は減少し、農作物の価格上昇で消費量も落ちるため危機的状況は避けられないと指摘。「農作物輸出にはカーボンニュートラル対策は必須。補助金を活用して、化学農薬や二酸化炭素(CO2)排出量を減らす取り組みを進めてほしい」と呼びかけた。
 県農業経営士協会の井出行俊さん(いでぼくグループ代表)、県青年農業士会の森木和也さん(森木農園社長)、県農山漁村ときめき女性の青山沙織さん(SHINKAI代表)による事例発表もあった。25日は伊豆の国市のイチゴ農園伊豆ホーリーズや三島市の伊豆・村の駅を視察する。

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