テーマ : 三島市

GW三島の活動を視察 西村環境相や安倍昭恵さん 環境浄化「先進的」

 西村明宏環境相や社会貢献支援財団の安倍昭恵会長らが4日、三島市などで自然環境や地域社会の改善活動を続けるNPO法人グラウンドワーク(GW)三島の活動現場を視察した。西村環境相は、地域住民自らの意志で環境浄化が進む現状を「先進的な取り組み」と評価した。

グラウンドワーク三島が再生した源兵衛川を視察する西村環境相(左)と安倍会長(左から2人目)=三島市
グラウンドワーク三島が再生した源兵衛川を視察する西村環境相(左)と安倍会長(左から2人目)=三島市

 GW三島は昨年度、広く社会や人々のために尽くした顕著な功績をたたえる同財団の社会貢献者表彰を受賞した。一行は、市民と共にごみ拾いを続け、ホタルが舞う清流に再生した源兵衛川を散策。水遊びに興じる子どもの様子を眺めながらGW三島の取り組みの成果を実感した。「千年の森づくり」と題して放置竹林の伐採や植樹による森林再生を行う松毛川や、地域住民とのワークショップを通じて整備された境川・清住緑地も訪れた。
 西村環境相は住民による環境浄化活動の取り組みについて「地域の活性化にもつながる。全国に展開できれば、国や環境省も後押しできる」と話した。
 (三島支局・岡田拓也)

いい茶0

三島市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞