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新庁舎整備へ検討委 三島市役所 10人に依頼状交付

 築60年が経過して老朽化が進む三島市役所の新庁舎整備に向けた検討委員会の委員依頼状交付式が30日、市役所で開かれた。学識経験者や各種団体の関係者ら10人が委嘱を受け、新庁舎の規模、建設地、導入する機能などについて意見をまとめる。

豊岡市長(左)から依頼状の交付を受ける委員=三島市役所
豊岡市長(左)から依頼状の交付を受ける委員=三島市役所

 新庁舎は市制90周年の2031年度をめどに新設する計画が進んでいる。現時点の建設候補地は現在の市役所がある北田町か南二日町グラウンド。延べ床面積は約1300平方メートルを想定し、建設費は北田町が115億円、南二日町は浸水対策も含めて91億円が見込まれている。検討委は市民から寄せられた意見も踏まえ、学術的、専門的な見地から新庁舎の適切なあり方を考える。
 依頼状を交付した豊岡武士市長は「現在は市役所が分散してさまざまな問題も生じている」とし、市は庁舎機能の1カ所集約やデジタル技術の導入を進める方針という。市民ワークショップの議論や市民アンケート、パブリックコメントなどを経て、来年度中に新庁舎整備に関する基本構想を策定する予定。

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