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ビール醸造所直営の宿泊施設内覧 静岡・用宗の魅力、発信拠点に

 クラフトビールメーカー「ウエストコーストブルーイング(WCB)」(静岡市駿河区用宗)は29日、醸造所近隣に7月オープンする直営宿泊施設の内覧会を開いた。取引先関係者ら約120人が、タップルーム(パブ)とベッドルームが一体化した新施設の門出を祝った。

関係者らを招いたウエストコーストブルーイングの宿泊施設の内覧会=静岡市駿河区の「ザ・ヴィラ・アンド・バレル・ラウンジ」
関係者らを招いたウエストコーストブルーイングの宿泊施設の内覧会=静岡市駿河区の「ザ・ヴィラ・アンド・バレル・ラウンジ」

 老舗レストランをリノベーションした2階建て宿泊施設「ザ・ヴィラ・アンド・バレル・ラウンジ」は全5室。各部屋に生ビールサーバーが付き、1階のタップルームでも同社の多彩なビールが楽しめる。ビール醸造所が宿泊施設を運営するのは珍しい。
 2017年から用宗地区の観光開発に取り組むCSA不動産(同市葵区)の小島孝仁社長は「クラフトビール界屈指の人気ブランド。ビールをきっかけに用宗を訪れた人が、新旧バランス良く混在するこのまちの魅力を全国に広げてほしい」と期待を込めた。
 WCBのバストン・デレック社長は「おいしいビールで楽しい時間を過ごすための環境を整えた。WCBの世界観を堪能してほしい」と語った。

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