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【静岡まつり最終日】大盛況の城下町 花見行列に宍戸開さん/花魁道中あでやかに

 静岡市中心部で多彩な催しが繰り広げられた第68回静岡まつり(実行委主催)は、最終日の7日も大勢の来場者が各会場を行き交った。出発式で笑顔を見せる宍戸開さん=静岡市葵区の駿府城公園
 花見行列で大御所役を務めたのは俳優宍戸開さん。駿府城公園内の大演舞場での出発式で宍戸さんは、テレビ番組で徳川家康役を何度も務めてきたことに触れ「これまでは(若い時代の)戦うシーンが多かった。大御所時代の役は新鮮」と喜びを語った。「いざ出発」と高らかに花見の始まりを宣言し、沿道の観客の声援に笑顔で応えながら街中を回った。多くの人でにぎわう2日目の大御所花見行列=静岡市葵区
 美しく着飾った太夫が同公園内を練り歩く「花魁(おいらん)道中」では、花魁役の女性が三枚歯の高げたでゆっくりと進み、あでやかな姿で観客を魅了した。美しい衣装と化粧で練り歩く花魁道中=静岡市葵区の駿府城公園美しい衣装と化粧で練り歩く花魁道中=静岡市葵区の駿府城公園
 各会場では、鳶(とび)職人が高さ6・5メートルのはしごに上って妙技を披露するはしご乗りや、県内太鼓団体などによる和太鼓演奏も行われ、来場者が足を止めて見入った。高さ約6・5メートルの上で披露されるはしごのぼり=静岡市葵区の駿府城公園高さ約6・5メートルの上で披露されるはしごのぼり=静岡市葵区の駿府城公園
(政治部・池谷遥子、写真はいずれも写真部・宮崎隆男撮影)

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