テーマ : 編集部セレクト

旬のサクラエビ求め行列 春漁解禁後初の週末 静岡・由比港漁協

 駿河湾産サクラエビの春漁解禁から初の週末を迎えた30日、静岡市清水区の由比港漁協の食堂「浜のかきあげや」には、サクラエビを味わおうと県内外から多くの人が訪れた。

サクラエビのかき揚げやどんぶりを買い求める客=静岡市清水区の由比港漁協の「浜のかきあげや」
サクラエビのかき揚げやどんぶりを買い求める客=静岡市清水区の由比港漁協の「浜のかきあげや」

 午前7時半ごろから整理券を求めて待機する客の姿が見られ、同10時ごろには店前に長い行列ができた。来店客はどんぶりやかき揚げを注文し、係留された漁船を横目に見ながら旬のサクラエビに舌鼓を打った。
 東京から家族で訪れた会社員野口夏輝さん(23)は「かき揚げのエビにありがちな口の中の違和感がなく、これがサクラエビなんだと思った」と満足げ。同店の出羽義昌さんは「今年は身が大きめで、初漁の漁獲量も出足としてはいい感じだった。出漁できる天候が続けば」と期待した。
 営業は金土日と祝日の午前10時から午後2時まで。サクラエビの春漁は6月7日までを予定している。

いい茶0

編集部セレクトの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞