日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

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2024年9月

森林教室の講師を務め伐採作業を見せているのは静岡市の林業家安池勘司さんです。町から近いところで森林を守っている人たちが働いていることを知って欲しいというのが願いです。町の人や子どもたちに近づくため家具作りで出た端材を使ったマスコットKAKERAくん作りのワークショップを開いています。KAKERAくんが誕生するまでの絵本も作りました。

全国梅干しコンクールで入賞した梅工房おおいしの梅干しを作っている大石富佐子さん。67歳から梅のビジネスで起業しました。島田市伊太はおいしい梅の採れるところ、中でも八房梅(やつふさうめ)は肉厚で水分が少なく梅干しやシロップ漬けに最適だそうです。梅林が減って来た伊太をもう一度梅の力で元気にしたいと大石さんははりきっています。

最近商店街が復活しているという話に呼ばれるようになりました。清水駅前銀商店街に空き店舗を改装した子どもの遊び場「ビバしみず」が誕生しました。木のおもちゃがいっぱいのスペースです。運営している新谷琴美さんは公募で選ばれた乾物店「蒲原屋」の三代目でもあります。驚いたことに新谷さんに店を譲った二代目の金子さんは隣に「キッチン蒲原」という惣菜店を開いていました。新旧取り交ぜて元気になって来た商店街です。

静岡工場(ファクトリー)博覧会、略してファクハクです。自慢の職人さんたちが活躍している静岡市内の板金工場、歯車工場、畳店など31社が参加します。工場見学のお客さんに職人さんが自ら自分の仕事を語るのが「ファクハク」です。技術や特別な道具の特徴など貴重なお話が聞けます。清水の板金工場の女性社長さんが呼びかけ昨年始まり大好評でした。2回目の今年は10月18日~20日の開催です。

東京で商社の仕事をしていた亀山さんは体を壊したことをきっかけに農業に興味を持ちました。小山町にやって来て水かけ菜を鋤きこんだ緑肥で育てた玄米で冷凍のおむすびを販売。芝生が張られた足柄ふれあい公園を運営するようになり、毎月農業を中心としたマルシェを開いています。公園内の農場では地元の農家の指導で高校生たちに農業体験の機会を提供、稲刈りのイベントなども開いています。農業で小山町が元気になってくれることを願っています。

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