そんなに大変なことをしているのが磐田福田の杜屋のご夫妻です。家の周りと長野県で木の実や果物を育て丁寧に下ごしらえをしてジャムを作っています。桑の実やブラックベリー、グースベリーなどの収穫を見せてもらいました。杜屋さんには熱烈なファンがいます。「果物をそのまま食べているようなフレッシュなジャム」だそうです。
富士宮市田貫湖に近い無医村地区に診療所を開いた山本竜隆医師。
朝霧高原をオーガニックな活動をしている人たちが集まる場所にしようとしています。
森の中で自然な食を紹介するオーガニックサミットを開催しました。
さらに地球の健康が人の健康につながるというプラネタリーヘルスの勉強会も開きました。
伝えたいメッセージは「人間は自然によって生かされているんだよ」です。
HAMANAジェンヌという女性インフルエンサーたちの地域応援隊から発展した6人チームです。HAMANAジェンヌで活躍したフリーアナウンサーの大久保結奈さんがプロデューサー役です。今回は男性隊員も加わりダイバーシティ色を強めました。苔観察、親子連れで楽しめる情報発信、Vチューバ―としても活躍などそれぞれの得意技で浜松・浜名湖をPRしていきます。
たまかわ自然保育 森のたまごは静岡市葵区の玉川地区で2歳児を週に一度預かっています。夏は地元の人たちが作ってくれた木陰で絵本を読んでもらったり、水遊びをしたりしました。2月の冷たい川の中にくつを履いたまま入った日もありました。水の温かさや冷たさを体験してもらうことが狙いです、1年経つと子どもたちの体はたくましく育っていくそうです。
全国自治体職員のサッカー大会で藤枝に試合に来た鳥取市役所のチームは藤枝名物の朝ラーメンを食べているところです。
鳥取チームはこのあと茶商を訪ね、なじみの無かった深蒸し・浅蒸しを学んでいました。
サッカーだけでなく、陸上、剣道、柔道などの試合で来た人たちをもてなすスポーツツーリズムを藤枝市は町を挙げて進めています。
三ケ日の浜名湖の近くに出来た農家民宿カフェの名前です。地元の「ここにおりん(ここに居て良いよ)」という言葉から来ています。築130年の古民家の中は懐かしさでいっぱい。地元の野菜を使った優しい味の竹籠ランチが人気です。オーナーで広島からお嫁に来た久米さんは三ケ日で活動する若者をサポートしています。その第一号で福島から移住してきた上條さんは三ケ日ミカンの木で炭を作っています。
藤枝市で家庭ごみ収集をしている塚本興業はジンベエザメの絵が描かれた車がシンボルです。志は地域のために役立つこと。給食のあまりを積み上げて堆肥を作り、認知症の人たちと畑作りを楽しんでいます。家庭から出た家具や食器で使えるものは許可を得て年に一度のマルシェで0円で分けています。小さな会社ですが、教えてもらったことがたくさんありました。
赤ちゃんの頭ほどある大きな里芋です。沼津市の大中寺の近くで採れます。沼津御用邸にいらした皇族にこの芋をお出ししたのがきっかけで大中寺いもと呼ばれるようになりました。大きいので大人数の料理に便利と沼津市の学校給食が最大のお客さんです。これからブランド力を高めようと大学生などが企画し大中寺いものガトーショコラやジェラートが誕生しています。
松坂屋静岡店にオープンしたマザーハウスは途上国の職人技を日本のデザインで世界に伝えようとするブランドです。店長の山口さんが見せてくれたのはレジの壁です。三保松原の保全のために取り除かれている松葉をすき込んだ和紙「みほのまつがみ」のタイルが貼られています。世界を見つめるブランドが静岡のストーリーを伝えてくれています。お店ってメディアなんですね。
静岡で種で継がれてきた蕎麦が全国トップクラスだということを発見した静岡市の蕎麦店経営の田形治さん。夏の間寂しくなる井川のスキー場の一角で在来蕎麦を試験栽培し始めました。静岡市役所との共同プロジェクトです。ハナアブやミツバチなど生き物の多様さが蕎麦の栽培に向いているそうです。井川の在来蕎麦を多くの人に食べてもらい、井川湖を見下ろせるこの場所で蕎麦打ち教室を開くことを願っています。