日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

磐田農業高校の三年生が磐田の農業と食を巡るバスツアーを実施しました。
15人の定員に対し70人以上の応募があるという人気ぶりでした
ガイド役の生徒たちはお茶の加工や、オーガニックの野菜作り、磐田特産の野菜について勉強し、
参加者にスケッチブックを使いながら伝えました。
指導の西尾先生は「この体験は生徒の人生に生きる」と手ごたえを話してくれました。

公民館で開かれた敬老会のステージやJR駅前広場で歌って踊っているのはご当地アイドルさっきーです。「温かいところ。菊川大好き」小学生のころからアイドルとして育てたのは元中学校の先生だった永田さんです。子どもたちの居場所作りと菊川の町に元気を与えるための育成活動です。東京で有名になることではなく、ファンがさっきーを見に菊川にやって来ることを二人とも願っています。

掛川みなみというのは旧大東町・大須賀町。街道の文化が残っているこの地域にはお醤油屋さん、豆腐屋さん、蒲団屋さんと頑張っているお店が多いんです。そんなお店の職人さんを訪ねるのが「掛川みなみのマルシャン(仏語・商人)」ツアーです。去年が初開催で満足度は100%だったそうです。今年も天然繊維の中で最も強いと言われるアバカを使ったしめ飾りづくりやヴィーガンスイーツづくり体験などに参加できます。

最近は静岡のマチュピチュと呼ばれている梅ケ島の大代地区にカフェが誕生しました。窓から見る景色は箱庭のようでもあり、風の谷という言葉も浮かびます。すべてを忘れさせてくれる場所です。大代で農業体験をしている静大農学部の学生たちが開きました。メニューは大代のお茶。90度で淹れた香り高く渋みのあるお茶と60度で淹れた旨味の引き立つお茶を飲み比べます。今年は学生たちが大代に来る11月18日と26日に営業予定です

ワールドロボットチャレンジで優勝した吉田町のヤナギハラメカックスを訪ねました。工場から届いたロボットは白紙の状態です。プログラミングやアームを改良することで人が手でしていた仕事ができるようになります。さらに大切なのはロボットに何ができるかを考える事。高校生たちのコンテストではビルの掃除ロボットや裁縫ロボット、お弁当作りロボットなどアイデアがたくさん出て来ました。

「大きくなったら静岡に帰っておいでよ」と地元の良さを子どもたちに体感してもらおうという静岡銀行の活動です。島田市のKADODEOOIGAWAでは大豆の代りに落花生を使う煮豆「らっか煮」を作りました。狩野川に出来たばかりの川の駅伊豆城山ではアユの友釣りを見学した後、つかみ取りに挑戦しました。「ぬるぬるしてた」と言いながら塩焼きにしたアユに満足でした。

吉田町に1000年続くたんぼでは大井川の水で美味しい米が育ちます。

この吉田たんぼの風景をアピールしている眞崎さん隣町牧之原市の池田屋酒店とコラボしました。
150年続く酒店の娘さんと夫は池田屋麦酒というブランドでビールを作ることで店を存続させています。
吉田たんぼの米を副材料に使ってビールを醸造しました。
まろやかですっきりした味になりそうです。10月28日と11月3日のイベントで販売します。

従業員12人だけれど物を粉砕する技術ではトップクラス、吉田町の「静岡プラント」です。二枚の羽を高速で回し、入れたもの同士をぶつけて細かくしていくのが原理です。真珠を美白の化粧品、回転ずしの粉茶、電器自動車の電池の微粉を作る機械を製造しています。見せてあげる」ともみ付きの米を1ミリの100分の1の微粉に砕くと工場の中が米粉で煙りました。もみが付いたまま米粉にすれば3割アップの量になる。この技術で農家を助けたいそうです。

春野町のジビエ食肉施設を継承した高林麻里さん。
森林を守るために駆除されるシカは食肉とするのが供養だと考えています。
自然の食を大切にしているキッチンでは鹿肉の美味しさをビビンバの形で紹介してもらいました。
ラーメン店はローストしたシカの骨を玉ねぎやニンニクと一緒に一晩煮込んでスープを作りました。
醤油味のスープを自家製の太麺と合わせたら「あっ!」と声が出る美味しさでした。
フランス料理だけではなくビビンバやラーメンでジビエの美味しさを広めています。

サラダにするとダイコンに近く、きんぴらにしても美味しい野菜です。作っているのは御前崎パパイヤ農園の渥美さん。渥美さんの活動を漫画にして応援しているのはイラストレータの窪田さんです。窪田さんが作った渥美さんの名刺を見ると「酵素の王様」と言われる青パパイヤの魅力が分かります。この冬の大寒波で枯れた青パパイヤは復活しジャングルになっていました。タイ料理店も渥美さんの青パパイヤを使っています。