日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

こぐまPlaceといいます。おんぶとだっこの専門店「北極しろくま堂」が静岡市の中心街から安倍川沿いの集落に本拠を移しました。築280年の古民家を中心にイベントが開けるこぐま棟、調理器具を備えたおおぐまキッチンなどが散らばっています。全国から注目されている静岡の助産師さんたちのシンポジウムも開かれました。お母さんだけでなくみんながゆったりできる場所です。

静岡おでんを代表する店「おでんのおがわ」が静岡市の生涯学習センター(公民館)で出汁の取り方や醤油の銘柄、ネタの仕入れ先までをお母さんたちに伝授しました。駄菓子屋さんの数が減り、子どもが静岡おでんを食べられる場所が減ってしまいました。そこで家庭で美味しい静岡おでんを食べて欲しいという願いからです。ちなみにおがわが長らく使っている醤油の銘柄はキッコーマンでした。

鯉のぼりならぬ「土肥のぼり」です。廃校になった西伊豆の土肥小学校に泳いでいました。校舎は「土肥集学校」という名でスマホの相談や中古パソコンの販売、さまざまなイベントが開かれています。スタッフの中心も土肥出身です。校庭でグラウンドゴルフを楽しんでいたお年寄りの多くも土肥小学校の卒業生。廃校になっても学校が使われていることを喜んでいました。

ご夫婦中心に美味しい豆腐を作っている掛川市南部の橋山食品です

「えっ!ここ行くんですか?」住宅とフェンスの間を1分歩いて工場に向かうと、お客さんが列を作って厚揚げや油揚げの出来上がりを待っていました。車を30分走らせて来る常連さんも。橋山さんと奥さんのお豆腐解説を楽しく聞きました。「買いに行くことが楽しみな豆腐店」を目指し、実現しています。

焼津の水産加工業者14社が一緒に取り組んだカツオや塩さば、佃煮を使ったキャンプ用の商品ができあがりました。
鰹節となまり節の中間の硬さでナイフで削るとビーフジャーキーのような「削る鰹」 
ご飯を急速乾燥させたアルファ化米にスープを加え美味しいピラフが出来上がる「カツオトマトライス」など
焼津の食文化を活かしながら若い人にアピールする新しいジャンルが立ち上がりました。

菊川市の寝具とインテリアのメーカー赤堀は以前はふとんカバーを作る縫製工場でした。
会社を継いだ現在の社長が会社を大きく変え年商は20倍に。
整体師の徐さんと知り合ったのがきかっけで機能性を持った枕を12種類開発。さらに歯科技工師と組んで歯ぎしりする人のためにマウスピースつきの枕。
動物病院の院長とはノミやダニを防ぐペット用のベッド、近くの介護師さんと協力して熱に強い防水パッドなどを作りました

富士宮出身の永田雅一さんは富士山を撮り続けています。 「富士山のみずおと」という写真集を出版しました。キャプテンマックとも呼ばれる永田さんは世界の海に潜って来た海洋ジャーナリストです。追い続けたテーマは「森と海の関係」富士山の森がきれいな水を生み、生き物を育て、豊かな海を作っていることを見せてくれます。

うめたさんは佐久間町出身、北遠や遠州で地元を大切にする気持ちを歌で伝えています。

コンサートを開いたのは去年の台風で被害を受けた磐田市の敷地里山公園。
ボランティアがうめたさんのコンサートを開くことを目標に再建しました。
新居町のお寺のピアノライブの企画や司会もしています。
音楽仲間5人とのユニットで開かれた磐田市のコンサートには定員の倍の応募がありました。

レストランセラヴィのスタッフがオクシズ井川のキビを使ったシフォンケーキを作りました。

静岡県立農林環境専門職大学の学生たちのアイデアです。井川在来種のソバで作ったスノーボールにはシェフも太鼓判を押しました。さやに3つの豆が収まる落花生、赤石豆のビスコッティはホワイトチョコレートで柔らかく仕上げました。絶滅に近いものも多い静岡の在来作物をもっと知って欲しいという活動です。

島田市近郊にある小さな学校、相賀(おうか)小学校は来年近くの5つの学校と統合し今の学校は閉校となります

そこで卒業生7人がスマホで学校生活の動画を撮りました。

高いところから撮影した映像に「相賀小が見えた」の字幕が載ります。子どもたちがどのくらい学校が好きだったのかが伝わって来ます。