沼津・戸田の岩場 クジラの死骸漂着
25日午前8時40分ごろ、沼津市戸田の御浜岬付近の岩場で、体長約10メートルのクジラの死骸が漂着しているのを地元住民が見つけ、清水海上保安部に通報した。
海保は市に連絡。市からの要請で現場を確認した伊豆・三津シーパラダイス(同市)の担当者によると、腐敗が進んでいるが、特徴からニタリクジラの可能性があるという。漂着の原因は不明。
同市戸田で水産物卸販売を営む男性(57)は「漁師が海でクジラに遭遇することはあるが、打ち上がったのを見るのは初めて。非常に珍しい」と驚いた。
23日にも、駿河湾内で体長約10メートルのクジラが漂流しているのが発見された。関連性は判明していない。