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東レ、ホームで今季初黒星 名古屋に1ー3 バレーボールⅤ1男子

 バレーボールのVリーグは5日、三島市民体育館などで行われ、V1男子の東レは地元戦でWD名古屋に1―3で敗れ、通算3勝5敗となった。東レは立ち上がりの連続4失点で波に乗れず、第1セットを失った。第2セットはパダル・クリスティアンのブロックが要所で決まって取り返した。第3、4セットも序盤に先行を許す展開となり、攻撃力のある中国出身のアウトサイドヒッター徐克を投入したが、主導権を握ることはできなかった。

東レ―WD名古屋 第4セット、高さを生かした攻撃を見せた東レの徐(右奥)=三島市民体育館
東レ―WD名古屋 第4セット、高さを生かした攻撃を見せた東レの徐(右奥)=三島市民体育館

 ▽男子
 名古屋 4勝2敗 3(25―17 23―25 26―24 25―21)1 東レ 3勝5敗
 守備にほころび 高橋不在も響く  前年覇者を相手に連勝とはならなかった。フルセットで撃破した前日は東レの組織的な守備が機能したが「今日は相手の方が粘り強かった」と富田(沼津市立高中等部出)。篠田監督も「細かいミス、精度の違いが出た」と敗因を分析した。
 大黒柱の不在が響いた。日本代表のミドルブロッカー高橋が体調不良で欠場。前日は計10本決まったブロックも6本止まりだった。WD名古屋は高橋の不在を突き、速攻やパイプ(中央後衛からのバックアタック)を果敢に仕掛けてきた。高橋に代わって先発した李は「昨日は(高橋)健太郎のブロックタッチからの切り返しが多かった。自分ももっと貢献しなければ」と反省の言葉を口にした。
 指揮官は攻撃力を補うため、第3セットから2メートル2センチのアウトサイドヒッター徐を先発起用。新戦力は高さを生かした強打、ブロック、サーブで存在感を示したが、守備にほころびが出た。徐は「第2セットで役に立てたのはうれしかったが、サーブレシーブ力が足りない」と経験を糧に、レベルアップを誓った。
 (結城啓子)

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