テーマ：御殿場市

「諦めない大切さ教わった」　御殿場でＰＶ　市民応援　２０２３ラグビーＷ杯フランス大会

御殿場支局　塩谷将広

　ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）２０２３フランス大会で、日本代表が決勝トーナメント進出をかけてアルゼンチン代表と戦った８日、御殿場市役所原里支所でパブリックビューイング（ＰＶ）が開かれた。日本代表のユニホームを身に着けた市民ら約１５０人がエールを送り、惜しくも敗れた日本代表の健闘をたたえた。

日本代表のトライに喜びを爆発させるＰＶ参加者たち＝８日午後８時４５分ごろ、御殿場市役所原里支所

日本代表のトライに喜びを爆発させるＰＶ参加者たち＝８日午後８時４５分ごろ、御殿場市役所原里支所

　ラグビーリーグワン１部の静岡ブルーレヴズに所属する日野剛志選手と伊東力選手がゲストで参加。「日本はディフェンスが素晴らしい。ファウルを少なくして粘ればチャンスは生まれる」などと試合の見どころを解説した。参加者たちは試合開始前から日本コールを合わせて心を一つにすると、桜戦士たちの好プレー一つ一つに大きな拍手と声援を送った。日本がトライを決めると立ち上がってガッツポーズをするファンも見られ、熱気に包まれた。
　日本チーム最年長の堀江翔太選手と帝京大の同級生だったという同市の会社員後藤純也さん（３８）は、人一倍応援に力を込めた。得点を離されても粘り強く追い付く試合展開に「ラグビーは最後まで諦めない大切さを自分に教えてくれる素晴らしいスポーツ」と日本代表選手たちをたたえた。
　（御殿場支局・塩谷将広）

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