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高校空手 イタリア代表交え大会 御殿場で12月3日

 東京五輪のレガシー(遺産)を官民一体で継承するスポーツタウン御殿場推進協議会は12月3日、高校年代の空手大会「第2回空手道マウントフジジュニアチャンピオンシップ」を御殿場市体育館で開催する。イタリア代表の高校生チームが来日し、日本代表クラスの選手たちとハイレベルな試合を繰り広げる。

日本とイタリアのトップレベルの高校生が集う空手大会のポスター=御殿場市役所
日本とイタリアのトップレベルの高校生が集う空手大会のポスター=御殿場市役所

 同市は東京五輪空手競技でイタリア代表チームの事前合宿を受け入れ、その後も交流を続けている。今回は同国内で屈指の実力を持つ選手が組手に6人、形に2人参加する。日本からは御殿場西高をはじめとした日本代表を擁する強豪校に加え、全国高校体育連盟と県体育連盟の各空手道専門部が推薦した選手が集う。
 世界での活躍を目指す高校生のステップアップの場を設けて国内外に空手や武道の魅力を発信し、五輪大会での空手競技採用に向けた機運醸成も図る。種目は男女個人3階級8人ずつの組手と採点なしの形。国際大会のルールを採用する。ともに御殿場西高出身で全日本選手権優勝経験のある小島万記さん、東京五輪空手競技に出場した佐合尚人さんによる解説をユーチューブで生配信する。入場無料(約800人)。
 市の担当者は「大会は東京五輪のレガシーとして掲げた『空手のまちづくり』の象徴」と強調する。

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