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御殿場署管内 特殊詐欺被害急増 対策徹底呼びかけ 

 御殿場署管内で今年に入り、10日までに14件(速報値)の特殊詐欺被害が認知された。昨年は年間4件で、すでに3倍以上の被害が出ており、同署は対策の再徹底を呼びかけている。

特殊詐欺被害防止などを呼びかける防犯広報=御殿場市のJR御殿場駅富士山口前広場
特殊詐欺被害防止などを呼びかける防犯広報=御殿場市のJR御殿場駅富士山口前広場

 同署によると、今年は前半にパソコンのウイルス除去や携帯の料金未払いなどの名目で電子マネー利用権をだまし取る架空料金請求詐欺が相次いだ。しかし直近は行政職員や銀行職員をかたる還付金詐欺に手口が移行。管内では9月中旬ごろから、市街地を中心にほぼ毎日サギ電話が確認されている状況といい、同報無線を使った素早い注意喚起に注力している。
 11日には、署員や地域安全推進員、御殿場市、小山町の関係者がJR御殿場駅富士山口前広場などで防犯広報を行い、啓発品を配って被害防止を訴えた。乗り物盗や子どもと女性を狙った犯罪への警戒も促した。

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