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「御東原循環線」が完成 愛称「ごとうばらさくらロード」に 御殿場

 御殿場市は31日、東山・二の岡地区で改築工事を進めていた都市計画道路「御東原循環線」の工事完了を祝う式典を、同市の東山地区コミュニティ供用施設で開いた。桜並木が美しい同線の一部区間の愛称を「ごとうばらさくらロード」に決定したことも発表した。

御東原循環線の愛称を考案した柴田さん(左)と団地間連絡道路の愛称を考案した大井田さん(右)=御殿場市の東山地区コミュニティ供用施設
御東原循環線の愛称を考案した柴田さん(左)と団地間連絡道路の愛称を考案した大井田さん(右)=御殿場市の東山地区コミュニティ供用施設

 同線は北久原から川島田を結ぶ全長約8・5キロで、今回整備したのは湖水前交差点から山之神社付近までの約1・7キロ。沿線に秩父宮記念公園や東山旧岸邸、とらや工房などがあり、市内の観光や歴史文化の拠点の一つとなっている。大型商業施設に向かう観光客の利用も多く、拡幅や歩道の設置などを行った。完成済み区間と合わせ、同線の約4・6キロで工事を終えた。
 東名高速道の南側区間は4月上旬に見頃を迎える桜並木が人気。同市の柴田愛さんの作品を愛称とし、魅力をPRする。式典で勝又正美市長は「今後も東名高速道御殿場インターチェンジを中心とした環状道路網の整備を進め、市の活性化に取り組む」と述べた。
 2022年3月に開通した東富士演習場周辺の旧国有地「解放地団地」をつなぐ「団地間連絡道路」の愛称は、東京都の大井田雄策さんが考案した「東富士パークウェイ」に決めた。
 (御殿場支局・塩谷将広)

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