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ショウジョウバカマ見頃 静岡市葵区のダイラボウ【動画あり】

 静岡市葵区富厚里のダイラボウ(561メートル)山頂付近で、山野草ショウジョウバカマの花が見頃を迎え、ハイキングに訪れた人たちの目を楽しませている。

木漏れ日の中、今が盛りと薄紅色の花を咲かせるショウジョウバカマ=静岡市葵区富厚里のダイラボウ
木漏れ日の中、今が盛りと薄紅色の花を咲かせるショウジョウバカマ=静岡市葵区富厚里のダイラボウ

 シカなどの野生動物の食害を防ぐために設置されたネットに囲まれた自生地に群生。10~15センチほどに伸ばした茎の先に小房状の淡紅色の花を多数付け、今が盛りと咲き誇っている。
 ショウジョウバカマは、日本全国の半日陰の山野や渓谷沿いなど、やや湿った場所に生える常緑性多年草。名前の由来は、花の咲く様子が中国の古典に登場する架空の動物「猩々(しょうじょう)」の赤い顔に似ていることや、放射状に生える葉を和服の「はかま」に見立てたことから名付けられたという。

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