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国1浜松バイパス立体化 橋脚工事、8月中旬から地質調査

 国土交通省浜松河川国道事務所は8月中旬から、浜松市南区の国道1号浜松バイパス立体化区間で、橋脚設置工事の設計に向けた地質調査を始める。現バイパスの中央分離帯で支持層を探るボーリングを行う。交通への影響は及ぼさない。

国道1号浜松バイパスの工事区間
国道1号浜松バイパスの工事区間

 事業区間の長鶴―中田島間6・4キロのうち立体化するのは飯田町―芳川町間の2・6キロで、40本程度の橋脚を建てる予定。ボーリングは数年を要し、本年度は12月中旬までに13本分実施する。本年度はほかに予備設計と、平面のまま6車線に拡幅する区間の交差点設計に着手する。
 浜松バイパスの改良は国が本年度、新規事業として取り組み始めた。完成時期は未定。信号が連続する区間の立体化などで、南区米津地域の物流拠点から東区の東名高速道浜松インターチェンジまでの所要時間が26分から20分に短縮し、交通事故も2割程度減少すると試算している。

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