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高校応援団、練習に熱 3年ぶりフェス 静岡で6、7日

 全国の高校応援団が集結する「第11回高校応援団フェスティバルin静岡」(実行委員会主催)が6、7の両日、静岡市内で開かれる。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催となる。県内外の12校と複数校による合同チーム1団体が参加予定で、生徒は本番に向け練習に励んでいる。

3年ぶりの大会に向け練習に励む静岡商高応援団部=静岡市葵区の同校
3年ぶりの大会に向け練習に励む静岡商高応援団部=静岡市葵区の同校

 高校の応援団やチアリーダーの練習の成果を披露する場を設け、参加者同士の交流を促そうと、2012年に始まった。今年は本県7校のほか、東京、埼玉、岐阜、三重、山梨、富山の1都5県の高校が参加する。
 静岡市葵区の静岡商高応援団部は、同校伝統の弓と扇を使った個人技を約20年ぶりに披露する予定。3年の牧野百那部長(18)は「コロナ禍で1年時には野球応援に参加できず、練習も思うようにできなかった」と振り返り、集大成として今大会に臨む。部員は全員女子で「迫力ある声を出すのが難しいので、統一感のある声を出したい」と意気込んでいる。
 6日正午からJR静岡駅北口地下広場で8校が演舞する。7日午前10時半からは市民文化会館で熱のこもった応援を披露する。7日のみ当日券(500円)の購入が必要。
 湯浅進午実行委員長(43)は「発表の機会を提供してきたが、中止が続き、心を痛めていた。特に3年生にとっては初めての開催になるので、いい演技を見せてほしい」と話した。

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