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テーマ : 編集部セレクト

⚽アスルクラロ沼津、首位タイ浮上 琉球に逆転勝利 J3第6節

 明治安田J3リーグは24日、8試合が行われ、沼津は2-1で琉球に競り勝って勝ち点を13に伸ばし、1試合消化の少ない大宮と並んで首位に立った。岐阜は3-1で岩手を下し、勝ち点13で得失点差の3位。今治は0-1で北九州に敗れ、2連敗で勝ち点12の5位。
沼津ー琉球 前半、沼津・鈴木がゴールを狙うも、琉球・GK六反に阻まれる=愛鷹広域公園多目的競技場
①愛鷹▽観衆1472人
沼 津 4勝1分け1敗(13) 2(1―1 1―0)1 琉 球 2勝2分け1敗(8)
▽得点者【沼】鈴木(1)菅井(1)【琉】岩本(1)


終了間際に決勝点、開幕からホーム全勝
 沼津がホームでの強さを発揮した。先制されてもすぐに追いつき、終盤まで粘り強く攻め続けて決勝点をもぎ取った。開幕から負けなしだった琉球を破り、大宮と並び首位に立った。
 前半、琉球のプレスを回避しながら積極的に攻め込んだ。26分に先制を許した5分後、コーナーキックにMF鈴木が頭で合わせ、ゲームを振り出しに戻した。後半の終盤、攻撃陣を一気に3枚替えて攻勢に出る。交代で入ったFW斎藤とFW川又を中心に好機をつくり、44分にMF菅井がこぼれ球を押し込んで決勝点を奪った。
 「(斎藤)学さんならクロスを上げてくれると思ったし、(川又)堅碁さんがいい位置で勝負できるようにと考えていた」と菅井。1点目を決めたFW鈴木は「今季は失点しても落ち込まず、控えにも得点が取れる選手がいる」とチーム状態に自信を示す。
 中山監督が掲げる「超攻守一体」が浸透し開幕からホーム全勝と躍進を続けるが、指揮官は「アウェーでは勝てていない」と冷静だ。「1週間整えて、敵地に乗り込みたい」と意気込む。アウェーでも勝利をつかみ、首位を守りたい。
 (東部総局・日比野都麦、写真は写真部・田中秀樹)
沼津―琉球 後半44分、決勝ゴールを決めてガッツポーズをする沼津・菅井(右)=愛鷹広域公園多目的競技場
沼津―琉球 前半31分、同点に追いつくゴールを決める沼津・鈴木(右)=愛鷹広域公園多目的競技場

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