テーマ : 美術・絵画・写真

古布生かし、野菜や花表現 田畑さん作品展 浜松市天竜区

 浜松市中央区の古布絵作家田畑勝代さんの作品展が26日まで、天竜区二俣町のマルカワの蔵で開かれている。多彩な布を配置し、素朴な色合いで野菜や花を表現した20点が並ぶ。

会場に並ぶ古布絵の作品=浜松市天竜区二俣町
会場に並ぶ古布絵の作品=浜松市天竜区二俣町

 色鉛筆で素材の絵を描き、切り取った古布を縫い合わせて制作している。布の色合いや柄を生かし、ドクダミの葉脈の様子や、にぎやかに唐辛子が並ぶ光景などを浮かび上がらせた。
 田畑さんは県内や名古屋、京都などの骨董(こっとう)市を訪れ、着物の帯や寝具などに用いられる木綿や麻の生地を収集することで、多様な色を表現している。題材は実物にこだわり、旅行先の長野県で見つけた辛味大根を描いた作品も展示されている。午前10時~午後4時で、月・火曜は休み。26日は正午まで。

いい茶0

美術・絵画・写真の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞