テーマ : 美術・絵画・写真

個性表現レンズ越し 写真家6人合同展 19日まで、アート施設「ボタニカ」

 静岡葵区研屋町のアート施設「ボタニカ」で19日まで、県内を中心に活動する写真家による「PUNCTUM 6EXHIBITION 6人の写真家グループ展」が開かれている。

バリエーション豊かな作品が集まったグループ展=静岡市葵区研屋町のボタニカ
バリエーション豊かな作品が集まったグループ展=静岡市葵区研屋町のボタニカ

 松野崇さんはフィルムカメラを用いた独自の撮影法を提示し、溝口健司さんは住宅街の草木と影を捉えた「気配(けわい)」シリーズを出品した。加藤和夫さんは20世紀末の同潤会アパート(東京都)を被写体とし、上堂薗正彦さんは交差点や踏切をモノクロで捉えた。銭谷均さんは馬頭観音をテーマとし、岩崎和由さんは身近な事物を見つめた作品群「ただ ただ 虹よ消えるな」を展開した。
 バリエーションに富んだ作風や被写体が集まり、展示室をにぎやかに彩った。
 (教育文化部・マコーリー碧水)

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