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印野小 御殿場 小さな親切実行章 半世紀にわたり野鳥愛護活動

 小さな親切運動県本部はこのほど、半世紀にわたり学校独自の野鳥愛護活動を続けている御殿場市の印野小(原田利志美校長)に実行章を贈呈した。

児童を代表して表彰状を受け取る大平さん=御殿場市の印野小
児童を代表して表彰状を受け取る大平さん=御殿場市の印野小

 同校は1969年8月、御胎内清宏園(同市印野)に設定された約11ヘクタールの「野鳥愛護林」で活動する野鳥愛護林校の指定を受けた。現在は5年生の総合的な学習の時間で野鳥をテーマに扱っている。学校や同園に巣箱やエサ台を設けて育てたヒマワリの種をあげたり、野鳥観察の結果をまとめて発表したりするなどの愛鳥活動を推進。生き物や自然を大切にする心だけでなく、他者を思いやる気持ちなどを養っている。
 このほど同校で開かれた贈呈式で、同本部の勝間田慶喜理事が代表児童に表彰状を手渡した。6年生の勝間田結仁さんは「(ナラ枯れの影響で)御胎内清宏園内の木が減った際、野鳥の数や種類が変化したことが印象に残っている」と活動を振り返り、大平美空さんは「たくさんの野鳥が身近にすんでいることを知った。すむ場所を増やしてあげたい」と言葉に力を込めた。

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