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「浜名湖花博2024」きょう開幕 特別庭園や大噴水ショー楽しんで はままつフラワーパーク

 2004年に開かれた「しずおか国際園芸博覧会(浜名湖花博)」の20周年記念イベント「浜名湖花博2024」(浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催)が23日、浜松市中央区のはままつフラワーパークで開幕する。実行委は22日、関係者向けの内覧会を同会場で開き、新たに整備した庭園やアトラクションなどを一足早く公開した。
新たに整備された「フラワーフォレスト」を見学する関係者=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク
 見どころは人気ガーデンデザイナーが手がけた特別庭園。同園で多数の庭園整備に関わった吉谷桂子さん監修の「フラワーフォレスト」は、しだれ桜を基調に、頭上から足元まで自然に包まれた没入感が特徴。見頃の時期が異なる宿根草や球根類を多用したサステナブルガーデン「はなのはら」は、浜松市出身の小倉珠子さんが担当した。
 常設の花壇や庭園も一新したほか、国内最大級のウオータースクリーンによる大噴水ショー、VR(仮想現実)ゴーグルを使って360度を花に囲まれた体験ができる「花みどり映像館」なども用意している。
 同園によると、園内の花は咲き始めで、今後7~10日を目安に見頃を迎える。現在は「大温室クリスタルパレス」のコチョウランのアーチや「スマイルガーデン」のチューリップ、アネモネなどがお勧めという。
 実行委市部会の事務局長を務める市緑政課の広野浩之課長は「(14年の)10周年記念事業からさらにパワーアップしている。時期ごとに多彩な花を楽しめるので、何度も足を運んでほしい」と話した。
 (浜松総局・仲瀬駿介)
新たに整備された「フラワーフォレスト」の説明をする吉谷桂子さん(中央)=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク生き物が好む草花を多く取り入れた「はなのはら」=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク新たに整備された「フラワーフォレスト」の説明をする吉谷桂子さん(右)=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク生き物が好む草花を多く取り入れた「はなのはら」=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク関係者がフラワートレインに乗ってチューリップ畑などを見学した内覧会=22日午後、浜松市中央区のはままつフラワーパーク
 (写真は浜松総局・山川侑哉)

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