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新幹線訓練装置を公開 三島で「さわやかウオーキング」、4000人が春の散策楽しむ

 累計参加者600万人達成を記念したJR東海の「さわやかウオーキング」が17日、三島市内で行われた。普段は立ち入れない同社総合研修センターを特別開放し、約4千人が春の三島のまち巡りを楽しんだ。
新幹線訓練装置の前で記念写真を撮影する参加者=三島市のJR東海総合研修センター
 鉄道のプロを育成する同センターでは、新幹線訓練装置を公開。車掌の接客や緊急時対応、非常時の連結方法を学ぶ現場を参加者が見学した。架線から電気を車両に送る仕組みなどの説明にも聞き入った。新幹線の台車を見たり、災害時に線路の安全を確認する「アルミカート」に乗ったりする体験もあり、多くの参加者でにぎわった。
 ウオーキングは三嶋大社や白滝公園、三島梅花藻の里など市内の名所を巡る約7・5キロのコース。ゴールの楽寿園では、県内を拠点に活動するアイドルグループ「フィッシュボウル」のライブも行われた。
 同社の運行路線の駅を起点に周辺を散策する同ウオーキングは1991年にスタート。土日祝日の鉄道利用促進策として春や秋を中心に開催し、静岡駅など3カ所で実施した1月27日に600万人に達した。
アルミカートに体験乗車する参加者=三島市のJR東海総合研修センター
新幹線の台車を見学する参加者=三島市のJR東海総合研修センター
架線から車両への送電の仕組みについて説明する社員=三島市のJR東海総合研修センター

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