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松崎女性「食わっしゃい」 桜葉たくあん、葛ぷりん、川のり塩、青パパイア漬け 地域活性化へ商品開発

 松崎町商工会女性部は5日、地域活性化につなげようと地場産品を活用して開発した新商品をお披露目した。試食会が町役場で開かれ、同部のメンバーが松崎特産の桜葉の塩漬けを生かした品などを紹介した。地元の方言で「食べていってね」を意味する「食(く)わっしゃいシリーズ」と題して4品を展開する。

地場産品を活用した商品を見せる松崎町商工会女性部のメンバー=町役場
地場産品を活用した商品を見せる松崎町商工会女性部のメンバー=町役場

 商品は桜葉の塩漬けの風味を生かした「桜葉たくあん」と「桜葉葛(くず)ぷりん」、三浦地区で製造される塩にカワノリを加えた「川のり塩」、アレンジレシピ付きで売り出す「青パパイア漬け」。それぞれ地元の特産品を使用し、町内外の事業者が製造する。
 開発は2022年に新型コロナで停滞する地域経済の活性化を目指して始めた。同12月に試食会を開いて意見を募った後、23年12月に完成した。桜葉たくあんと川のり塩は町内観光施設などで既に販売を始めていて、桜葉葛ぷりんと青パパイア漬けについては今後提供を開始する。
 土田明美部長(78)は「女性の力で地域を元気にしたいという思いで出来上がった品々で自信を持っておすすめできる。ぜひ松崎に来て味わってほしい」と呼びかけた。
 (松崎支局・太田達也)

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