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中部電力が4月から週休3日可能に 賃金水準変えず

 中部電力は16日までに、趣味や育児など社員の希望に応じて週休3日制が選べる勤務制度を4月に導入すると明らかにした。休んだ日の分の労働時間を勤務日に振り分けることで、賃金水準は変えない。多様な働き方ができるようにし、優秀な人材を確保する狙いがある。
 中電によると、大手電力10社で週休3日制を導入するのは初めて。対象は、子会社の中部電力パワーグリッドと中部電力ミライズも含めた社員約1万5千人のうち、交代勤務の職場を除く約1万2千人。
 勤務日に最低4時間働く必要がある現行制度を変更し、平日1日を事実上の休みとなる「ゼロ時間勤務日」にできるようにした。上司との合意が必要で毎月4回まで取得できる。

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