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熊本知事選、木村・幸山両氏競る　事実上の与野党対決の様相

　共同通信社は１５、１６両日、任期満了に伴う熊本県知事選（２４日投開票）の電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。いずれも無所属新人で前副知事の木村敬氏（４９）＝自民、公明推薦＝と、元熊本市長の幸山政史氏（５８）が競り合っている。

熊本県知事選で、候補者（手前）と握手する人たち＝７日、熊本市

熊本県庁

熊本県知事選に立候補した（右から届け出順に）宮川一彦氏、幸山政史氏、毛利秀徳氏、木村敬氏＝７日

熊本県知事選で、候補者（手前）と握手する人たち＝７日、熊本市

熊本県知事選に立候補した（右から届け出順に）宮川一彦氏、幸山政史氏、毛利秀徳氏、木村敬氏＝７日

　１割は投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。
　立憲民主、共産、社民各党の県組織は幸山氏を自主的に支援しており、事実上の与野党対決の様相となっている。
　支持政党別では、木村氏が自民支持と答えた人の７割、公明支持層の９割弱をまとめ、日本維新の会支持層の５割弱に浸透している。
　３度目の挑戦となる幸山氏は、立民、社民支持層の８割弱、共産支持層の９割弱を固めた。自民支持層の２割強も取り込んだ。
　「支持する政党はない」と回答した無党派層では、両氏とも４割強から支持を得た。
　建設会社社長の毛利秀徳氏（４６）、元高校教員の宮川一彦氏（５８）は厳しい。
　電話調査は、熊本県の有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で７７０人、携帯電話で３１２人の有効回答を得た。

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