⚾今秋ドラフト候補 知徳高の197センチ右腕・小船 対外試合で今季初先発「インパクトある投手に」
今秋のプロ野球・ドラフト候補に挙がる知徳高新3年、197センチの右腕小船翼が3日、あしたか球場で行われた学法石川(福島)との練習試合に先発した。対外試合解禁後、初の先発登板。プロ3球団のスカウトが見守る中、5回を投げて5安打1失点と今春の選抜大会出場校を相手にまずまずの出来だった。
直球は常時130キロ台後半から140キロ台で、最速はスカウトのスピードガンで146キロ。ただ、直球の制球に苦しみ球数は78球とかさんだ。左半身に張りがあり「8割程度の力で投げた」という小船は「思ったようにストライクが取れずボールが先行してしまった。0点で抑えたかった」と残念がった。
ドラフトに向けた勝負の年が始まる。「全国にいる大型右腕の中でも一つ抜けた、インパクトのある投手になりたい」と意欲を口にした。
(運動部・結城啓子)