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能登地震派遣帰任 住宅耐震化を訴え 西伊豆町の職員2人

 能登半島地震を受けて石川県穴水町に派遣された西伊豆町の職員2人が16日、町役場で星野浄晋町長に現地の状況や活動内容の報告を行った。罹災(りさい)証明発行に必要な被害家屋の調査を実施し、災害時に備えた住宅の耐震化の必要性を訴えた。
 2人は9~15日、県や県内他自治体の職員と共同で調査を行った。町窓口税務課の山本良幸係長は「高齢者が多く海岸線の道沿いに住宅が密集し、西伊豆と似た条件。同じエリアでも古い家屋は被害状況がひどかった」と説明した。
 現地にたどり着くための道路が限られていたり、被災して通行できなかったりしたことを振り返り、道路整備の重要性についても指摘した。

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