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テーマ : 清水エスパルス

⚽清水ユース昇格逃す 高円宮杯U-18プレミアリーグ参入戦

 サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ参入戦は8日、広島市内で1回戦8試合を行い、清水ユースは仙台ユースに1-3で敗れた。清水ユースは前半11分にMF太田が先制点を挙げたが、17分、39分と失点を重ねて逆転を許し、後半10分にも試合の流れを決める3点目を奪われた。

清水ユース―仙台ユース 前半11分、先制点を決める清水ユースのMF太田(中央)=エディオンスタジアム広島
清水ユース―仙台ユース 前半11分、先制点を決める清水ユースのMF太田(中央)=エディオンスタジアム広島

 参入戦は各地域のプリンスリーグを勝ち抜いた16チームが出場。4チームずつ4ブロックに分かれてトーナメント戦を行い、各1位が来季プレミアリーグに昇格する。

▽1回戦
仙台ユース(東北) 3―1 清水ユース(東海)
岡山ユース(中国) 3―1 札幌ユース (北海道)
京都ユース(関西) 4―3 日章学園高(九州)
鹿島ユース(関東) 5―1 瀬戸内高(中国)
鹿児島城西高(九州) 2―1 新潟ユース(北信越)
近江高(関西) 2―1 北海高(北海道)
帝京長岡高(北信越) 2―1 岡山学芸館高(中国)
浦和ユース(関東) 5―5 徳島ユース(四国)
(PK4―2)

3被弾 初戦で逆転負け 攻決定力不足 守 プレス機能せず  肝心な試合でひ弱さを露呈した。清水ユースは先制しながら逆転負け。沢登監督は「生命線の前線からのプレスがはまらず、プレッシャーで本来の力の半分も出せなかった」と唇をかんだ。
 前半11分にロングボールからMF太田が左足を振り抜き先制するまではプラン通りだった。しかし、6分後に中盤でボールを奪われ同点にされると浮足立ち、「相手の勢いにのまれてしまった」と太田。パスを回してもゴール前へ切り込めず速攻から39分に逆転弾を浴び、気持ちを切り替えたはずの後半10分にも同じような形で3点目を失った。
 終盤はともに1年生で途中出場したMF針生、FW宇山が決定機を迎え、試合終了間際にも太田がバー直撃のシュートを放ったが、ゴールを割れなかった。DFの岩崎主将は「決定力向上は今季ずっとテーマにしてきた。最後まで課題が残った」と悔しがった。
 トップチームと同様に降格から1年での復帰を逃したが、スタメンのうち3年生は4人だけで今季を通じて1、2年生が経験を積んだのは収穫。2年生で年代別代表のMF矢田は「メンタルも技術も足りない。来季は強い覚悟で昇格を勝ち取りたい」と誓った。
 (寺田拓馬)
 

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