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テーマ : 清水エスパルス

⚽17歳新星・西原 清水エスパルスの宝に リーグ戦クラブ最年少出場

 期待の新星だ。J2清水のユース所属で2種登録されたMF西原源樹(17)が開幕から2戦連続で途中出場している。スピードに乗ったドリブルから得点に直結するプレーが魅力の高校2年生。2日の愛媛戦で本拠地・アイスタ日本平でのトップチームデビューを果たし、「こんな大舞台は初めてで緊張したが、楽しめた。もっと仕掛けたい」と向上心を見せた。

本拠地開幕戦の愛媛戦でドリブルする清水の西原=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)
本拠地開幕戦の愛媛戦でドリブルする清水の西原=アイスタ日本平(写真部・堀池和朗)

 前橋市出身。兄の影響で小学1年からサッカーを始め、中学から清水のジュニアユースに入った。世代別日本代表にも名を連ねる。
 今季開幕前の練習試合で計4得点の結果を残し開幕戦メンバーに抜てき。チームが勝ち点3という結果を求めて臨んだ敵地・熊本戦では、同点の場面で投入され、攻撃の切り札としての期待の高さがうかがえる。秋葉忠宏監督は「冷静に状況が見えていた。また使いたくなる選手」と評価する。
 開幕戦は17歳2カ月9日での出場で、チームのリーグ戦最年少記録を塗り替えた。チーム公式戦最年少得点は2012年6月にナビスコ杯でMF石毛秀樹(現G大阪)が記録した17歳8カ月16日。西原がまたクラブ史に名を刻む可能性は十分にある。
 愛媛戦では鋭いクロスやドリブルでサポーターを沸かせた。同じ下部組織出身のFW北川航也の2得点で熱狂するスタジアムの雰囲気も感じ取った。
 「日本代表に入ってワールドカップに出る」。伸びしろ十分なドリブラーが夢の実現に向けて駆け出した。
 (小沢佑太郎)

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