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テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 連動守備に手応え、攻撃面は発展途上 鹿児島キャンプ総括

 J2清水が鹿児島での春季キャンプを終えた。約2週間後に迫る開幕に向け、練習試合を組みながら戦い方の定着や課題の洗い出しを行い、長丁場のシーズンを戦い抜く基礎をつくった。

選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド
選手に練習の指示を出す秋葉監督。体に負荷がかかる練習メニューが目立った=鹿児島ふれあいスポーツランド

 昨季途中に就任した清水の秋葉監督は、シーズンを通じて戦える体作りと選手の融合をテーマに掲げて11日間のキャンプに取り組んだ。その上で勝負強さの追求や戦術の浸透を図り、Jリーグ勢との練習試合で主力組は無失点。守備面は手応えを得た。ただ、攻撃面ではペナルティーエリア内での好機が少なく、開幕までに仕上げが求められる。
 練習試合は4日のJ2山形、10日のJ1磐田の2試合。中2日で練習試合を組むチームもあるが、試合翌日はコンディション調整に充てる必要があるため、「みっちりと練習をやり込みたかった」と指揮官は日程の意図を説明。シャトルランといった走り込みだけでなく、数的不利な状況でゴール前の守備を繰り返すメニューなどボールを使った練習でも体に負荷をかけた。
 練習試合の布陣は昨季の基本と変わらず、4―2―3―1。センターバックはDFの高橋、蓮川、住吉、ボランチはMFの白崎、宮本、中村のそれぞれ3人を、ペアを変えて試した。蓮川は「選手同士でお互いの良さを知ることができた」とコミュニケーションの深まりを実感する。
 指揮官が「宿題」と受け止めるのが攻撃面。相手ペナルティーエリアでのアイデアやゴール前に人数をかけた迫力ある攻め方は発展途上。キャンプ中に主将就任が決まったFW北川は「起点になるだけでなく、さらに踏み込んでゴールに迫るプレーを増やさないといけない」と課題を認識する。
 控え組中心で臨んだ磐田との練習試合の3、4本目計90分間は2―4。指揮官は「これではレギュラーが安泰になって全然面白くない」と雷を落とした。シーズンは長丁場。選手層に厚みを生み出す競争も必要だ。
 (運動部・小沢佑太郎)

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