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テーマ : 清水エスパルス

⚽サッカー王国に新・宿敵物語 J2清水―藤枝 サポーター熱く声援

 静岡県勢同士の意地を懸けた新たな宿敵対決が幕を開けた。静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で13日に行われたサッカーJリーグ2部(J2)で、清水エスパルスと藤枝MYFCが対戦した。リーグ戦で両チームが顔を合わせるのは初。試合は清水が5-0で勝利する一方的な展開だったが、歴史の一ページを刻む戦いを後押ししようと、サポーターは最後まで声援を送った。

選手を鼓舞する清水サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
選手を鼓舞する清水サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る藤枝サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る藤枝サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
清水―藤枝 5―0での勝利を喜ぶ清水の選手(中央)と肩を落とす藤枝の選手=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
清水―藤枝 5―0での勝利を喜ぶ清水の選手(中央)と肩を落とす藤枝の選手=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
選手を鼓舞する清水サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
選手に声援を送る藤枝サポーター=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)
清水―藤枝 5―0での勝利を喜ぶ清水の選手(中央)と肩を落とす藤枝の選手=13日午後、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平(写真部・小糸恵介)

 1993年のJリーグ発足時から名を連ねる「オリジナル10」の清水と、2009年に誕生し、今季初めてJ2の舞台に立った藤枝。名門と新興の両クラブの激突を目にしようと、スタジアムには1万4167人が詰めかけた。
 清水のホーム試合で、スタンドの多くがオレンジ色に染まった。30年来のサポーターの会社員富坂寛幸さん(68)=静岡市駿河区=は「これほどJクラブがある県は他にはほとんどない。サッカー王国だなと感じる」と対戦を歓迎しつつ、「オリジナル10として絶対に勝たなければいけない試合」と選手たちに熱視線を送った。
 試合前、スタンドでは両サポーターが一緒に記念写真を撮る光景があった。去年まで清水を応援してきた会社員の松下涼介さん(33)=静岡市葵区=は藤色のユニホームでなじみのスタジアムを訪れ、「感慨深い」と笑顔。焼津市の会社員永田七彩さん(20)も今年、応援チームを清水から藤枝に変えた。「超攻撃的スタイルが魅力。J2を勝ち抜いて来年はJ1で対戦してほしい」と両チームに期待した。
 (運動部・市川淳一朗、寺田拓馬)

 

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