⚽清水エスパルス マジョルカと提携 選手育成などノウハウ共有
来季J2の清水は10日、スペイン1部マジョルカと業務提携契約を結んだ。静岡市清水区のアイスタ日本平で調印式を行い、清水の山室晋也社長と、マジョルカのアルフォンソ・ディアスCEO(最高経営責任者)が両クラブの発展を目指した相互連携を確認した。

マジョルカは1916年創設の老舗クラブで、家長昭博(J1川崎)や久保建英(レアル・ソシエダード)ら日本人が多く所属してきた。国外クラブとの業務提携は初という。選手育成・強化を目的にした選手や指導者の交流をはじめ、サッカーに関するさまざまなノウハウの共有、選手情報の交換などで連携し、サポーターの相互交流なども予定している。
ディアスCEOは「日本のサッカーがヨーロッパに近づき、成長することに貢献したい」と述べた。山室社長も「清水が育成型クラブになるため、多くのメソッドを学べる」と期待を寄せた。