清水エスパルスの記事一覧

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⚽清水ユース昇格逃す 高円宮杯U-18プレミアリーグ参入戦
サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ参入戦は8日、広島市内で1回戦8試合を行い、清水ユースは仙台ユースに1-3で敗れた。清水ユースは前半11分にMF太田が先制点を挙げたが、17分、39分と失点を重ねて逆転を許し、後半10分にも試合の流れを決める3点目を奪われた。 参入戦は各地域のプリンスリーグを勝ち抜いた16チームが出場。4チームずつ4ブロックに分かれてトーナメント戦を行い、各1位が来季プレミアリーグに昇格する。 ▽1回戦 仙台ユース(東北) 3―1 清水ユース(東海) 岡山ユース(中国) 3―1 札幌ユース (北海道) 京都ユース(関西) 4―3 日章学園高(九州)
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⚽ベスト11に清水勢3人 J2アウォーズ MVPは町田・エリキ
Jリーグは7日、J2表彰を行い、得点ランキング2位の18ゴールで町田の優勝とJ1昇格に貢献したFWエリキ(29)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。ベストイレブンは町田からエリキ、2位の磐田からDFリカルドグラッサ(26)が1人ずつ選出された。4位の清水からはGK権田修一(34)、DF鈴木義宜(31)、MF乾貴士(35)が選ばれた。 最優秀ゴール賞は乾が受賞。7月9日の大分戦でハーフウエーライン付近からドリブルし、右足でミドルシュートを決めた。 J2の各賞受賞者は次の通り。 ▽最優秀選手賞 エリキ(町田) ▽ベストイレブン GK 権田修一(清水)▽DF 宮原和也(東京V)鈴木義宜(清
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⚽清水エスパルス 選手や近親者に誹謗中傷、法的措置も
J2清水は6日、選手や近親者に対して交流サイト(SNS)上で誹謗(ひぼう)中傷があったとして、法的措置を含めた対応を取るとの声明を出した。 清水は2日のJ1昇格プレーオフ決勝で東京Vと1-1で引き分け、昇格を逃した。J1復帰には勝利が必要だったが、DF高橋が試合の最終盤にPKを与えて同点に追い付かれた。高橋はSNSで「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのだけはやめていただきたいです」と訴えていた。
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⚽清水エスパルス 秋葉監督が続投 来季「歓喜に変える」
J2清水は6日、今季途中からチームを率いていた秋葉忠宏監督(48)と契約を更新し、来季も指揮を執ると発表した。 千葉県出身の秋葉監督は4月にコーチからの昇格で就任し、開幕7戦未勝利だったチームの立て直しを託された。指揮を執ったリーグ戦35試合で20勝9分け6敗の成績を残したが、最終節でJ1自動昇格を逃し、プレーオフも決勝で敗退した。 同日、取材に応じた秋葉監督は「こんなに悔しい思いをしたことがない」と昇格を手にすることができなかった胸の内を改めて語った。その上で来季に向けて、「歓喜に変えられるように」と決意を口にした。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「チームを立ち直らせてくれた」と
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変わりゆくクラブの色 問われる現体制の展望【失意の名門 清水J1復帰ならず㊦】
今季、国立競技場でホームゲームを開催した清水は、試合に向けて一つの企画を行った。クラブ誕生の背景となった清水市(現静岡市清水区)の少年選抜チーム「清水FC」の発足から55年を記念し、顕彰する内容。清水FCの存在を元に、唯一の市民クラブとして初年度からJリーグに参加したエスパルスの原点を“聖地”で発信した。 地域の熱が選手を育て、やがてプロチームを生み出した特別な歩みを持つ歴史を振り返る試みはしかし、現在の姿と対照的であることを鮮明にした。 山室晋也社長、大熊清取締役ゼネラルマネジャー(GM)が就任した2020年以降、チーム強化への惜しみない投資が加速した。22年度
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⚽清水エスパルス 3選手と来季契約せず
J2清水は6日、GK大久保択生(34)、DF井林章(33)、MF神谷優太(26)の3選手と来季の契約を結ばず、契約を満了すると発表した。 大久保は2019年夏にJ1鳥栖から加入。J1リーグ28試合に出場したほか、今季の昇格プレーオフ2試合でゴールマウスを守った。「またアイスタでプレーする姿を見せられるように頑張る」とコメントした。 井林は21年夏にJ1広島から加入。J1リーグ20試合、J2リーグ18試合に出場し、セットプレーから3得点した。「自分らしさを出すことはできたので悔いはない」との談話を出した。 神谷は22年にJ1柏から加入。J1リーグ21試合1得点、J2リーグ22試合3得点を
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⚽偏る編成 若手は埋もれ 育成型クラブ 看板倒れ【失意の名門 清水J1復帰ならず㊥】
7季ぶりのJ2降格という昨秋の屈辱を経て迎えた今季。近年の低迷からのV字回復を図るべく、清水が打ち出した指針は「育成型クラブの再建」だった。指針の下には2027年のJ1優勝というチームの将来設計に加え、五輪やワールドカップ(W杯)の代表選出という選手育成の目標も盛り込んだ。 クラブは20年に社長、チーム編成トップのゼネラルマネジャー(GM)を一新。「強いチームをつくる」と右肩上がりの強化費で即戦力級を次々と獲得し、補強中心の編成を進めた。方針転換とも言える「育成型」の表明は、結果が伴わなかった近年の方向性を省みた上での、不退転の決意かに思えた。 しかし、ふたを開けてみればピッチに立つ顔触
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⚽元清水エスパルスの平岡引退 富士宮出身、清水商高出
J3愛媛は5日、清水商高出のDF平岡康裕(37)が現役を引退すると発表した。富士宮市出身の平岡は同校から2005年に清水に加入。1年間の期限付き移籍を挟みながら15年まで所属し、その後は仙台と愛媛でプレーした。J1通算355試合、J2、J3通算37試合出場。
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⚽清水「J2圧倒」昇格展望に狂い “失った7試合”の代償【失意の名門 J1復帰ならず㊤】
清水のJ1昇格がついえた2日のプレーオフ決勝の試合後。「自分に責任があって、ただただ力がなかった。それに尽きる」。今季途中からチームを率いる秋葉忠宏監督はそう言って自らを責めた。 ただ、そもそもクラブはプレーオフからJ1に滑り込む青写真など全く描いていなかった。新体制会見で示した5カ年計画「ビジョン2027」に示した今季の目標は「J2チャンピオン」。J2を圧倒し、4年後のJ1優勝という壮大な目標に向けた“助走”の1年とするはずだった。 その展望が大きく狂ったのが、スタートでのつまずき。開幕から7試合勝てず、J2の舞台で屈辱のクラブワーストを更新した。J2が42試合
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⚽「悔しさピッチで晴らす」 J1復帰逃した清水エスパルス 秋葉監督ら静岡新聞社で今季報告
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの秋葉忠宏監督、選手会長の山原怜音選手が4日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の大石剛代表取締役と静岡放送の谷口智康代表取締役にJ1復帰を逃した今季の報告を行った。 7年ぶりにJ2を戦った今季は昇格を最大の目標に臨んだが、リーグ戦4位で自動昇格を逃し、プレーオフでも敗退した。J2リーグ4位は31年目のクラブの歴史で最低の成績となった。 山室晋也社長は欠席し、代わりに秋葉監督が「結果を出せなくて申し訳ない。ファン・サポーターの応援に報いることができなかったのは心残り」と頭を下げた。その上で「来季指揮を執るかは分からないが、この悔し
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⚽清水エスパルス 秋葉監督の去就流動的
清水の秋葉忠宏監督の来季去就は流動的な状況となっている。すでに指揮官が進めてきたチームづくりを踏まえて来季の編成作業に着手。J1昇格を果たした場合は続投が基本線だったが、監督選定に関わる山室晋也社長は「もう少し現場の声を聞きたい」と現時点では白紙を強調した。 秋葉監督は4月にコーチから昇格して就任。開幕から7戦未勝利だったチームを立て直したが、J1昇格にはあと一歩届かなかった。指揮官は試合後、「ただただ自分の力のなさを感じている」と語った。
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⚽清水エスパルス 大熊GM、去就はクラブに一任
1年でのJ1復帰を逃して過去最低の成績となったことを受け、清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「責任は十二分に感じている」とし、去就をクラブに一任する考えを明らかにした。 大熊GMはチーム編成トップを担って4年目。今季はクラブ過去最高となる29億8千万円の強化費を費やしながら、J2リーグ4位と目標の優勝には遠く及ばず、昇格も逃した。5季連続となるシーズン途中の監督交代も行い、長期的展望を欠いたチームづくりが続いている。自ら進退は示さず、「(クラブと)しっかり話す」と述べるにとどめた。
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⚽清水エスパルス J1復帰ならず PO決勝、東京Vと引き分け
JリーグのJ1昇格プレーオフ(PO)は2日、東京・国立競技場で決勝が行われ、J2で3位の東京Vが2008年以来16季ぶりのJ1復帰を決めた。4位清水と1-1で引き分けて、規定によりシーズン上位の東京Vが昇格となった。清水は1年でのJ1復帰を逃した。 Jリーグ発足から参加する「オリジナル10」同士の対戦。清水は後半18分にPKで先制したが、試合終了間際、Jリーグ初代王者の東京VにPKを与えた。染野に決められ、土壇場で追い付かれた。 来季はFC東京、J2優勝の町田を含め、東京をホームとする3クラブがJ1で争うことになる。 【写真特集】激闘のJ1PO決勝 ▽決勝(国立)観衆5326
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⚽清水サポーター2万人 願いかなわずため息 J1昇格PO決勝
2日に東京都の国立競技場で行われたサッカーのJリーグ1部(J1)昇格プレーオフ決勝で、清水エスパルスは1―1で東京ヴェルディと引き分け、J2リーグ年間順位の上位が勝者となる規定でJ1復帰を逃した。敵地にもかかわらずスタジアムには約2万人の清水のサポーターが詰めかけたが願いかなわず、スタンドはため息に包まれた。 会場には清水のユニホームシャツやグッズを身に着けた観客が集結。南サイドスタンドを上段まで埋め尽くし、オレンジ色の無数の旗を揺らしながら大声援で選手たちを後押しした。しかし、試合終了の笛の音が響くと静まりかえった。 家族で訪れた三島市の会社員坂田里実さん(62)は「最後のPKの判定は
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清水エスパルスがJ1昇格逃す プレーオフ決勝で引き分け
サッカーのJリーグ1部(J1)昇格プレーオフ決勝が2日、東京都の国立競技場で行われ、J2リーグ4位の清水エスパルスは同3位の東京ヴェルディに1ー1で引き分けたが、年間順位上位が勝者となる規定でJ1昇格を逃した。
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⚽清水エスパルス 東京Ⅴ戦勝利へ秋葉監督「先制が鍵」 きょう国立でJ1昇格プレーオフ決勝
J1昇格プレーオフ決勝が2日に行われ、J2リーグ4位の清水は敵地の東京・国立競技場で同3位の東京Vと対戦する。Jリーグ発足時の参加10チーム「オリジナル10」に名を連ねる両チームによる、昇格の残り1枠を懸けた最終決戦。清水は1日、練習を完全非公開にして最終調整した。 清水は年間順位で下回るため、昇格には勝利が必要となる。「勇敢に、超攻撃的にプレーできるか。先制点がキーポイントになる」と秋葉監督。リーグ最少失点を誇る相手に対し、リーグ2位の78得点の攻撃力を発揮して先手を奪えるかが勝負の分かれ目となりそうだ。 東京Vはプレーオフ準決勝でリーグ6位の千葉を2―1で下した。前半で2点を先行
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⚽清水と東京Vが意気込み 12月2日、昇格PO決勝
J1昇格プレーオフ決勝の東京V―清水は12月2日に東京・国立競技場で行われる。両チームは30日、オンラインで合同記者会見に臨み、東京Vの城福監督は「チームが一丸となり、ここまで来られた。クラブの願いをかなえたい」と2008年を最後に遠ざかるJ1への思いを口にした。 東京Vの森田主将は「今はチームに自信がある。決勝で100%をぶつけられたら」と語り、1年でのJ1復帰を目指す清水の乾は「勝つイメージしかしていない。J1に帰れるよう気持ちを込めてプレーしたい」と意気込んだ。東京VはJ2で3位、清水は同4位で、規定により引き分けの場合は東京Vの昇格となる。
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⚽清水エスパルス 昇格へ吉兆データ、因縁東京Ⅴ相手に今季2戦2勝 勝利条件下で堅守攻略だ!
J2清水は12月2日に敵地の東京・国立競技場でJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦に臨む。リーグ戦順位が下の清水が昇格を手にする条件は、勝利のみ。リーグ最少失点を誇る東京Vの堅守を攻略できるかが焦点だ。 東京Vは組織的で隙のない守備を武器に、リーグ戦42試合で31失点。半数を超える23試合で無失点を記録し、リーグ戦のラスト2試合も完封勝利で締めている。 時間帯別に見ると、特に堅さが光るのが後半31分以降で、リーグ最少の3失点。終盤を手堅く進め、逃げ切る試合運びが浮かび上がる。実際に先取した試合は19勝2分け1敗と高い勝率を残している。 ただ、清水にとっての好材料は今季の対戦成績が2戦2勝と
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⚽清水エスパルス プレーオフ決勝へ練習再開 「得点力の改善」テーマ
J2清水は28日、12月2日に行われるJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦(東京・国立競技場)に向けて練習を再開した。選手は引き締まった表情で約2時間にわたり汗を流した。 25日のプレーオフ準決勝山形戦は引き分けで突破できたものの、無得点に終わった。年間順位で相手を下回る東京V戦は勝利が必須となり、秋葉監督は「ゴールをどうこじ開けるか」を準備期間のテーマに掲げる。 ミーティングでは東京Vのプレー映像を見て狙いどころを確認。グラウンドでもペナルティーエリア内のシュート練習に時間を割いた。MF中山は「ゴールにもっと貪欲に。前線が結果を出すだけ」と意識を高める。 16日の練習中に頭部に球を受けて
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⚽12月2日決勝は清水ー東京V 国立で対決、サッカーJ1昇格プレーオフ
J1昇格プレーオフは26日、東京・味の素スタジアムで準決勝の残り1試合が行われ、今季J2で3位の東京Vが同6位の千葉を2-1で下し、12月2日に実施される清水(同4位)との決勝へ進んだ。東京Vは前半に中原と森田のゴールで2点をリード。後半に1点を返されたが、逃げ切った。決勝は東京・国立競技場で行われる予定で、引き分けの場合は年間順位で上位の東京Vが昇格する。 東京V 千葉に競り勝つ ▽準決勝(味スタ) 東京V(J2・3位) 2(2―0 0―1)1 千葉(J2・6位) ▽得点者【V】中原、森田【千】小森 ▽観衆 25150人 【評】東京Vが2得点で競り勝った。千葉の猛攻に耐えて迎えた
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⚽清水エスパルス 昇格プレーオフ決勝進出 心一つにゴール死守、山形と引き分け
サッカーJリーグ2部(J2)は25日、J1昇格プレーオフ準決勝を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。リーグ戦4位の清水エスパルスは同5位のモンテディオ山形と0-0で引き分け、リーグ戦順位のアドバンテージで12月2日に開催されるプレーオフ決勝に進出した。 清水は山形の厚みのある攻撃に苦しめられたが、GK大久保択生(34)の安定した対応を中心に最後までゴールを守った。決勝は26日に行われる東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉の勝者と対戦する。 ▶⚽写真特集 詳細はこちら ▽準決勝(アイスタ)観衆15742人 清水(J2・4位) 0(0―0 0―0)0 山形(J2・5位)
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【写真特集】⚽清水エスパルス J1昇格プレーオフ準決勝
山形に引き分けてJ1昇格プレーオフ決勝進出を決め、笑顔で声援に応える清水の選手 前半、シュートを放つ清水・乾(右から2人目) 前半、ゴールを狙う清水・岸本(右) 前半、相手の攻撃をはね返す清水・高橋(右) 前半、相手のシュートを防ぐ清水GK・大久保 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・大久保(右) 後半、相手の攻撃を懸命に防ぐ清水の選手 後半、清水・北川(左)が放ったシュートは惜しくも外れる 後半、相手の攻撃をはね返す清水・鈴木(中央) 後半、シュートを放つ清水・白崎(左) 後半、清水・カルリーニョス(左)が放ったシュートはポストに阻
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清水がJ1昇格プレーオフ決勝に進出
サッカーJリーグ2部(J2)の清水はJ1昇格プレーオフ準決勝を行い、山形と0─0で引き分けて12月2日のプレーオフ決勝への進出を決めた。
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⚽清水エスパルスきょうJ1昇格プレーオフ準決勝 秋葉監督「反発心持ち、勝って次へ」
J2清水は25日、ホームで山形とのJ1昇格プレーオフ準決勝に臨む。リーグ戦の年間順位のアドバンテージにより、4位清水は5位山形に対し、引き分け以上で決勝進出が決まる一戦。チームは24日、練習を完全非公開にして最終調整した。 リーグ最終節の3日後の15日からプレーオフに向けて再始動した清水。今週は試合3日前から練習を非公開にする徹底ぶりで、山形戦への準備を入念に進めてきた。24日にオンラインで取材対応した秋葉監督は「(自動昇格を逃した最終節からの)反発心を持ちながら、勝って次のステージに進みたい」と強調した。 清水にとっては初の昇格プレーオフの戦いとなるが、DF高橋、DF北爪、GK大久保ら
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⚽清水エスパルス 鍵は「前半」と「先取点」 25日にJ1昇格PO山形戦
J1昇格の残り1枠を懸けてJ2の3~6位で争うプレーオフが25日に始まり、4位の清水は同日にホームで5位の山形と対戦する。両チームの今季のデータからは、「前半」と「先取点」という勝負の鍵を握る二つのポイントが浮かび上がる。 清水は今季、前半でリードを奪った試合は15勝2分けと無敗。先行して折り返せば、リーグで2番目に失点の少ない守備力で安定した試合運びを実現してきた。先制した試合も18勝3分け1敗と高い勝率を誇るが、唯一の敗戦は前半終了間際に追いつかれた第40節熊本戦。前半の戦い方の重要性を物語る。 山形は先取した試合が17勝1分け1敗とリーグトップの勝率を記録する。また、後半31分
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⚽清水エスパルス J1へ、助っ人が道開く 25日から負けられない 昇格PO【しずスポ】
25日からJ1昇格プレーオフ(PO)が始まる。J2清水は同日午後1時、アイスタ日本平で山形と対戦する。勝利すれば12月2日、大一番のPO決勝に進む。 J2清水のFWチアゴサンタナ(30)、FWカルリーニョスジュニオ(29)、MFホナウド(27)のブラジル人トリオが、昇格POに回ったチームを救う。今季、主力として攻守を支えてきた3人。残り2試合も“助っ人”の本領を発揮し、J1復帰の道を開く。 攻守でブラジルトリオ 残り2戦も全力 今季の3人の貢献は光っている。42試合制のJ2リーグで、出場試合数はホナウドの39を筆頭に、チアゴサンタナ38、カルリーニョス36とフル稼
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⚽エスパルス下部組織出身5人 三島に交流カフェ開設へ 「地元への感謝、形に」資金募る
サッカーJ2大分トリニータの長沢駿選手(35)やJ1柏レイソルの犬飼智也選手(30)らJ2清水エスパルスの下部組織出身者5人が、静岡への思いや感謝を形にしようと、「HIGH FIVE(ハイファイブ)」プロジェクトを立ち上げた。地元住民と宿泊者が交流できる宿泊施設兼カフェの開店準備を三島市で進めている。長沢選手は「生まれ育った静岡の素晴らしさを全国の人にもっと知ってほしい」と話す。 清水でも活躍した2選手は県外チームに移籍後、地元への思いを表現する方法を模索。下部組織時代の仲間に相談する中、共通の趣味だったキャンプを切り口とした活性化策を考え、ツリーハウスのような内装のゲストハウスづくりを
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⚽清水エスパルスが練習再開 25日昇格プレーオフ山形戦へ 中身濃く2時間以上
J2清水は15日、J1昇格プレーオフの山形戦(25日、アイスタ日本平)に向けて練習を再開した。12日のリーグ最終節で自動昇格を逃したショックを振り払うように、選手たちは2時間以上にわたり汗を流した。 これまでのような休み明けの軽めのメニューとは異なり、フォーメーションを組んだ実戦形式の内容もこなす中身の濃い練習となった。最終節の水戸戦で前半に攻撃が機能しなかったことを踏まえ、後方からの組み立ての動きも確認した。 練習場の壁には、サポーター有志によって「前に進むしかない。皆信じてる。もう一度、共に」などと記された激励の横断幕が掲げられた。秋葉監督は「気持ちが沈みがちなところに粋なことをして
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⚽サポーター明暗 磐田の大逆転J1昇格に歓喜「未来見えた」 清水のPV会場はショック
サッカーJリーグ2部(J2)最終節の12日、宇都宮市に訪れた約3千人の磐田サポーターは2季ぶりとなる3度目のJ1復帰に「補強禁止のチームでよくここまで来た」と歓喜した。 サポーター歴8年の板倉一真さん(59)=浜松市中区=は「もう勝つしかない」と強い気持ちで会場に駆けつけた。プレーオフ(PO)を見据えながら「もしだめでもあと2試合楽しみが増えたと思い、勝ち上がればいい」と話していたが、清水エスパルスが引き分け。大逆転劇に喜びを爆発させた。 開門前の早朝から列に並んだのは、20年前から磐田を応援する会社員今泉雄貴さん(34)=磐田市=。今季の磐田について「補強禁止があって横内監督に代わり
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⚽清水エスパルスに悪夢、1点に泣く 水戸とドロー J2最終節
明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、前節まで2位だった清水は水戸と1-1で引き分け、最終的に4位でプレーオフへ進むことになった。プレーオフは25、26日に準決勝、12月2日に決勝を行い、清水は5位の山形と25日にアイスタ日本平で対戦する。 ②Ksスタ(2分け)▽観衆9219人 水 戸 11勝14分け17敗(47) 1(0―0 1―1)1 清 水 20勝14分け8敗(74) ▽得点者【水】安藤(9)【清】チアゴサンタナ(12) 【評】清水は終盤の反撃で勝ち越せず、水戸と引き分けた。 前半は相手に球を保持される時間が長く、守勢に回った。セットプレーを中心とした相手の攻勢には耐えたが、
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⚽決めた!J1昇格 磐田が栃木に2ー1、逆転で2位 清水は4位でプレーオフに
サッカーJリーグ2部(J2)は12日、栃木県のカンセキスタジアムとちぎなどで最終節11試合を行った。ジュビロ磐田は栃木SCを2-1で下して2位となり、逆転でJ1自動昇格を決めた。磐田のJ1復帰は2022年以来2季ぶり3度目。 磐田は前半24分に先制されたが、同41分にMFドゥドゥのミドルシュートで同点。さらに後半16分、MF松本昌也が頭で合わせて勝ち越した。 清水エスパルスは水戸ホーリーホックに1-1で引き分けに終わった。最終的に4位でプレーオフに進み、5位モンテディオ山形と25日にIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で対戦する。 ジュビロ磐田の沿革 1972年創部のヤマハ発動機サ
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⚽自動昇格争い決着へ J2最終節 清水「自力で勝ち取る」 磐田、逆転へ必勝期す
J2は12日に各地でリーグ最終節を行い、三つどもえとなった残り1枠のJ1自動昇格争いが決着する。自動昇格圏の2位清水は、敵地で17位水戸と対戦。勝てば無条件で、引き分けでも3位磐田と4位東京Vがともに引き分け以下で昇格が決定する。清水を勝ち点1差で追う磐田は、敵地での18位栃木戦で自動昇格に望みをつなぐ白星を目指す。清水と磐田は11日、完全非公開で最終調整した。 清水、クロス攻撃入念準備 水戸戦 清水は磐田、東京Vの結果次第で引き分けの場合でも昇格の可能性があるが、見据えるのは勝利のみ。秋葉監督は「自力で勝ち取る」と決意を込める。 今週の練習では、水戸の失点パターンで目立つクロス攻
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⚽清水エスパルス 2桁トリオ、昇格導く 前節ゴールそろい踏み 乾、チアゴサンタナ、カルリーニョス
J2清水のMF乾貴士(35)が前節大宮戦で今季10得点目を挙げ、FWカルリーニョス・ジュニオ(29)、FWチアゴサンタナ(30)に続く2桁ゴールに乗せた。前節はカルリーニョス、チアゴサンタナも得点し、攻撃をけん引してきた3人がそろい踏み。弾みをつけて、自動昇格を懸けた12日の最終節に向かう。 乾は2009年のC大阪(当時J2)時代以来、14年ぶりに大台に乗せた。チームトップのアシスト数も前節で10に到達する快挙。「2桁取れたのは良かったが、勝つことが全て」と個人の記録にはこだわりを見せず、昇格に王手をかけた前節の勝利を素直に喜ぶ。 チーム最多の15得点目となったカルリーニョスは、得点場
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⚽清水エスパルス 12日敵地水戸戦、パブリックビューイング開催
J2清水は6日、勝てば昇格が決まる12日の敵地水戸戦のパブリックビューイング(PV)をアイスタ日本平で開催すると発表した。スタジアムの大型ビジョンに試合映像を流し、来場者はバックスタンドで観戦する。午後1時キックオフで、開場は正午。入場無料で事前申し込み不要。
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⚽清水エスパルス 大宮に勝利、自動昇格に王手 J2第41節
明治安田J2リーグは4日、第41節の6試合が行われ、2位の清水は大宮を4―0、3位の磐田も水戸を5―0で下した。勝ち点は清水73、磐田72で自動昇格圏争いは最終節までもつれることになった。5日に栃木と対戦する4位東京Vにも自動昇格の可能性が残っている。清水に敗れた大宮は自動降格圏の21位が確定した。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆18431人 清水 20勝13分け8敗(73) 4(2―0 2―0)0 大宮 11勝6分け24敗(39) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(11)カルリーニョス(15)岸本(3)乾(10) 【評】清水は大宮を攻守で上回り、快勝した。 前半2分、チアゴサンタナがゴール前
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【写真特集】⚽清水エスパルス 大宮に完封勝利 J2第41節
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⚽清水エスパルス 勝てば昇格の可能性 4日、ホームで大宮戦【J2見どころ】
J2清水は4日、ホームで21位大宮を迎え撃つ。2位の清水が勝ち、今節で3位磐田、4位東京Vがともに敗れると、1試合を残して来季のJ1昇格が決まる。ただ、引き分け以下では自動昇格圏から転落する可能性があり、勝利必須の本拠地最終戦となる。 前節熊本戦は今季初の逆転負けを喫した。試合運びに課題を残した手痛い敗戦からどう立て直すか。秋葉監督は選手たちに「凡事徹底」を強調し、ミスが失点につながった前節からの変化を求める。 今週の練習では基本の4バックに加え、主に後半で用いる3バックのシステムでの攻守を念入りに確認した。大宮のロングボール、クロス攻撃への対策として「(守備網の)背後のケアや、はね返し
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⚽J2清水、「エスパルスニュース」2024年1月号で廃刊へ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスが、クラブ創生期から発行していた月刊の公式情報誌「S-PULSE NEWS(エスパルスニュース)」を2024年1月号を最後に廃刊する。 エスパルスニュースは1997年1月号から発行を開始。タブロイド判からA4判冊子へと形は変えながら、選手へのインタビューやOBコラム、下部組織の情報などを手厚く取り上げてきた。後援会員への配布のほか、書店などで販売。2021年3月号からは紙媒体での提供をやめ、デジタルブックに移行していた。 クラブは読者数の減少を廃刊の背景に挙げ、今後は公式アプリにコンテンツを集約してアプリの価値向上を図るという。
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⚽清水エスパルス 2戦連発中、好調のMF中山 自身のシーズン最多更新
J2清水のMF中山克広(27)が昇格争いの大詰めを迎えたチームの中で好調を維持している。前節熊本戦で2戦連発となる今季8ゴール目。すでに自身のシーズン最多得点を更新する活躍ぶりで、攻撃のけん引役の一人となっている。 熊本戦は前半26分、ペナルティーエリア中央右寄りで相手を背にしてパスを受けると、反転してシュートコースをつくり、右足で蹴り込んだ。「良いターンができて、あとは冷静だった」と振り返るように、ゴール前での落ち着きが光った。 「1点取ると続くことが多い」と自己分析するアタッカーにとって、前々節いわき戦での5カ月ぶりの得点に続く有言実行の連発弾だった。「チームのために頑張って、ご褒美
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⚽清水エスパルス DF 山原怜音 2【J's HERO】
普段の練習から積極的に攻撃に参加し、ゴールに向かうという意識を持つことで、試合の中でも点が取れる選手になれると思っています。 残りのシーズンでは、他クラブの試合結果はもちろん気になりますが、それよりも僕たちが勝ち続ければ必ず昇格できるはずです。とにかく目の前の試合に向けてしっかり準備をする。そして週末の試合に勝つ。そうすれば必ず良い結果が待っていると思うので、一日一日を大事にしていきたいです。
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⚽清水エスパルス まさかの3失点、 自動昇格へ足踏み J2第40節
明治安田J2リーグ第40節第1日は28日、5試合が行われ、2位の清水が1-3で熊本に敗れ、29日に試合のある町田のJ2優勝が決まった。残り2試合の清水は勝ち点70のままで、同78の町田を逆転する可能性がなくなった。自動昇格争いはわずか1点差で清水、磐田、東京Vが並ぶ大混戦となっている。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆13996人 熊本 12勝10分け18敗(46) 3(1―1 2―0)1 清水 19勝13分け8敗(70) ▽得点者【熊】阿部(1)平川(7)伊東(2)【清】中山(8) 【評】清水は今季最多タイの3失点を喫し熊本に逆転負けした。 立ち上がりから相手を押し込み、クロ
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⚽清水エスパルス 昇格前進へ3連勝狙う 28日、ホームで熊本戦【J2見どころ】
清水エスパルスは、28日にホームで18位熊本を迎え撃つ。前節いわき戦の大勝で2位を維持したチームは、自動昇格に前進する今季4度目の3連勝を狙う。 前節は前半で先行して優位に試合を運び、後半は途中出場の選手の躍動で畳みかける理想的な展開だった。「選手交代でチームがより良くなった。良い循環」とMF白崎。リーグ戦の大詰めを迎える中、チームにさらに活気が生まれている。 熊本には6月の前回対戦で勝利したものの、主導権を握られてシュート数でも上回られた。今週の練習では相手のパスワークを遮断するプレスを念入りに確認した。「したたかに、我慢強く勝っていく」と秋葉監督。先発の顔ぶれは前節と変わりなさそうだ
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⚽J1自動昇格、残り1枠 清水、磐田、東京Vの三つどもえの様相
明治安田J2リーグは22日の第39節で首位町田が3試合を残して自動昇格圏の2位以内を確定させ、来季のJ1昇格を決めた。自動昇格の枠は残り一つ。争いは2位清水、3位磐田、4位東京Vの三つどもえの様相を呈している。 第39節で清水はいわきに、磐田は徳島にそれぞれ敵地で快勝。清水と磐田の勝ち点差は2のままで、磐田は得失点差で3位に浮上した。東京Vも5位千葉との直接対決を劇的に制し、磐田と勝ち点で並んでいる。千葉は清水との勝ち点差が9となり、自動昇格は極めて厳しくなった。 残りの対戦カードを見ると、清水は全て下位チームとの戦いとなる。ただ、次節の熊本はまだJ2残留を決めておらず、次々節の大宮は
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⚽清水エスパルス 前節、北爪と岸本ゴール 交代選手の勢い期待
J2清水は前節いわき戦でDF北爪、岸本が得点し、途中出場の選手が13試合ぶりに結果を出した。秋葉監督は常に5人の交代枠を使い切り、メンバーを入れ替えながら試合を進めている。残り3試合でも交代で出た選手が勢いをもたらせるか。 前節は後半15分にピッチに立った北爪がチーム6点目を挙げ、同19分に投入された岸本は終了間際にCKからとどめを刺す7点目を決めた。北爪と同時に出場したFW北川は2アシストを記録。途中から出た選手のゴールは7月16日の第26節千葉戦のMFコロリ以来だった。 これまでの試合では終盤の展開によってむやみに攻撃的に出られないこともあり、「もどかしさがあった」と北爪は言う。前節
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⚽清水エスパルス 加藤と森重負傷で今季絶望
J2清水は24日、FW加藤拓己(24)が左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で全治10カ月、FW森重陽介(19)が右腓骨(ひこつ)骨折で全治3カ月の見込みとそれぞれ診断されたと発表した。2人は今季中の復帰が絶望的となった。プロ2年目の加藤は9月3日の練習試合中に負傷し、手術を行った。同じ部位の負傷は一昨年、昨年に続き3度目となる。プロ1年目の森重は今月18日の練習中に負傷した。
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⚽清水エスパルス 止まらぬ7発、ピッチ支配 J2リーグ第39節
明治安田J2リーグは21日、ハワイアンズスタジアムいわきで第39節1試合が行われた。2位の清水がいわきに7―1で大勝し、2連勝で勝ち点を70に伸ばした。 ②ハワスタ(清水2勝)▽観衆4801人 清水 19勝13分け7敗(70) 7(3―1 4―0)1 いわき 11勝11分け17敗(44) ▽得点者【清】中山2(7)原(1)山原(1)白崎(3)北爪(4)岸本(2)【い】谷村(7) 【評】清水は7得点を挙げていわきに圧勝した。 立ち上がりは相手の圧力を受けたが、前半11分に中山が抜け出して先制に成功。30分に再び中山が決めると、2分後にはCKから原がこぼれ球に合わせて3点差に広げた
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【写真特集】⚽清水エスパルス、いわきに7―1で大勝 J2第39節
【得点 11’ 中山克広、30’ 中山克広、32’ 原輝綺、59’ 山原怜音、62’ 白崎凌兵、75’ 北爪健吾、90+2’ 岸本武流】 前半、先制ゴールを決め祝福を受ける清水・中山(11) 前半、2点目のゴールを決めた中山を祝福する清水・乾(右) 前半、2点目のゴールを決め祝福を受ける清水・中山(11) 前半、2点目のゴールを決める清水・中山 前半、チーム3点目のゴールを決め祝福を受ける清水・原(奥中央) 前半、サイドライン際で相手GKをかわし攻め上がる清水・乾
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⚽清水エスパルス 2位維持へ先制点が鍵 21日、いわき戦【J2見どころ】
清水エスパルスは、21日に敵地で17位いわきと対戦する。前節の磐田とのダービーを制して2位に再浮上。J1自動昇格圏の維持に向け、連勝を狙う。 前節から2週間空いた中、14日には紅白戦を行ってチーム内の競争を促した。いわき戦に臨むメンバーに前節との大きな変化はなさそうだが、秋葉監督は「強度や集中力の高まりを感じる」と選手たちの奮起に期待する。 いわきは6月に監督交代があり、今の指揮官の下では7勝7分け4敗と勝ち越している。5月の前回対戦は清水がクラブ史上最多の9得点で圧勝したが、MF乾は「前線の選手もアイデアを出したりと手ごわい相手になっている」と警戒。必勝へ、早い時間帯での先制点を鍵に挙
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⚽清水エスパルス・白崎凌兵 運命の4戦へかじ取り役の決意 J1昇格、2位浮上で再び圏内【しずスポ】
1年でのJ1復帰を期して今季を戦っているJ2清水で、キーマンと言える役割を果たしているのがMF白崎凌兵(30)だ。「ピッチではボランチに全権がある」と秋葉監督がかじ取りを託すポジションで、主力としてプレー。“旗振り役”としての使命を全うし、チームに歓喜をもたらす決意だ。 4月に就任した指揮官は、試合中の選手たちの判断を尊重する考えを常々口にしている。その中心にいるのが心臓部を担うボランチ。白崎にはリーダーとしての振る舞いが求められている。 元々、「自分が中心となって攻守を動かす」と強い自覚を持つ司令塔だが、今は重みをより感じている。「試合の流れを読んで、何が必要
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⚽清水エスパルスに市船橋FW郡司加入内定
J2清水は12日、市船橋高のFW郡司璃来(18)の来季加入が内定したと発表した。 千葉市出身の郡司は名門の10番を背負う身長176センチのストライカー。今夏の全国総体ではチームの8強入りに貢献し、U-18(18歳以下)日本代表としてSBSカップにも出場した。 清水には8月に練習参加。関係者によると、複数のJクラブから誘いがあった中、清水入りを決めたという。クラブを通じて「小さい頃からの夢だったプロサッカー選手を伝統ある清水でスタートでき光栄」とコメントした。 清水の来季加入内定者は3人目。
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⚽JFAアカデミー福島V 清水ジュニアユース2位 サッカー・静岡国際ユースU―15大会
静岡国際ユース(U-15)サッカー大会(県サッカー協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援、スルガ銀行特別協賛)は最終日の9日、エコパスタジアムで2試合を行った。清水エスパルスジュニアユースが2-0でJFAアカデミー福島U-15を、全北現代モータースU-15(韓国)が1-0でチームFFF(静岡県代表U-15)をそれぞれ下した。 大会は3日間かけてリーグ戦方式で実施。3チームが2勝1敗で並んだが、総得点の差でJFAアカデミー福島が優勝した。県勢は清水ジュニアユースが2位、3敗のチームFFFが4位。海外チームを招いての開催は4年ぶりとなった。 清水ジュニアユース 2(1―0 1―0)0 JFA
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⚽「昇格」と「誇り」天王山 声援 1万8000人超 熱狂 J2静岡ダービー
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスとジュビロ磐田が7日、J1自動昇格圏を懸けて、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で激突した静岡ダービーは、1―0で清水に軍配が上がった。両チームのサポーターは終盤戦で迎えた大一番に大きな声援を送り、熱戦を盛り上げた。 入場券は販売直後に完売する人気ぶりで、今季同スタジアム最多となる1万8871人が集結した。 清水のサポーターが大部分を埋めたスタンドは、選手入場時にチームカラーのオレンジと紺色の紙で染め上げられ、ゴール裏の2階席には「勝利」の文字が浮かび上がった。 藤枝市出身で30年来のサポーターの沢崎貴将さん(42)は「ダービーは特別」と北
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【写真特集】⚽激しい競り合い、両サポーター熱狂 静岡ダービー
前半、競り合う両チームの選手 前半、磐田・ジャーメイン(中央)と競り合う清水・鈴木(右) 清水・磐田の両サポーターで埋め尽くされ今季の最多入場者数を更新したIAIスタジアム日本平 後半、磐田の攻撃を防ぐ清水の選手ら 後半、競り合う清水・乾(右から2人目)と磐田・山田(同3人目) 選手を鼓舞する清水サポーター 前半、前線へパスを出す磐田・山田(右) 静岡ダービーで選手に声援を送る磐田サポーター 後半、清水の厳しいマークに合う磐田・古川(中央) 後半、決定機を決められず天を仰ぐ磐田・古川 後半、磐田・後藤(中央)が頭でゴールを狙うが清
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⚽静岡ダービー J2清水が1―0で磐田に勝利 自動昇格圏2位に再浮上
サッカーJリーグ2部(J2)で清水エスパルスとジュビロ磐田が対戦する今季2度目の静岡ダービーが7日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた。J1昇格に向けた両チームにとっての大一番は清水が1―0で磐田を下し、磐田と入れ替わってJ1自動昇格圏の2位に再浮上した。清水のMF乾貴士(35)が決勝点を挙げた。 清水の勝ち点は67で首位町田との勝ち点差は4。磐田は4位に転落して勝ち点は65のまま。静岡県内3クラブが激突する三国決戦の最終戦だった。試合は静岡新聞社・静岡放送の総合メディアアプリをPRする「@S+(アットエスプラス)・シズサカマッチ」として開催された。 ②アイスタ(清水1勝1分
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⚽静岡ダービー7日キックオフ 清水エスパルスージュビロ磐田 自動昇格圏懸け大一番
J2清水と磐田がぶつかる今季2度目の静岡ダービーが7日午後2時から、アイスタ日本平で行われる。J1自動昇格圏を懸け、2位磐田と3位清水が勝ち点1差で激突する一戦は、今後を左右する大一番。リーグ戦通算成績は磐田が25勝8分け20敗とリードしているが、カップ戦含め直近10試合は清水が6勝2分け2敗と優位。両チームは6日、ともに非公開で調整した。 清水、3試合ぶり白星へ 試される修正力 磐田戦に向けて戦い方を確認する清水の選手たち=三保グラウンド 前節で連続無敗試合が14で止まり、J1自動昇格圏から転落した清水。勝てば再び2位に浮上できる宿敵との対決は、「昇格争いを占う大きなターニングポ
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清水桜が丘高×エスパルス 「コラボ弁当」 出来栄え上々
静岡市清水区の清水桜が丘高で5日、商業科2年の生徒が授業の一環でアイデアを出した、サッカーJ2清水エスパルスの試合などで販売するコラボ弁当やグッズの試作品確認が行われた。 28日試合会場で販売 弁当は区内の仕出し弁当「こう月」が試作。「ツナワカメごはん」や「富士山コロッケ」などが彩り鮮やかに盛り付けられたコラボ弁当を試食した久保田慶さん(17)は「自分たちが考えたお弁当が形になっている。いつものお弁当とは違う不思議な感覚」と笑顔。マフラータオルなどのグッズも図面で完成形を確認した。出た意見を踏まえて完成させ、今月28日にIAIスタジアム日本平で行われる試合で販売する。 選択授業「商品開発
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⚽藤枝MYFC 清水エスパルスに完勝 静岡三国決戦で初白星 J2第37節
明治安田J2リーグは30日、各地で第37節の4試合が行われ、藤枝が清水に2ー0で勝利し、今季の静岡県勢対決で初白星を挙げた。 ②藤枝サ(1勝1敗)▽観衆6288人 藤枝 12勝9分け15敗(45) 2(0―0 2―0)0 清水 17勝13分け7敗(64) ▽得点者【藤】矢村(5)横山(5) 【評】効果的に得点した藤枝が清水に完勝した。 開始早々から横山が切り込んでゴールを脅かすなど、藤枝が勢いよく試合に入った。相手の攻撃の圧力に耐えながら好機をうかがい、後半9分に結実。矢村の豪快なミドルシュートで先制に成功した。同25分にはバックパスした相手の隙を横山が突いて加点した。 清水は乾
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⚽藤枝MYFCー清水エスパルス 30日、静岡三国決戦【見どころ】
J2藤枝と清水の静岡県勢対決が30日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。15位の藤枝はさらなる浮上、2位の清水はJ1自動昇格圏維持と首位猛追を期してぶつかる一戦。両チームは29日、最終調整した。 藤枝 歴史的1勝を 今季最後の静岡勢対決に決意 4連敗の後、ここ3試合1勝2分けで残留争いから一歩抜け出た藤枝は、憂いなく真っ向勝負を挑む。清水、磐田にはまだ未勝利で、須藤監督は「静岡の序列を変えると言い続けてきた。クラブ史に残る1勝になる」と今季最後の三国決戦に強い決意を示す。 ミドルブロックを敷き柔軟に試合を進める戦い方が浸透しつつあり、先発は前節の布陣が基本になりそう。ボランチの水
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⚽清水エスパルス 今季最長の4戦連続無失点 好調支える鉄壁の守備
J2清水の守備力がクラブ記録を更新する14戦負けなし中と好調のチームを支えている。引き分けた前節甲府戦も相手にゴールを割らせず、連続無失点試合は今季最多の4に伸びた。 清水は36試合を消化してリーグ総失点数は27。1試合消化の少ない首位町田と並んで、リーグ最少だ。特に直近10試合はわずか4失点、7度の完封と安定感が増している。 要因の一つとして挙げられるのは前線からの守備。「超攻撃的、超アグレッシブ」を掲げる秋葉監督の下で戦い方の軸としてきた部分だが、3戦前から右MFに岸本を起用。右サイドバックが本職の俊足自慢を置くことで、敵陣での守りの強度をより高めた。 センターバックのDF高橋は「
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「『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」 小野が引退表明 J1札幌 清水商高出
日本サッカー史上、唯一と言える「天才」だろう。44歳の誕生日に今季限りでの現役引退を決めた小野は「39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」と説明。ボールを扱うのではなく、優しいタッチで自在に操ってみせた小野らしい言葉だった。 沼津市出身。同郷で中学時代から小野を知る山本昌邦さん(日本協会ナショナルチームダイレクター)は、「小さい頃から有名で、桁違いに上手だった」と懐かしむ。その名を一気にとどろかせたのは、強豪の清水商高時代。相手を手玉に取るドリブル、あとは決めるだけの完璧なラストパス、上から見渡すような広い視野で試合を支配する能力は同世
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⚽清水エスパルス MF竹内涼 6【J's HERO】
試合に出られない日が続いても、大事な試合で活躍することを常に考えています。それはタイミングを待つというより、いつもの練習や練習試合で、つかみ取りにいくという気持ちでやっています。やり続けて、戦い続けるのがプロ選手だと思うので、その部分を一日も忘れることはありません。 エスパルスサポーターのアウェーでも変わらない大きな応援を聞き、気持ちが高ぶらない選手はいないと思います。自分自身、満員でオレンジに染まる光景を見ると気合が入ります。勝負強さ、粘り強さ、勢いをチームにもたらしてくれているのは間違いなくサポーターの力だと実感しています。
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小野伸二選手引退へ 沼津出身、元日本代表の44歳 エスパルスでもプレー
サッカー元日本代表でJ1札幌のMF小野伸二が、44歳の誕生日を迎えた27日に今季限りでの引退を表明した。自身のインスタグラムに「今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」と記した。 1998年に静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から浦和入りし、99年の世界ユース選手権(現U―20W杯)では準優勝に貢献。当時、有望な若手がそろった「黄金世代」の筆頭格の選手として、フェイエノールト(オランダ)でも活躍した。 日本代表では18歳でワールドカップ(W杯)フランス大会に出場するなど3大会連続でメンバー入りし、国際Aマッチ56試合6得点。J1では206試合29得点。
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小野伸二選手引退 恩師らねぎらう「サッカー楽しむこと体現」
サッカー元日本代表でJ1札幌の小野伸二の現役引退を受け、出身地沼津市の恩師は「サッカーを楽しむことを体現した」と〝永遠のサッカー少年〟の長い現役生活をねぎらった。 「教えたことはすぐ吸収した」。小野が所属した今沢サッカースポーツ少年団の元監督で沼津サッカー協会の高木英大理事長(66)は小学生時代を振り返る。プロ入り後も親交は続き、フェイエノールト所属時に沼津市の選抜選手を連れてオランダを訪れた際は、子どもたちにチームグッズをプレゼントする後輩思いの一面も見せた。 「サッカーを楽しむ姿勢をサポーターにも見せてくれ、私も彼の成長を楽しませてもらった。よくやったと言いたい」と教え子をたたえた。
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⚽清水エスパルス ゴール遠く、甲府と引き分け J2第36節
明治安田J2リーグは24日、各地で第36節の残り5試合が行われ、2位の清水が甲府と0-0で引き分け、勝ち点64とした。 ②アイスタ(甲府1勝1分け)▽観衆15026人 清 水 17勝13分け6敗(64) 0(0―0 0―0)0 甲 府 15勝8分け13敗(53) 【評】清水はゴールが遠く、甲府と引き分けた。 コンパクトな守備陣形を敷く相手に、序盤から手を焼いた。ボール奪取からカウンター攻撃を受け、後手に回る展開。遠めからのシュートでもゴールを脅かされたが、GK権田が防いだ。 布陣を変えるなどの手を打った後半は押し込む時間が増えたものの、決定機は思うようにつくり出せず。途中投入さ
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⚽清水エスパルス 連続無敗記録更新へ 24日甲府戦【J2見どころ】
J2清水の見どころ 24日にホームで7位甲府を迎え撃つ。前節の勝利で今季初めてJ1自動昇格圏の2位に浮上。13戦負けなしとし、2009年のJ1時代のクラブ記録に並んだ。今節で今季4度目の3連勝と連続無敗記録の更新を狙う。 甲府は1巡目の対戦で0ー1と敗れた相手。前回失点を喫したカウンターや、セットプレーに警戒が必要だ。秋葉監督は「シーズンダブル(1季で2敗)を食らうようでは昇格できない」とチームを引き締める。 直近2戦の内容は攻守で充実していて、今節も継続したい。DF高橋は「個の力がある相手。質で負けないように」と語る。ボランチのMFホナウドはコンディション不良で今節も欠場が濃厚。代役の
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⚽清水エスパルス 久々出場の竹内 勝利に貢献 昇格へ終盤戦支える気概
J2清水のMF竹内涼(32)=浜松開誠館高出=が前節金沢戦で13試合ぶりにピッチに立ち、2位浮上を果たしたチームの勝利に貢献した。今季は思うように出番を得られていない中、大事な試合で健在ぶりを発揮。1年でのJ1復帰を果たした2016年を知るベテランが、大詰めの終盤戦を迎えたチームを支える。 前節は「チームを動かす、輝かせる部分を期待した」(秋葉監督)とボランチの一角として先発に起用された。前線に飛び出してシュートを放ったり、自陣で積極的にパスを受けたりと攻撃に関与。守備でも相手のカウンター攻撃を阻むなど、ピッチを退いた後半10分まで安定したプレーを見せた。 試合前、敵地のゴール裏を埋め尽
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⚽清水エスパルス 金沢に3発、ついに自動昇格圏2位浮上 J2第35節
明治安田J2リーグは17日、各地で第35節の残り3試合が行われ、清水は金沢に3―0で快勝し、勝ち点63で磐田を抜いてJ1自動昇格圏の2位に浮上した。 【評】清水は前節に続く3得点で金沢に完勝した。 前半8分、前線の積極的な守備からボールを奪い、カルリーニョスが流し込んで先手を取った。クロスバー直撃のシュートを打たれる16分の危ない場面をしのぐと、35分に白崎のクロスが相手のオウンゴールを誘って加点した。 後半24分にはチアゴサンタナが遠めから沈めて3点目。その後は攻めながらも要所を締め、3試合連続の無失点を達成した。 「もう一つ上へ」勢い 攻守がかみ合い、快勝でつかんだ今季リーグ
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⚽清水エスパルス 17日金沢戦、良い守備から攻撃で連勝へ【J2見どころ】
17日に敵地で21位金沢と戦う。3試合ぶりの白星となった前節は3発完封。攻守に充実した内容を継続し、3連敗中と苦しんでいる相手を退けたい。 前節の勝ち方に手応えをつかんだ秋葉監督は「あれを残り8回やろう」と呼びかけ、良い守備から攻撃につなげる戦いを意識付けてきた。一方で、「今一番良い選手を使う」と口にし、メンバーを入れ替えてボランチにはMF竹内を起用する可能性もありそうだ。 出場停止明けのFWカルリーニョスは徳島戦で足の違和感を抱えて途中交代したが、影響はなく状態は万全。前節で3試合ぶりに復帰し、アシストを記録したMF乾は「先制点を取れるか」と勝負の鍵を挙げる。
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⚽清水エスパルス・山原怜音 完全復活期す若きSB いざ秋の陣【しずスポ】
昇格争いの佳境を迎えたJ2清水のピッチに、頼もしい若手が戻ってきた。左足のかかとの負傷で2度にわたり離脱し、苦しいシーズンを送っていたDF山原怜音(24)。プロ1年目の昨季に大きなインパクトを残したホープが、J1復帰を目指すチームをさらなる上昇気流に乗せる。 2度の故障離脱 乗り越えて 8月12日のリーグ第30節山口戦。定位置の左サイドバックに、背番号2が立った。約4カ月半ぶりとなるリーグ戦出場。持ち味の攻撃参加を随所に見せながら、けがの影響を感じさせることなく60分間、上下動を繰り返した。交代後に味方が均衡を破り、勝利。自身がピッチに立った試合は昨夏から白星に恵まれていなかったこともあ
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⚽Jリーグ月間表彰に清水エスパルス勢
Jリーグは12日、8月の月間表彰を発表した。J2の月間MVPは清水のDF鈴木義宜が受賞。J2の月間優秀監督賞には清水の秋葉忠宏監督が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 前半3発、山形に快勝 J2リーグ第34節
明治安田J2リーグは9日、各地で第34節の9試合が行われ、清水は山形に3─0で快勝した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆12613人 清水 16勝12分け6敗(60) 3(3―0 0―0)0 山形 15勝3分け16敗(48) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(9)岸本(1)高橋(1) 【評】前半から攻撃が機能した清水が山形に快勝した。 前半15分、ペナルティーエリア手前左寄りからチアゴサンタナが左足でゴール右隅に鮮やかに流し込み、4試合ぶりに先手を取った。30分にはカウンターから岸本が沈めて加点。45分に高橋がFKを頭で合わせ、3点のリードで折り返した。 後半は得点こそ生まれなかっ
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⚽清水エスパルス 敵陣崩し3試合ぶり白星を 9日山形戦【見どころ】
9日にホームで9位山形を迎え撃つ。前節はスコアレスドローに終わり、首位町田、2位磐田との勝ち点差は縮まらず。J1自動昇格圏入りへ、3試合ぶりの白星を狙う。 直近2戦はセットプレーによる1得点のみと、流れの中からゴールを奪うのに苦しんでいる。今週は敵陣での崩しを想定した練習に時間を割き、連係、連動で打開するイメージを選手に意識付けた。 出場停止で2試合不在だったMF乾は先発復帰が濃厚。「得点に絡む仕事を」と攻撃の活性化役に名乗り出る。今節はチーム内得点王のFWカルリーニョスを出場停止で欠く。空席の中盤左サイドには右が主戦場のMF中山を練習で試していて、人選に注目だ。
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⚽清水エスパルス 新設指導ポストの中田氏「弱点なくす、強み生かす」 選手個々の能力向上へ
J2清水は8月、トップチームに新設の指導ポストとなるプレーヤーデベロップメントコーチを置き、元京都監督の中田一三氏(50)に委ねた。選手個々の能力向上を目的とした、新たな指導者配置の狙いは何なのか。 同コーチは、選手の技術や戦術理解などを高めることを目指す。J1神戸が昨年から若手に特化したヤングプレーヤーデベロップメントコーチを置くなど例はあるものの、国内で設けるクラブは限られている。 配置は秋葉監督の強い意向から実現した。期待するのは、首脳陣が求めるプレーを選手と共有するための橋渡し役。映像などを用いながらチームの戦い方に沿ったパフォーマンスかどうかをすり合わせ、改善を図っていく。秋葉
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地域の脱炭素を「アシスト」⚽清水エスパルス、環境教育に力
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスが、地元の企業などと連携して環境教育プログラムを展開している。脱炭素社会の実現を目指すクラブの取り組みの一環。知名度や発信力を生かし、サッカーと異なる分野でも地域貢献を図っている。 8月下旬、静岡市清水区三保の畑に親子連れが集まった。この日は6月に続く2回目のイベント開催。小学6年までの子どもと保護者を対象としたプログラムのテーマは、資源循環だ。 エスパルスの拠点がある三保は海に囲まれた地域。プログラムは海洋ごみ問題を出発点に構成された。参加者は海岸に落ちているプラスチックごみなどを実際に拾って現状を知った後、自然由来の原
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⚽J2清水エスパルス、昇格圏目前で足踏み 2戦連続ドロー
明治安田J2リーグは3日、各地で第33節の残り9試合が行われ、3位の清水は徳島と0-0で引き分けた。藤枝は栃木に0―2で敗れた。首位の町田は群馬と0-0で引き分け、勝ち点67。 ②アイスタ(2分け)▽観衆13299人 清 水 15勝12分け6敗(57) 0(0―0 0―0)0 徳 島 7勝16分け10敗(37) 【評】清水はゴールが遠く、徳島と引き分けた。清水は3分にカルリーニョスが決定機を迎えるなど、序盤から勢いよく試合に入った。時間が進むと相手に対応され始めたが、後半の立ち上がりに再び攻勢に出た。ただ、最後まで決め手を欠きネットを揺らせなかった。後半19分にはクロスを中央で蹴り込まれ
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⚽J2清水エスパルス 流れ崩さず白星狙う 3日ホームで徳島戦【見どころ】
3日にホームで17位徳島を迎え撃つ。前節の引き分けで連勝は4で止まったが、10戦無敗としてクラブのJ2記録を更新した。良い流れを崩さず、2試合ぶりの白星で勝ち点1差に迫った2位磐田に圧力をかけたい。 監督交代があった徳島は前節、新たな指揮官の初陣を白星で飾った。相手の戦い方が読みづらく、秋葉監督は「力勝負で挑む」と積み上げてきた自分たちの戦いに集中する。 DF高橋は体調不良で前節を急きょ欠場したが、すでに回復。「相手は(パスを)つなぐのがうまい。球際を全体で厳しく」と意識を高める。3戦連発中で好調のFWカルリーニョスは「自分が決めるという覚悟で」と得点での貢献を誓う。
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⚽清水エスパルス 今夏復帰のMF原、最終ライン支える 6戦連続出場中
J2清水に今夏復帰したMF原輝綺(25)がチームに適応し、最終ラインを支えている。出場可能となった7月22日の栃木戦から6試合連続出場中。スイスへの半年間の期限付き移籍を経て高まった勝利へのこだわりを前面に出し、躍動感のあるプレーを攻守で見せている。 前節秋田戦はDF高橋の直前の体調不良により、復帰後初めてセンターバックでの先発となった。ただ、守備的なポジションならどこでもこなせる器用さを発揮。優れた状況判断力を生かし、サイドバックや前線への配球で攻撃の起点をつくり、守備対応でも安定感が光った。 昨季までの清水での2年間と同様、ここまでの主戦場は右サイドバック。練習では同じポジションのス
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家康のまちPR 静岡市、エスパルス戦観客にオリジナルタオル 先着1万人
静岡市は「徳川家康が愛したまち静岡」をアピールするため9月3日、サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの試合が行われる清水区のIAIスタジアム日本平でオリジナルタオルを先着1万人に無料配布する。 タオルは縦40センチ、横110センチの大きさ。清水のマスコットキャラクター「パルちゃん」と、バスケットボール男子Bリーグ2部のベルテックス静岡公式マスコット「ベルティ」が家康の甲冑(かっちゅう)などを身に着けた特別デザインをあしらった。 静岡市をホームタウンとする両チームと、大河ドラマを通じた地域活性化を目指す「静岡市大河ドラマ『どうする家康』活用推進協議会」の3者との連携事業の一環。市の担
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⚽清水エスパルス 秋田にドロー 2位浮上ならず サッカーJ2第32節
明治安田J2第32節第2日(27日・ソユースタジアムほか=2試合)3位の清水は秋田と1-1で引き分け、勝ち点56とした。 ②ソユスタ(秋田1勝1分け)▽観衆4803人 秋田 9勝11分け11敗(38) 1(0―0 1―1)1 清水 15勝11分け6敗(56) ▽得点者【秋】OG【清】カルリーニョス(13) 【評】清水は先手を奪われたが追い付き、秋田と引き分けた。 序盤から試合の流れをつかめず、前半12分には相手のクロス性のボールがポストを直撃するなどゴールを脅かされた。 後半3分、相手CKの浮き球を処理しようとした権田がクリアしきれず、オウンゴールで先制点を献上。しかし28分、CK
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⚽J2清水エスパルス 27日秋田戦、5連勝へ辛抱強さ鍵【見どころ】
27日に敵地で13位秋田と戦う。前節の首位町田撃破で連勝を今季最多の4に伸ばした3位清水。勝ち点差2に迫っているJ1自動昇格圏浮上に向けて、5連勝を狙う。 秋田は前回対戦で0-1と敗れている相手。リーグで5番目に失点が少ない守りのチームで、今回も1点を争う試合となりそうだ。秋葉監督は「辛抱強くアタックできるか」を勝負の鍵に挙げる。 MF乾は2度目の累積警告で今節から2試合出場停止。不動のトップ下が不在の中、今週の練習では2トップの布陣と、トップ下にMF神谷を置く形を試した。2トップ候補のFW北川は「求められているのはゴールにつながるプレー」と自身の役割を見据える。
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⚽清水エスパルス チアゴ復調、ゴール量産へ 前節町田戦で3カ月ぶり得点 息子の手術乗り越えた“大黒柱”
頼れるストライカーが戻ってきた。J2清水のFWチアゴサンタナ(30)が前節町田戦で約3カ月ぶりのゴール。J1昇格を懸けた残り11試合に向けて、昨季J1得点王に輝いた助っ人に再びギアが入りそうな予感だ。 町田戦の後半39分だった。キックが武器のMF西沢が敵陣右サイドでボールを持つと、巧みに動き出してマークする相手DFの手前に入り込んだ。届いた高速の浮き球クロスを正確に頭で合わせ、豪快にネットへ。試合を決める勝ち越し点に、ゴール裏の観客とハイタッチして喜びをあらわにした。 7月上旬から約2週間、幼い息子ミゲル君の手術に伴い、チーム練習を離れた。「自分の人生の中でつらい時間を過ごしていた」。妻
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⚽清水エスパルス FWオセフン【J's HERO】
ストライカーとして結果を出すことはもちろん、チームに貢献するために、どうすればよいかを常に考えて試合に入っています。その意味では、自分が得点を取りたい気持ちを抑え、アシストを選ぶことでチームを勝利に導けることはとてもうれしいです。 試合をしている中で、仲間がゴールを決めてくれるという自信があるからこそ、そういったプレーの選択肢が生まれると思います。チーム全員でJ1昇格に向けて勝利を積み重ねられるように頑張ります。
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⚽いける!自動昇格圏 清水エスパルス、首位町田に逆転3ゴール サッカーJ2第31節
明治安田J2リーグは19日、各地で第31節の9試合が行われ、清水は町田に3─2で勝利した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆17989人 清 水 15勝10分け6敗(55) 3(1―2 2―0)2 町 田 19勝6分け5敗(63) ▽得点者【清】カルリーニョス(12)乾(8)チアゴサンタナ(8)【町】高橋(2)エリキ(18) 【評】清水は2点差をはね返して町田に逆転勝ちした。 前半4分にゴール前のこぼれ球を蹴り込まれて先制を許すと、23分にはクロスを流し込まれて追加点を献上。出ばなをくじかれた。 しかし、44分にこぼれをカルリーニョスが詰めて1点差で折り返すと、後半16分には乾がミドル
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⚽清水エスパルス 優勝へ望みつなげ 19日首位町田戦【見どころ】
19日にホームで首位町田を迎え撃つ。今季3度目の3連勝中で勢いに乗る3位清水と町田の勝ち点差は11。独走する町田を止め、優勝でのJ1昇格に望みをつなぐ白星を狙う。 今週は町田の戦いを想定し、クロスやロングボールの守備対応に時間を割いた。「気を付けるポイントは選手たちが理解してくれた」と秋葉監督。週前半は悪天候が続いたが、予定していた練習はこなし、準備に不安はない。 守備は3戦連続無失点中と安定しているだけに、期待したいのは攻撃陣の奮起。相手は堅守を誇るが、前節で8試合ぶりに先発復帰したFWチアゴサンタナは「調子は良い。自信がある」と5月以来となるゴールを誓う。
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⚽J2清水エスパルス 真価問われる連戦へ 「勝ち点3」で自動昇格圏狙う
J1自動昇格圏に肉薄した3位のJ2清水が、真価の問われる2連戦に臨む。19日にホームで迎え撃つ町田、27日に敵地で戦う秋田はともに前回対戦で負けた相手。「シーズンダブル(1季で2敗)を食らっては昇格は難しくなる」と秋葉監督が強調する中、雪辱を果たして2位以内入りへの大きな一歩にすることができるか。 清水は全チームとの1巡目の対戦を8勝7分け6敗で折り返した。町田には5月に1-2で、秋田には6月に0-1でそれぞれ敗戦。前半戦で黒星を喫した6チームのうち、8位群馬、11位千葉とはすでに2巡目を戦い、引き分けで連敗は逃れた。 特に難敵なのが次節の首位町田だ。1巡目の試合で最少のシュート数(7本
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⚽清水エスパルス 鈴木唯人の完全移籍を発表 デンマーク1部へ サッカーJ2
J2清水は13日、U-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)のデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定したと発表した。 神奈川県出身の鈴木は市船橋高(千葉)から2020年に清水に入団。リーグ第2節で先発に抜てきされると、1年目からシーズンを通して試合に絡んだ。2年目の21年には主力に定着し、J1初得点を記録。A代表の候補合宿にも参加した3年目は開幕から2戦連続ゴールを挙げ、前半戦はチームの攻撃の中心として活躍した。J1通算83試合5得点。 今年1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍し、3試合1得点。移籍期間の満了に伴い7月に清水に復帰し、J2リーグ3試合1得点を記録した
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⚽清水エスパルス 終盤の先制点で山口下す サッカーJ2第30節
明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、清水は山口に1─0で勝利した。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆14386人 清水 14勝10分け6敗(52) 1(0―0 1―0)0 山口 7勝11分け12敗(32) ▽得点者【清】カルリーニョス(11) 【評】清水は終盤に挙げた先制点を守り、山口を下した。 序盤から好機をつくったが、ゴール前で崩しきれない場面が目立った。後半もあと一押しの展開が続いたが、34分に乾のスルーパスを起点にカルリーニョスが仕留めた。 相手に反撃を許す機会は限られたが、ピンチはあった。前半40分に味方のパスミスから招いた場面は鈴木義が体を張りブロッ
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⚽J2清水エスパルス 鈴木唯人が合意 デンマーク移籍 1部ブレンビー
J2清水のMF鈴木唯人(21)が、デンマーク1部のブレンビーへの完全移籍で合意した。12日にブレンビーなどが発表した。契約期間は4年という。 パリ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表の中心として期待されるアタッカーで、今年1月からストラスブール(フランス)でプレー。移籍期間満了に伴って7月に清水へ復帰していた。
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⚽清水エスパルス 弱点突き3連勝狙う 12日山口戦【見どころ】
12日にホームで18位山口を迎え撃つ。前節で東京Vとの大勝負を制し、今季最高の3位に浮上。今節で先月以来の3連勝を狙う。 連勝はできているものの、直近3試合はいずれも1得点止まり。自慢の攻撃力を発揮するため、今週の練習では相手守備網の背後を突く狙いをあらためてチームで共有した。山口は最終ラインを高く設定した戦い方が想定され、秋葉監督は「突くべき弱点ははっきりしている」と語る。 MF鈴木唯が海外クラブへの移籍のためチームを離脱。前節で鈴木唯が務めた中盤のトップ下にはけがから復帰のMF乾が入りそうだ。「相手の裏に良いパスを送れるかどうか」と自身の役割を見据える。
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⚽清水エスパルス・主将鈴木義宜「闘将」体現 さあ終盤戦「J1復帰」背負いチームけん引【しずスポ】
J2清水のDF鈴木義宜(30)が、1年でのJ1復帰に向けて勝負の終盤戦を迎えたチームを引っ張っている。加入3年目の今季、単独で主将に就任。「より多くの試合で勝つために、できることは全てやりたいし、皆の支えに僕自身がなりたい」。人一倍の責任感を背負い、大役を担う。 言葉よりも、背中で示すリーダーだ。守備の要として黙々と体を張り、ゴールを守る。むろん、必要な場面では声を張り上げて味方を鼓舞する。普段の練習の中では、合流間もない選手のそばにそっと身を置くような気遣いも見せる。 念頭にあるのは、ベテランとしての振る舞い。「若手の目標や指針となれる存在であり続けたい」という思いが、自身を貫く。練習
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⚽清水エスパルス MF鈴木唯人「インパクト必要」 海外移籍向け、最後の練習
デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定的となっているJ2清水のMF鈴木唯人(21)が9日、正式契約の手続きのためにチームを離脱するのを前に、最後の練習に参加した。フランス1部ストラスブールに続く2度目の海外挑戦が近づき、「インパクトを残さないと」と決意を口にした。 フランスでは「環境が変わることで自分自身が成長できると感じた」という半年間を過ごした。さらなる飛躍へ、「練習から自分がどういう選手か見せていかないといけない」と新天地でのレギュラー争いを見据える。 U-22(22歳以下)日本代表の10番を背負い、来年にはパリ五輪も控える。「次のチームに行って全てが成功ではない。少しでも早く
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⚽J2清水エスパルス 新設コーチに元京都監督の中田氏
J2清水は9日、新設のプレーヤーデベロップメントコーチに元京都監督の中田一三氏(50)が就任したと発表した。 三重県出身の中田氏は現役時代、DFとして横浜フリューゲルスや福岡など計6クラブに所属してプレー。その後は指導者の道を進み、2019年には当時J2の京都を1季率いた。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)によると、選手個々の能力を高めることに重きを置いた指導を役割としていくという。
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⚽清水エスパルス、鈴木唯人チーム離脱へ 海外クラブへの移籍準備
J2清水は8日、MF鈴木唯人(21)が海外クラブへの移籍に向けた手続きと準備のため、9日にチームを離脱すると発表した。デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていて、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ見込み。鈴木唯は一般公開される9日の練習前に、来場者に向けてあいさつを行う予定。
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⚽清水エスパルス 鈴木唯人 移籍濃厚 デンマーク1部へ
J2清水のU-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)がデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていることが7日までの関係者への取材で分かった。正式契約に向けて近くチームを離脱する。 鈴木唯は1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍してリーグ戦3試合1得点を記録したが、完全移籍には移行せず7月に清水に復帰。ただ、再び海外でプレーする意欲を持ち続ける中、オファーが届いた。ブレンビーは11度のリーグ優勝経験を持つ、デンマークの強豪。
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⚽J2清水エスパルスの森重 マジョルカBチーム練習参加
J2清水は7日、FW森重陽介(19)が8~18日、スペイン1部マジョルカのBチームの練習に参加すると発表した。清水はマジョルカと選手の育成・強化を目的とした業務提携を昨年から結んでいる。
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⚽清水エスパルス 大勝負制し3位浮上 サッカーJ2第29節
明治安田J2リーグは6日、9試合が行われ、清水は東京Vとの上位対決を1-0で制した。両チームは勝ち点49で清水が得失点差の3位。 ②味スタ(清水2勝)▽観衆17802人 清水 13勝10分け6敗(49) 1(1―0 0―0)0 東京V 14勝7分け8敗(49) ▽得点者【清】鈴木唯(1) 【評】清水は前半に奪った1点を守り、東京Vを下した。 序盤から思い通りに敵陣に球を運べず、相手のカウンター攻撃を受ける劣勢の展開が続いた。しかし前半35分、鈴木唯がゴール前での好機を仕留めて先制に成功した。 システムを変えて臨んだ後半は流れを引き寄せて優位に試合を運んだ。16、31分にカルリ
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⚽J2清水エスパルス 3位浮上へ重要な一戦 6日、東京V戦【見どころ】
6日に敵地で3位東京Vと戦う。7月を6戦無敗で乗り切り、今季最高の4位に浮上して迎える一戦。勝てば勝ち点3差の相手と順位が入れ替わる、重要な直接対決だ。 前節は逃げ切りに成功したが、2戦続けて1得点の攻撃面はやや物足りない。東京Vは失点数が町田と並んでリーグ最少と守備が堅い。MF中山は前回対戦の得点が中央への縦パスから生まれたことを例に「真ん中の崩しやクロスの精度」を攻略のポイントに挙げる。 負傷離脱していたMF乾は今週の練習で完全合流したものの、まだ万全とは言えない状態。代わりに今節でトップ下に入る可能性があるMF鈴木唯は「やりやすい」というポジションで躍動を誓う。
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J2清水エスパルス リーグ戦の3分の2終了 自動昇格へより加速を
J2清水は7月29日のリーグ第28節岡山戦でシーズンの3分の2を消化した。ここまで12勝10分け6敗の勝ち点46で4位。J1自動昇格圏の首位町田を勝ち点11差、2位磐田を同5差で追う。昇格には3~6位によるプレーオフを勝ち抜く道もあるが、まずは2位以内入りへ、残り14試合での急加速は欠かせない。 4月の秋葉監督就任から8戦負けなしで一気に順位を上げた清水だったが、5月中旬の連敗などで足踏み。7月に入り昇格を争う長崎、大分を破るなど6戦無敗と持ち直し、今季最高の4位まで浮上した。 自動昇格の2位以内を狙う上では、厳しいデータがある。過去5年で自動昇格した計10チームのうち、28節終了時点で
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J2清水エスパルスの選手とハイタッチ! 子どもら大はしゃぎ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは2日から、子どもたちを対象に、練習後の選手たちとハイタッチで触れ合う企画を始めた。月内の練習の一般公開日に実施する。 初日は約50人の子どもたちが静岡市清水区の練習場「三保グラウンド」に集まり、練習後にグラウンドの隅に立って選手と手を重ねた。清水辻小6年の上原琥空君はお目当ての鈴木唯人選手(21)とハイタッチし、「楽しかった」と喜んだ。 感染症対策で練習場でのファンサービスを中止している中、夏休み中の子ども向けにできることを、と企画した。実施日は3、8、9、13、15、16、23、24、30、31。練習時間は13日は午前10時から、それ以外は午
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⚽J2清水エスパルスの斉藤 J3相模原へ 育成型期限付き移籍
J2清水は30日、FW斉藤聖七(22)=清水ユース出=がJ3相模原に育成型期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 流経大から今季加入した斉藤はここまでリーグ戦1試合とカップ戦3試合に出場していた。「自分を必要としてくれたクラブで活躍し、強くたくましくなって帰ってくる」とコメントした。
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⚽清水、先制点守り切る 岡山に1ー0 サッカーJ2第28節
明治安田J2リーグは29日、各地で第28節の10試合が行われ、清水は岡山に1ー0で勝利した。 ②アイスタ(清水1勝1分け)▽観衆12103人 清 水 12勝10分け6敗(46) 1(0―0 1―0)0 岡 山 8勝14分け6敗(38) ▽得点者【清】カルリーニョス(10) 【評】清水は先制点を守り切り、岡山を退けた。 立ち上がりに白崎が決定機を迎えるなど攻め込んだ。セットプレーでも圧力をかけたが実らず折り返した。 後半9分、CKをホナウドが頭で合わせてゴールを脅かすと、5分後にカルリーニョスが個人技で突破して先制に成功した。19分の鈴木唯のシュートはポストを直撃するなど追加点は奪え
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⚽岡山戦 3戦ぶり白星へ攻撃確認【J2清水 見どころ】
29日にホームで9位岡山を迎え撃つ。前節で引き分けて6位からの浮上はならず、J1自動昇格圏の2位との勝ち点差は5のまま。3試合ぶりの白星をつかみ、追い上げたい。 今週の練習では自陣での守り方を見直しつつ、「3点、4点と取れるチームに」(秋葉監督)と攻撃面の確認にも時間を割いた。先制しても勝ちきれない試合が2戦続いていて、FW北川は「追加点が必要」と勝負の鍵を挙げる。 前節で負傷交代したMF乾は公開された練習に参加していなく、出場は不透明。一方、今月上旬から家庭の事情で練習を離れていたFWチアゴサンタナは今週から復帰した。指揮官の選手起用に注目が集まる。
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⚽清水のカルリーニョス 3季ぶり2桁得点迫る「勝利のため」献身誓う
J2清水のブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオ(28)が3季ぶりのリーグ戦2桁得点に迫っている。今季はここまで中盤左サイドを主戦場にチームトップの9ゴールを記録。得点源として「責任を感じている。勝利のためにゴールやアシストができれば」と2試合白星のないチームへの献身を誓う。 前節栃木戦は体調不良から復帰し、2試合ぶりの先発だった。前半18分に左から中に切れ込んでシュートを放ったが、GKの正面。後半26分までの出場でシュートはその1本に終わり、チーム全体の戦いも含めて「チャンスをものにできなかったことは修正点」と振り返る。 加入1年目の2020年にJ1で10ゴールを挙げたが、21年は2点
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⚽清水エスパルス 昇格へ痛い足踏み 栃木とドロー J2第27節
明治安田J2リーグは22日、各地で第27節の7試合が行われ、清水は栃木に1-1で引き分けた。 ②カンセキ(清水1勝1分け)▽観衆9283人 栃木 6勝10分け11敗(28) 1(0―1 1―0)1 清水 11勝10分け6敗(43) ▽得点者【栃】山田(2)【清】鈴木義(2) 【評】清水は栃木に追い付かれて逃げ切れず、引き分けた。 序盤からスムーズに敵陣に前進し、ゴールに迫った。前半31分、CKから鈴木義のヘディングシュートで先制点を奪った。 後半開始からシステムに変化をつけて試合を運んだが、22分にクロスを中央で合わされて追い付かれた。今節から出場可能となった原、鈴木唯を早速
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⚽栃木戦 上位追走へ勝ち点3を【J2清水 見どころ】
22日に敵地で20位栃木と戦う。前節千葉戦は優勢に試合を運んだが引き分け。連勝は3で止まり、J1自動昇格圏の2位との勝ち点差は5に広がった。上位追走へ、勝ち点の取りこぼしは避けたい。 海外クラブへの期限付き移籍から復帰したMFの原と鈴木唯は今節から出場が可能となる。原はすでに約3週間の練習を積み、「コンディションが上がってきて良い状態」と秋葉監督。CBやボランチの要員としてメンバー入りもありそうだ。 前節は終盤に相次いで迎えた決定機をものにできなかったのが痛かった。出場停止明けとなるMF白崎は「攻撃に厚みをもたらし、得点に絡むようなプレーを」と意気込む。
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⚽原が昇格へのピースに 復帰MF「足りないところ補う」 栃木戦へ急ピッチ J2清水
J2清水のMF原輝綺(24)が、出場可能となる22日の栃木戦(カンセキ)に向けて調整のピッチを上げている。今月1日、スイス1部グラスホッパーへの半年間の期限付き移籍から復帰。「足りないところを自分が補えれば」とJ1昇格を目指すチームをさらに押し上げる“ピース”になる意気込みだ。 昨季まで一緒に戦った仲間が多く残るチームに戻り、汗を流す原の表情は豊かだ。「(性格は)ちょっと丸くなったと思う」。異国での経験がもたらした変化を漂わせつつ、本格的な練習に移れば引き締まった顔でボールと向き合う。 速さや体の強さといった身体能力に優れる選手が集う欧州のリーグで半年間もまれた。
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⚽J2清水エスパルス 復帰の鈴木唯人「チームに良い影響を」 貢献誓う
フランス1部ストラスブールへの期限付き移籍からJ2清水に復帰したMF鈴木唯人(21)が19日、取材に応じた。14日にチームに合流したアタッカーは22日の次節栃木戦(カンセキ)から出場が可能となり、「自己の成長のためにプレーできればチームにもプラスの影響をもたらせる」と貢献を誓った。 フランスでの半年間でリーグ戦3試合に出場して1得点。デビュー戦でゴールを決めて強い印象を与えたものの、出場機会は思うように増えず、「まだまだだと思った。もっと成長できることがたくさんあると気付かされた」と振り返る。 実戦からは約1カ月遠ざかっているが、「やっていけば慣れる」とコンディションづくりに汗を流す。自
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⚽清水エスパルス DF北爪健吾【J's HERO】
アイスタでプレーできるというのは大きな喜びです。でも、ただプレーするだけで満足することはありません。エスパルスサポーター・ファミリーの皆さんに勝利を届けること。皆さんと一緒に勝利を分かち合って「勝ちロコ」をするまでが仕事と思っています。 いつも最高の雰囲気をつくっていただけているので、その気持ちにしっかりと応えられるよう覚悟を持って、これからもプレーしていきます。
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⚽国立にオレンジ旋風 清水主催試合 4万7628人、J2最多入場者数更新
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは16日、ホーム試合のリーグ第26節ジェフユナイテッド千葉戦を東京都新宿区の国立競技場で開催した。2-2の引き分けに終わった試合は4万7628人を集め、J2リーグの最多入場者数を更新した。 国立競技場での清水の主催試合は2年連続。J1だった昨年の5万6131人には及ばなかったが、2003年11月にアルビレックス新潟が記録した4万2223人のJ2最多を塗り替えた。客席を埋めた清水のサポーターは大声援で選手を後押しした。 試合前にはJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏と野々村芳和チェアマン(清水東高出)のトークショーも行われた。川淵氏は「地元に応援され
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⚽清水エスパルス 千葉とドロー、攻守に課題 J2リーグ第26節
明治安田J2リーグは16日、各地で第26節の8試合が行われ、清水は千葉と2-2で引き分けた。 ■〝鬼門〟国立で勝ちきれず 先制も直後ふいに J2史上最多となった観衆の大声援もむなしく、清水は引き分け止まり。この日の本拠地となった国立には試合後、ため息とブーイングが混じり合い、主将のDF鈴木義は「(サポーターの)思いも含めて勝利が使命だったと思う」と唇をかんだ。 千葉は5月の前回対戦で0-1と敗れ、8戦無敗の勢いを止められた相手。「成熟度が上がったと思えるゲームをしていかないと」(秋葉監督)と迎えた一戦だった。 試合の入りは上々だった。前半15分、MF神谷がペナルティーエリア左寄りか
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⚽千葉戦 聖地・国立で今季初4連勝狙う【J2清水 第26節見どころ】
16日にホーム試合として東京・国立競技場で15位千葉と対戦する。清水は前節で3連勝とし、6位に上昇。J1自動昇格圏の2位に勝ち点3差と射程圏内に捉えた。さらなる浮上へ、聖地で今季初の4連勝を狙う。 5連戦を終え、まとまった準備時間を確保できた今週は攻守のクロス対応などを確認。千葉との前回対戦で相手のロングスローを起点に失点したこともあり、秋葉監督は「守備の1対1は前でやられないこと」と求める。 千葉は無得点で敗れた数少ない相手。同じ轍(てつ)を踏まないよう、「勝負どころで決めきれるか」とMF西沢は言う。4万人以上の大観衆が見込まれる中、期待に応える戦いを見せたい。
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⚽清水エスパルス乾「勝利が一番」 次節“新国立”、初の4戦連発へ
J2清水のMF乾貴士(35)が絶好調だ。前節大分戦で2得点し、3試合連続ゴール中。16日の次節千葉戦でも決めれば自身初のプロでの4戦連発となる。本人は「誰がとっても1点は1点。とにかくチームが勝てることが一番」と個人の記録には関心を示さず、勝利への貢献に集中する。 大分戦はチームの全得点を挙げる活躍ぶり。特に決勝点となった2点目は「スルーパスを通すか迷ったが、相手もあまり出てこなかったので思い切って打ってみようかな」とペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、枠の外から巻き込むようにゴール右上に突き刺した。 大分戦の前日は愛息の誕生日だった。「息子が入れさせてくれたのかな」と謙遜するが、
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⚽清水FC55年 エスパルス誕生の背景 歴史的チームの姿に迫る
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは16日、ホーム試合となるリーグ第26節ジェフユナイテッド千葉戦を東京・国立競技場で開催する。クラブはエスパルス誕生の背景となったチーム「清水FC」の誕生から55年を記念した事業に今回の試合を位置付け、トークイベントや特製グッズの配布などを行う。 清水市(現・静岡市清水区)の少年選抜チームとして無類の強さを誇り、サッカー王国・静岡を印象付けた清水FC。指導者として携わった綾部美知枝さん(74)、清水FC出身でエスパルスを代表する選手の一人として活躍した大榎克己氏(58)の2人のインタビューから歴史的チームの姿に迫る。 清水FC 清水市(現・静岡市清
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⚽清水エスパルス 鈴木唯がチーム復帰 仏1部期限付き移籍満了で
J2清水は13日、フランス1部ストラスブールに期限付き移籍していたU-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)が移籍期間の満了に伴い、清水に復帰すると発表した。14日にチームに合流する。 鈴木唯は1月に半年間の期限付きでストラスブールに移籍。デビューとなった4月のアジャクシオ戦では途中出場から華麗な個人技で初ゴールを記録し、結果を残した。ただ、その後も出場機会は思うように増えず、リーグ戦3試合1得点に終わった。関係者によると、契約にはストラスブール側に買い取りのオプションが付いていたが、完全移籍には移行しなかった。 鈴木唯はクラブを通じて「一日一日を無駄にせず、常に向上心を持って頑
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⚽清水エスパルス FWディサロ、湘南に移籍へ サッカーJ2
J2清水のFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(27)がJ1湘南に完全移籍することが決定的となった。12日までの関係者への取材で分かった。近く発表される。 東京都出身のディサロは、得点能力に優れるストライカーとして当時J2の北九州から2021年に清水に完全移籍で加わった。昨季途中にはJ2山形に期限付き移籍し、復帰した今季はここまでリーグ戦17試合3得点。第3節長崎戦でチームの今季初得点を挙げるなど序盤戦は主に先発で出場機会を得ていたが、最近は途中出場やベンチ外が多くなっていた。
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⚽清水エスパルス 大分に競り勝つ J2リーグ第25節
明治安田J2リーグは9日、各地で第25節の11試合が行われ、清水は大分に2-1で勝利した。 ②レゾド(清水1勝1分け)▽観衆9946人 清 水 11勝8分け6敗(41) 2(1―0 1―1)1 大 分 12勝6分け7敗(42) ▽得点者【清】乾2(7)【分】松尾(2) 【評】清水は大分との競り合いを制した。 序盤に清水が試合を動かした。前半10分、乾が相手GKから球を奪って流し込み、先制に成功。徐々に相手に盛り返され、34分にはゴール前でシュートを浴びたが、権田が連続セーブで防いだ。 後半の入りで相手の勢いを受けると、5分にクロスを中央で合わされて追い付かれた。しかし18分、乾の
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⚽昇格へ落とせない対決 大分戦【J2清水 第25節見どころ】
9日に敵地で3位大分と戦う。前節で5月以来の連勝を果たして7位を維持し、上位との差を縮めた。大分との勝ち点差は4。昇格を争う相手との負けられない直接対決だ。 前節は序盤に先手を取り、勝ちパターンに持ち込んだ。高い守備意識で試合に入るプランも徹底され、MF白崎は「うまく相手の良さを消しながら、自分たちで(守りの)スイッチを入れる意識を持って臨めた」と語る。 大分は直近5試合で複数得点がない。相手に付け入る隙を与えない試合運びをしながら、2戦連続3得点と好調な攻撃力を発揮したい。秋葉監督は「受けるのではなく、チャレンジャーとして向かっていけるか」と攻めの姿勢を強調する。
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⚽清水エスパルス 5月以来の連勝 J2リーグ第24節
明治安田J2リーグは5日、各地で第24節の11試合が行われ、清水は敵地で仙台に3-0と快勝した。 ②ユアスタ(清水1勝1分け)▽観衆9124人 清水 10勝8分け6敗(38) 3(2―0 1―0)0 仙台 8勝7分け9敗(31) ▽得点者【清】カルリーニョス2(9)乾(5) 【評】清水は攻守で仙台を上回り、快勝した。 前半11分、CKからカルリーニョスが詰めて幸先よく先制点を奪った。8分後には相手の自陣でのパスを北川がカットしてつなぎ、乾が右足で巧みに流し込んで加点した。 後半に入っても主導権を渡さず、9分に乾の折り返しを再びカルリーニョスが決めてリードを広げた。終盤は押し込まれ
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⚽仙台戦 総合力で連勝を狙う【J2清水 第24節見どころ】
5日に敵地で12位仙台と対戦する。前節長崎戦で3試合ぶりに白星をつかんだ清水は、昇格プレーオフ圏の6位との勝ち点差を2に縮めた。今節で5月以来の連勝を果たし、7位からプレーオフ圏内への浮上を図りたい。 仙台は直近4戦勝利がないが、秋葉監督は「力を持っている選手が多い」と警戒。まずは積極的な守備から入ることを選手と共有し、勝負の鍵となる先制点を奪われない試合運びを描く。 長崎戦で途中出場から決勝点を挙げたFW北川は「途中から出た選手が力を発揮するのはチームが良い方向に進むために必要なこと」と語る。中3日で先発の入れ替えが見込まれる中、今節も控えを含めた総合力で上回りたい。
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⚽J2清水 今季リーグ戦2分け3敗 “鬼門”の水曜日、初勝利なるか 5日仙台戦
J2清水が5日の仙台戦(ユアスタ)で、水曜開催のリーグ戦での今季初勝利を目指す。ここまでミッドウイークのリーグ戦は2分け3敗。水曜の試合は仙台戦が今季最後となり、“鬼門”を白星で締めくくり、さらなる浮上に弾みを付ける。 最初は今季リーグ初黒星を喫した3月の群馬戦だった。4月と5月の仙台、徳島との試合は1-1の引き分け。5月の千葉戦と先月の秋田戦はともに0-1で敗れた。5試合全てが1得点以下と、リーグトップの総得点を誇る自慢の攻撃力が発揮できていない。 中2、3日の連戦で組み込まれる水曜の試合は、選手の疲労度合いを踏まえたメンバー選考が首脳陣の悩みどころになる。「厚
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⚽J2清水 復帰の原が練習合流「守備で役割果たす」
スイス1部グラスホッパーへの期限付き移籍からJ2清水に復帰したMF原輝綺(24)が3日、全体練習に合流した。J1昇格を目指すチームの一員として、「まずは守備で役割を果たし、プラスアルファで何かを示していけたら」と意気込みを語った。 グラスホッパーでの半年間でリーグ戦12試合に出場した。初の海外リーグで感じたJリーグとの違いについて「強さとスピード」と話し、スイスでは「少しでも遅れれば置いていかれる。緊張感のある(中で)試合ができた」と振り返る。 市船橋高(千葉)の先輩でもある秋葉監督の下で、「センターバックの方がイメージが湧く」と活躍の場を思い描く。まだ一部別メニューでの調整で、「しっか
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⚽清水エスパルス 3試合ぶり白星 サッカーJ2第23節
明治安田J2リーグは1日、各地で第23節の9試合が行われ、清水は長崎に3-2で下した。 ②アイスタ(清水1勝1分け)▽観衆9900人 清水 9勝8分け6敗(35) 3(2―0 1―2)2 長崎 11勝5分け7敗(38) ▽得点者【清】カルリーニョス(7)乾(4)北川(4)【長】フアンマ(13)沢田(1) 【評】清水は試合終了間際の決勝点で長崎に競り勝った。 前半は試合を優位に進めた。14分、カルリーニョスがゴール左から流し込んで先制に成功した。28分にはCKから鈴木が頭でつないだ球を乾が蹴り込んで加点した。 後半は一転して相手に流れが傾いた。16分に自陣左サイドを破られて失点すると、
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⚽MF原、J2清水に復帰 スイス1部グラスホッパーから
J2清水は30日、スイス1部グラスホッパーに期限付き移籍していたMF原輝綺(24)が清水に復帰すると発表した。選手登録期間の関係で、試合に出場できるのは7月22日のリーグ第27節栃木戦から。背番号は70。 原は1月から半年間の期限付きでグラスホッパーに所属し、リーグ戦12試合に出場した。グラスホッパー側からは移籍期間の満了とともに退団することが伝えられていた。 原は「(海外に)行かないと分からないことを経験し、肌で感じることのできたこの半年を無駄にしないよう精いっぱい頑張る」とクラブを通じてコメントした。1日からチームに正式合流する。 サイドバックやセンターバックといった複数の守備的な
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⚽長崎戦 先制点が勝負の鍵の一つ【J2清水 第23節見どころ】
1日にホームで4位長崎を迎え撃つ。28日の秋田戦で痛い敗戦を喫し、プレーオフ圏と勝ち点5差の7位。昇格を争う上位グループとこれ以上離されないために、是が非でも勝ち点3が欲しい。 秋田戦は18本のシュートを放ったが、リーグ戦6試合ぶりとなる無得点に終わった。MF中山は「クロス中心で、真ん中から崩せていない」と攻撃の改善点を口にする。 長崎は連勝中と勢いがあり、得点ランキング1位タイのFWフアンマらを擁する攻撃力には警戒が必要だ。「一度のミスもないように」と秋葉監督。勝利のない直近2戦はどちらも先に相手に点を奪われていて、先制点は勝負の鍵の一つになりそうだ。
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⚽清水エスパルス 秋田に手痛い一敗 J2リーグ第21節
明治安田J2リーグは28日、第21節の2試合が行われ、清水は秋田に0-1で敗れた。 ①アイスタ▽観衆6231人 秋田 8勝6分け8敗(30)1(0―0 1―0)0 清水 8勝8分け6敗(32) ▽得点者【秋】斎藤(1) 【評】清水は最後までゴールが遠く、秋田に逃げ切られた。 人数をかけて守る秋田を前に、攻撃の形をつくり出せず。相手が強みとするセットプレーでゴールを脅かされた。後半4分にはスローインの流れから抜け出され、先制点を献上した。 追う展開となって攻勢を強め、チアゴサンタナらが次々にシュートを放ったが、ゴールを割れず。終了間際には北爪のミドルシュートが無情にもクロスバーをたた
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⚽秋田戦 好機仕留められるか【J2清水 見どころ】
28日にホームで14位秋田を迎え撃つ。今節はルヴァン杯開催に伴う未消化の一戦。勝っても順位は7位から変わらないが、勝ち点差4のプレーオフ圏にできるだけ近づきたい。 秋田は総得点がリーグ最少の17。ただ、セットプレーの占める割合が高く、非公開で行った前日練習では対応を入念に確認したという。ロングボールを多用する相手に対して、思い通りに主導権を握れない展開も予想される。秋葉監督は「少ないチャンスでもしっかり仕留められるように」と選手に求める。 警告の累積で今節はMF乾が出場停止。司令塔を欠く戦いとなるが、DF北爪は「貴士君(乾)だけじゃない、というのを他の選手が見せないと」と奮起を誓う。
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⚾清水エスパルスのホーム戦 2試合日程変更 サッカーJリーグ
Jリーグは27日、9月20日に開催予定だったJ2リーグ第34節清水-山形(アイスタ日本平)を同9日に、11月8日に予定していたJ2リーグ第41節清水-大宮(同)を同5日にそれぞれ変更すると発表した。清水がルヴァン杯で敗退したため。
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⚽得点、得失点差1位でも…清水前半戦7位 昇格へ試合運び課題
J2清水は25日の群馬戦でリーグ戦の半分を消化した。成績低迷による監督交代などつまずきもあり、折り返し時点での勝ち点と順位はともに、2位でJ1昇格を果たした2016年を下回る。ここまで得点数や得失点差はリーグトップを誇るだけに、後半戦に向けて改善すべき課題は試合運びと言える。 清水は21試合を終えて勝ち点32(8勝8分け5敗)の7位。消化試合数が1少ないものの、自動昇格圏の首位町田と勝ち点15、2位大分と勝ち点9の差をつけられている。過去に唯一J2を経験した16年が前半戦終了時点で勝ち点34(9勝7分け5敗)の6位だったことを考えても、現状が望ましい位置ではないことは明らかだ。 昨季のJ
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⚽清水エスパルス、群馬に優勢も引き分け サッカーJ2第22節
明治安田J2リーグは25日、各地で第22節の3試合が行われ、清水は群馬に1-1で引き分けた。 ②正田スタ(群馬1勝1分け)▽観衆4924人 群馬 8勝7分け7敗(31) 1(1―1 0―0)1 清水 8勝8分け5敗(32) ▽得点者【群】北川(2)【清】北川(3) 【評】清水は優勢に試合を運んだが、群馬と引き分けた。 試合の入りでつまずき、前半10分に隙を突かれて先制を許した。しかし26分、北川の鮮やかなミドルシュートで追い付いた。 主に右サイドを起点にゴールに迫った攻撃も、後半はペースが落ちた。布陣変更や前線の選手の投入で圧力を強めたが、相手の粘り強い守りを攻略できず。終了
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⚽勝負強さ求め雪辱へ 群馬戦【J2清水 見どころ】
25日に敵地で12位群馬と戦う。リーグ戦の折り返しとなる21試合目。現在7位の順位を一つでも上げて後半戦に突入したい。 クラブは秋葉監督就任以降に行っていた、全ての練習を公開する方針を今週から転換。試合前日の練習を完全非公開とし、情報戦への“警戒モード”の中で試合に備えた。 群馬は3月の前回対戦で今季リーグ最多の3失点を喫し、苦杯をなめた相手。秋葉監督は「シーズンダブルを食らっては昇格は難しくなる。したたかさを出したい」と選手たちに勝負強さを求める。 18日のルヴァン杯浦和戦でゴールを決めたFW北川は練習でも軽快にネットを揺らし、好調を維持。公式戦2戦連発を狙う
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⚽J2清水昇格へ “レジェンド”市川コーチ導く セットプレーなど担当
J2清水のコーチに今季から就いている元日本代表DF市川大祐氏(43)が、1年でのJ1復帰を目指すチームを支えようと奮闘している。セットプレーの攻撃面や一部の練習メニューの指揮などを担い、いまだ健在のキック技術の指導にも力を注いでいる。 全体練習後、DFやGKの選手のキック練習に市川コーチが付き添う姿はよく見られる光景だ。「ボールを受ける選手が背後を突く動きをしているのに逃している場面がある。ボールの質や種類を含め、これから(練習を)やっていくことが重要と思って」。試合や練習での気付きを踏まえ、現役時代にクロスの名手として鳴らした技術を惜しみなく選手たちに伝えている。 意識しているのは、「
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⚽清水エスパルス 浦和とドロー 1次L突破ならず サッカールヴァン杯最終節
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、各地で1次リーグ最終節が行われ、B組の清水は浦和と1-1で引き分け、1次リーグでの敗退が決まった。 1次リーグB組▽観衆10229人 ②アイスタ(2分け) 清水 2勝2分け2敗(8) 1(1―0 0―1)1 浦和 1勝5分け(8) (浦和は準々決勝進出) ▽得点者【清】北川(1)【浦】明本(1) 【評】清水は前半の先制点を守り切れず、浦和と引き分けた。 主導権が行き来する展開の中、守備で耐えて流れを渡さなかった。前半10分にはクロスから中央で合わされたが、大久保が好セーブ。すると33分、北川のミドルシュートで先制に成功した。 しか
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⚽清水、攻撃の精度が勝負の鍵/磐田、リーグ戦に弾みつけられるか ルヴァン杯最終節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、1次リーグ最終節10試合を行う。1勝4敗で既に1次リーグ敗退が決まっているA組4位の磐田は敵地で同2位の札幌と対戦。2勝1分け2敗でB組首位タイの清水は、1次リーグ突破を懸けて同順位の浦和をホームで迎え撃つ。1次リーグは各組の1位と、2位のうちの成績上位3チームが通過する。 磐田 札幌戦 難敵攻略へ隙突けるか 磐田は今週リーグ戦がないため、これまで出場機会が少なかった選手と主力級の混成になりそうだ。横内監督は「J1の中でも一番点を取っている難しい相手をどう抑えるか」と難敵攻略に方策を練る。相手の隙を突いてゴールをこじ開けて最終戦を飾り、リーグ戦に
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⚽9季ぶり古巣復帰 対人能力健在33歳 清水エスパルスの壁DF吉田豊【しずスポ】
J2清水のDF吉田豊(33)が、プロ16年目を迎えた今季も健在だ。9季ぶりに復帰した古巣で、サイドバックの主力を張る。強みとする対人守備能力をいかんなく発揮し、チームを支えている。 守備に魅了された“いぶし銀” もっと「完璧に」プロ16年目 進化は続く 前進する相手との間合いを計り、隙を見て低い重心から体を入れ、当たりの強さでボールを奪い取る-。「完璧に近づけたい」と本人はさらなる高みを求めるが、対戦相手から嫌がられる、吉田の真骨頂だ。 高校時代はドリブル自慢のサイドアタッカー。世代別代表でサイドバックとして起用されたことを契機に、プロ生活を始めた甲府でも定位置
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⚽清水エスパルス 6月末までファンサービス中止
J2清水は14日、三保グラウンドでの練習後のファンサービス対応をチーム事情により6月末まで中止すると発表した。練習の見学はこれまで通り可能。
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⚽静岡県内J4クラブが児童招待 7月ホーム戦「最高の思い出を」
サッカーJリーグの静岡県内4クラブは7月に県内の小学校に通う児童と保護者をホームゲームへ招待する企画「ふじのくにスポーツふれあいパスポート」を実施する。4クラブの代表者が13日、県庁を訪れ、池上重弘教育長に報告した。 企画はコロナ禍だった2021年に始まり今年で3年目。訪問したのは、J2清水エスパルスの山室晋也社長、ジュビロ磐田の浜浦幸光社長、藤枝MYFCの徳田航介社長、J3アスルクラロ沼津の高島雄大社長、静岡県民共済生活協同組合の渡辺隆一理事。 山室社長は「Jリーグの素晴らしさを体験できる。最高の思い出をつくって」とPR。浜浦社長は「パフォーマンスで感動を共有できるところを見せたい」と
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⚽J2清水 終盤に決勝点 熊本に1ー0 リーグ第20節
明治安田J2リーグは11日、各地で第20節の11試合が行われ、清水は熊本に1-0で勝利した。 ①えがおスタ▽観衆6484人 清水 8勝7分け5敗(31) 1(0―0 1―0)0 熊本 7勝6分け7敗(27) ▽得点者【清】カルリーニョス(6) 劣勢をはね返す 清水は終盤に均衡を破り、劣勢の時間が長かった試合をものにした。敵地での連敗を3で止めるリーグ戦2試合ぶりの白星で、7位に順位を上げた。 リーグ戦9試合連続出場中だったMF乾が欠場となり、FWオセフン、チアゴサンタナの2トップの布陣で臨んだ。しかし、熊本の流動的なパスワークに翻弄(ほんろう)されて押し込まれ、攻撃に転じても思い通りに
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⚽止めたい敵地での連敗 11日に熊本戦【J2清水 見どころ】
11日に敵地で11位熊本と対戦する。前節山形戦を落として10位に後退。アウェー戦は3連敗となり、苦手意識が付かないようここで悪い流れを止めたい。 ただ、複数の主力が練習を外れていて欠場の見込みとなり、台所事情は苦しい。秋葉監督は「ニューヒーローが現れる好機」と代役の奮起に期待する。前節で負傷交代したMF神谷は大事に至らず、出場に支障はない。 熊本はパス数がJ2最多と、ボール保持を志向する。MF宮本は「(チームとして)どこでボールを取るか。じれずにやっていくことが大事」と戦いを見据える。敵将の大木監督(清水東高出)の下でプレーした経験があり、「成長した姿を見せられるように」と発奮材料も力に
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⚽J2清水 心強い戦力 山原復帰 初の長期離脱乗り越え
左足底の負傷で離脱していたJ2清水のDF山原怜音(24)=JFAアカデミー福島出=が、7日の天皇杯2回戦で約2カ月ぶりに公式戦に復帰した。定位置の左サイドバックに入り、1対1での仕掛けなど以前と変わらぬプレーを披露。直近のリーグ戦4試合で3敗と停滞気味のチームに、心強い戦力が戻ってきた。 J3岐阜との天皇杯では、後半開始から出場した。軽やかな身のこなしで対面の相手をかわして中央に配球するなど持ち味を見せたが、「あれだけクロスを上げて、1本も合っていなかったのはまだまだ」と試合後は反省の言葉が並んだ。 3月29日のリーグ第6節群馬戦で左足に全治8週間のけがを負った。サッカー人生で初めてとい
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⚽清水エスパルス 岐阜に延長の末敗れる サッカー天皇杯
サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は7日、各地で2回戦が行われ、J2清水は、J3岐阜に1―2で敗れた。 ▽2回戦 岐阜(岐阜) 2(0―0 1―1 延長 1―0 0―0)1 清水(J2) ▽得点者【岐】田口、北【清】カルリーニョスジュニオ(PK) 【評】清水は延長の末に岐阜に競り負けた。 中盤での攻防が続いた前半は決定機が限られた。8分にFKから菊地が頭で合わせたが相手に阻まれ、43分の斉藤のミドルシュートは枠を外した。 膠着(こうちゃく)状態の中、後半30分にクロスを中央で蹴り込まれて先制を許した。7分後、カルリーニ
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⚽清水エスパルス DF井林章選手(38)【J's HERO】
サポーターの後押しは、もちろんアウェーでも感じますが、ホームの方がより強く受け取っています。監督も試合前に「ホームでは絶対に勝つ」ということを言われていますし、自分たちもそこは分かっています。なかなかホームで勝てない時期もありましたが、今では「勝てる」という空気になっています。 試合ごとに活躍する選手が異なり、そういう選手が「勝ちロコ」で前に出ています。それは、満遍なくみんなが活躍できていて、チーム状態が良い証拠だと思います。ぜひアイスタで僕たちの後押しをよろしくお願いします。
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⚽〝二刀流〟森重、DFで出場か 日本平で岐阜戦【J2清水 天皇杯見どころ】
サッカーの天皇杯第103回全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は7日、J1、J2勢が登場する2回戦を各地で行う。J2清水はJ3岐阜と対戦する。 アイスタ日本平で岐阜を迎え撃つ清水は、現在ホーム5連勝中。地の利も生かし、確実に退けたい。 先発の顔ぶれはリーグ戦前節から大きく変わる見込み。高校時代にFWとDFの〝二刀流〟で注目された高卒新人の森重は、清水で初めてDFとして出場することになりそうで「自信を持って守備で戦えるように」と意気込む。
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三保松原きれいに 美化活動に汗 J2清水やフクシマガリレイなど
冷蔵機器製造販売フクシマガリレイ(大阪府)とサッカーJ2清水エスパルス、静岡市が協力して4日、同市清水区三保の清水三保海浜公園で清掃活動を実施した。同社の従業員と家族、清水エスパルスの選手やサポーターが富士山世界文化遺産の構成資産でもある松原と海岸の美化に汗を流した。 フクシマガリレイやグループ会社のショウケンガリレイの従業員や家族、清水エスパルスの選手、チーム下部組織の子ども、サポーター、地元の学生ら計約200人が公園に集まった。参加者は熊手とゴミ袋を手に松原や遊歩道に散らばり、松の生育を阻害する落ち葉や景観を損ねるごみを拾い集めた。 同社が今年から開始したビーチクリーン活動の一環。ク
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「清水FC」フラッグ製作へ サポーター有志が支援呼びかけ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスのサポーター有志が、エスパルス誕生の背景となったチーム「清水FC」を顕彰するビッグフラッグを製作している。関係者が製作費の支援を呼びかけている。 清水FCは旧清水市の少年選抜チームとして無類の強さを誇り、数多くの選手や指導者を輩出した。清水FCの誕生55周年を記念した事業をエスパルスが展開するのに合わせ、有志がフラッグ製作を企画した。 清水FCのエンブレムなどを入れた巨大なフラッグ2枚を作り、7月16日に東京・国立競技場で行われるJ2リーグの清水の試合で披露。以後もスタンドに掲げて活用する。費用は100万円を見込み、7月15日まで支援を募っている
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⚽J2清水 決定力欠き黒星 シュート数最多も1点のみ リーグ第19節
明治安田J2リーグは3日、各地で第19節の9試合が行われ、清水は山形に1-2で敗れた。 ①NDスタ▽観衆9130人 山形 8勝1分け10敗(25) 2(1―0 1―1)1 清水 7勝7分け5敗(28) ▽得点者【山】アウベス(9)イサカ(4)【清】白崎(2) 決定力を欠いた清水は山形に競り負け、2試合ぶりの黒星を喫した。 決定機では相手を大きく上回った。FWカルリーニョスがMF乾のスルーパスに抜け出した前半34分や後半26分の場面など、ゴールにあと一歩まで迫りながら相手守備陣に阻まれ続けた。 前半42分に山形のクロス性のキックにゴールを割られて先制を許すと、後半3分に
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サッカーU-17代表に清水ユースの矢田
日本サッカー協会は2日、U-17(17歳以下)アジアカップ(タイ、17日~7月2日)に臨むU-17日本代表メンバー23人を発表した。静岡県勢は清水ユースのMF矢田龍之介(16)が選ばれた。
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⚽難敵たたき連勝街道へ 敵地で山形戦【J2清水 見どころ】
3日に敵地で15位山形と対戦する。前節で連敗を止め、6位に浮上。リーグ戦はここからアウェーでの3連戦となるが、まずは好調の山形をたたいて連勝街道に入りたい。山形は下位にいるものの、直近5戦で4勝と勢いがある。攻撃的な3トップを採用し、総得点数はリーグ3位タイ。秋葉監督は「相手の強みを出させないように」とクロス対応などを練習に組み込み、備えてきた。 2日は雨のため室内でのメニューに変更したが、1日にセットプレー練習までこなし、準備に影響はない。前節金沢戦で今季リーグ2得点目を挙げた山形県出身のMF神谷は先発が濃厚。「躍動感あるプレーを」と特別な地で2戦連発を狙う。
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⚽J2清水 外国籍選手、競争激しく コロリ、オセフン…登録枠巡りアピール
J2清水の外国籍選手によるメンバー争いが激しい。今季所属する助っ人は6人。試合時の登録人数となる4枠を巡り、個々が存在感を放とうと必死だ。 3-0で快勝した28日のリーグ金沢戦。試合終了の笛とともに、ピッチ上のMFベンジャミン・コロリ(31)は右手を地面にたたき付けた。「点を決められる試合だった。もうあと3分あれば…」。後半40分からの出場。その中で巡ってきた2度のシュート機会をものにできなかった悔しさからだった。 コロリはこの日、リーグ戦で実に12試合ぶりにメンバー入りし、ピッチに立った。24日のルヴァン杯湘南戦で1得点と結果を残し、回ってきた出番。ボランチで主力を張るM
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⚽清水エスパルス3発 金沢に完勝 連敗ストップ サッカーJ2第18節
明治安田J2リーグは28日、各地で第18節の9試合が行われ、清水は金沢に3-0で勝利した。 ①アイスタ▽観衆14301人 清水 7勝7分け4敗(28) 3(2―0 1―0)0 金沢 6勝1分け11敗(19) ▽得点者【清】カルリーニョス(5)神谷(2)オセフン(2) 【評】清水は攻守で金沢を上回り、完勝した。 序盤から優勢に試合を運び、ゴールに迫った。前半33分、ショートカウンターからカルリーニョスが流し込み、先制。8分後には乾のポスト直撃シュートのはね返りを神谷が蹴り込み、加点した。 後半は反撃を受ける時間帯もあったが、34分にオセフンが仕留めて勝負を決めた。相手のセットプレー
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⚽金沢戦 連敗止め再度浮上へ【J2清水 第18節見どころ】
28日にホームで16位金沢を迎え撃つ。24日のルヴァン杯湘南戦では白星を収めたが、リーグ戦は2連敗中。湘南戦で得た手応えを自信に悪い流れを断ち切り、9位に下げた順位を再び上向かせたい。 連敗した2戦はともに終盤に失点を喫して競り負けた。反省を踏まえ、「一つ一つのプレーにこだわる」(DF鈴木)という意識付けは前日練習からも垣間見られた。 今節はMFホナウドが累積警告で出場停止となり、前節で負傷交代したMF中山も欠場の見込み。MF成岡は今季初のリーグ戦のメンバー入りが濃厚で、「前線に球をつけたり、相手をはがしたりするプレーに自分の価値がある。良さを出したい」と意気込む。
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理学療法士の指導で体操 エスパルスと天野回漕店 静岡で朝活
清水エスパルスの運営会社エスパルスと天野回漕店は27日、静岡市清水区袖師町のエスパルスドリームフィールド清水で「朝活!健康プログラム」を開催した。 地域住民約40人が、エスパルスの健康増進アドバイザーで理学療法士の星野友昭さんから指導を受け、腰痛や肩こりが改善する体操を実践した。「自宅でもやってみたい」などの感想があった。 天野回漕店創立100周年を記念したイベント。今年11月まで1カ月に2回、さまざまな健康プログラムを早朝に提供する。申し込みは清水エスパルスの公式ホームページから。
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⚽MF原輝綺 J2清水に復帰の可能性 スイス1部退団
J2清水からスイス1部グラスホッパーに期限付き移籍中のMF原輝綺(24)が、移籍期間が満了する6月末でグラスホッパーを退団し、清水に復帰する可能性が出てきた。 グラスホッパー側が25日、原が期間満了とともにクラブを離れることを伝えた。26日に取材対応した清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は、退団について「聞いていない」とし、チームへの復帰についても「これから彼と話していく」と述べるにとどめた。原は1月からスイスに渡ってプレーしていたが、主力定着には至っていなかった。
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⚽J2清水 “助っ人”高木が存在感 来季加入の特別指定
J2清水への来季加入が内定している阪南大DF高木践(21)が特別指定選手として24日のルヴァン杯湘南戦に先発し、早くもJリーグで3試合目の出場を果たした。湘南戦では2得点に絡むなど存在感を示し、チームの勝利に貢献した。正式に加わる来季を前に、大きな期待を抱かせるプレーを見せている。 湘南戦は左サイドバックで出場。前半28分、「少しずつ精度が上がっている」という利き足でない左足のクロスで、先制点につながる味方のヘディングシュートを引き出した。守備対応で後半22分に失点に絡む場面もあったが、同36分のFKでゴールラインを割りそうな球を頭で折り返し、決勝点に関わった。 身長173センチと守備陣
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⚽清水ユースの関口、U-16代表に
日本サッカー協会は25日、U-16(16歳以下)インターナショナルドリームカップ(5月29日~6月4日、福島)に臨むU-16日本代表メンバー20人を発表した。静岡県勢は清水ユースのFW関口航汰が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 湘南に競り勝つ サッカールヴァン杯第5節
JリーグのYBCルヴァン・カップは24日、各地で1次リーグ第5節が行われ、B組の清水は湘南に3-2で勝利した。 1次リーグB組▽観衆4574人 ②アイスタ(1勝1敗) 清水 2勝1分け2敗(7)3(2―0 1―2)2 湘南 1勝3分け1敗(6) ▽得点者【清】岸本(1)コロリ(2)チアゴサンタナ(1)【湘】鈴木章(2)平岡(1) 【評】清水は湘南との接戦を制した。 前半は押し気味に試合を運び、15分のクロスバー直撃のシュートなどでゴールに迫った。28分、ディサロのヘッドのこぼれ球を岸本が蹴り込み、先制。42分にはCKを井林が頭で合わせ、こぼれをベンジャミン・コロリが詰めて加点した。 後
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⚽清水、控え組主体で必勝期す/磐田、若手やけが明け選手に好機 ルヴァン杯見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは24日、1次リーグ第5節10試合を行う。4敗ですでに1次リーグ敗退が決まっているA組4位の磐田は敵地で同3位の鳥栖と対戦。1勝1分け2敗でB組3位タイの清水は同1位の湘南をホームで迎え撃つ。 清水 勝てば2位以上、負ければリーグ敗退可能性 清水は勝てば2位以上に浮上し、負ければ1次リーグ敗退が決まる可能性のある、重要な一戦だ。秋葉監督は「ルヴァンを諦めるつもりはない」と強調。2種登録しているユース所属の選手は今回はメンバーに加えず、控え組主体の構成で必勝を期す。 リーグ戦で痛い連敗を喫した中で迎え、指揮官は新たに出番を得る選手たちの奮起を求める。中盤で
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⚽JKの発想でJ2清水応援! 静岡女子高生がグッズ考案 企画力、発表力養う
静岡女子高(静岡市駿河区)はこのほど、サッカーJ2清水エスパルスと連携した応援グッズ開発に向け、生徒が考えた商品案を発表する授業を同校で行った。普通科キャリア形成コースの1~3年生32人が女子高校生ならではのアイデアをチーム関係者に披露した。 企画力や発表力を養う職業教育プログラムの一環で実施した。生徒は4月中旬から、エスパルスの協力を得て約1カ月で企画を練り上げた。8チームに分かれた発表では、同校の制服をデザインに取り入れたマフラータオルなど独自の商品案を説明した。3年の鈴木絢女さん(17)は「仲間と考えを出し合い、個性を組み合わせた発表ができた」と胸を張った。 優秀な商品案はエスパル
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⚽清水エスパルス 痛恨ラストプレー、首位町田に屈す サッカーJ2第17節
明治安田J2リーグは21日、各地で第17節の試合が行われ、清水は町田に1-2で敗れた。 ①Gスタ▽観衆10444人 町 田 12勝3分け2敗(39) 2(1―1 1―0)1 清 水 6勝7分け4敗(25) ▽得点者【町】平河(4)張敏圭(1)【清】中山(5) 【評】清水は試合終了間際に勝ち越し点を許し、町田に屈した。 球を支配して試合を運んだが、相手の寄せの早さに苦しんだ。ロングボール主体の攻撃にも手を焼き、前半31分には最終ラインの背後を突かれて先制を許した。 前半42分に中山が仕留めて同点で折り返したが、後半は4分の乾のヘディングシュート以降は決定機をつくれず。終盤は猛攻を浴び
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⚽町田戦 首位相手に前半戦大一番【J2清水 第17節見どころ】
21日に敵地で首位町田と対戦する。前節で9試合ぶりの黒星を喫し、8位に後退した清水。町田との勝ち点差は11で、優勝でのJ1復帰を目指すにはこれ以上差をつけられる訳にはいかない。秋葉監督が「6ポイントゲーム」と表現する前半戦の大一番だ。 前節はロングスローを起点とした千葉の一撃に沈んだ。町田もセットプレーを得意とするチーム。前日練習で対策に時間を割いた指揮官は「強いメンタリティーを見せてほしい」と選手たちの反発力に期待する。 先発の顔触れには多少変化がありそう。メンバー入りが有力のFWオセフンは「競り合いや(前線での)キープができるように」とチームプレーを誓う。
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⚽海外から古巣に復帰1年 26歳FW北川航也 清水の航路を切り開く【しずスポ】
J2清水のFW北川航也(26)=清水ユース出=が初の海外移籍から古巣に復帰して、もうすぐ1年がたつ。「起こり得ること全てが自分には大事」。決して思い通りでない道のりの中でも、クラブと自身の未来を見据え、歩んでいる。 昨年6月、オーストリア1部ラピッド・ウィーンからJリーグに戻る決断をした。異国の地では「自分の足りないところを考えながら過ごす毎日だった。濃い3年を過ごせた」。ただ、サッカー選手として欲していたのは継続的な試合への出場。清水への愛着も相まって、「ここでもう一度」と再びオレンジのユニホームに袖を通した。 本拠地で迎えた昨年7月の復帰初戦。途中出場からあいさつ代わりの1発をたた
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⚽清水エスパルス 攻めあぐね終盤失点 千葉に0-1 J2第16節
明治安田J2リーグは17日、各地で第16節の試合が行われ、清水は千葉に0-1で敗れた。 ①フクアリ▽観衆7445人 千葉 5勝5分け6敗(20) 1(0―0 1―0)0 清水 6勝7分け3敗(25) ▽得点者【千】米倉(2) 【評】清水は試合終了間際に均衡を破られ、千葉に敗れた。 球を保持して主導権を握ったが、決定機になかなか持ち込めず。前半39分、北爪のクロスにチアゴサンタナが合わせたヘディングシュートは枠を外した。 後半17分に途中出場の中山が抜け出して蹴り込むも、クロスバーを直撃。相手が守備の圧力を強める中、好機はセットプレーに限られた。すると42分、相手にスローインからゴー
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⚽千葉戦 勢いつなぎ3連勝へ【J2清水 第16節見どころ】
17日に敵地で15位千葉と対戦する。前節藤枝戦の大勝で8試合負けなしとし、5位に浮上。勢いをつなぎ、今季2度目の3連勝を狙う。 前節でFWチアゴサンタナが鼻を骨折して途中交代したが、オフ明けの15日の練習から全メニューを消化。フェースガードを装着してのプレーには不安もあるが、「試合に出る準備はできている」と頼もしい。 秋葉監督は千葉について「相手の良さを消してくる。どちらが最後に1点上回るかのゲームになる」と警戒。プロ入りからの3年間を過ごした古巣との一戦になるDF北爪は「楽しみ。得点に直結する結果を求めていきたい」と2戦連続ゴールに意欲を示す。
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⚽サッカー王国に新・宿敵物語 J2清水―藤枝 サポーター熱く声援
静岡県勢同士の意地を懸けた新たな宿敵対決が幕を開けた。静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で13日に行われたサッカーJリーグ2部(J2)で、清水エスパルスと藤枝MYFCが対戦した。リーグ戦で両チームが顔を合わせるのは初。試合は清水が5-0で勝利する一方的な展開だったが、歴史の一ページを刻む戦いを後押ししようと、サポーターは最後まで声援を送った。 1993年のJリーグ発足時から名を連ねる「オリジナル10」の清水と、2009年に誕生し、今季初めてJ2の舞台に立った藤枝。名門と新興の両クラブの激突を目にしようと、スタジアムには1万4167人が詰めかけた。 清水のホーム試合で、スタンドの多くがオ
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⚽清水エスパルス、5発大勝 積極的守備で圧倒 サッカーJ2第15節
明治安田J2リーグは13日、各地で第15節の試合が行われ、清水は藤枝に5-0で勝利した。 ①アイスタ▽観衆14167人 清 水 6勝7分け2敗(25)5(4―0 1―0)0 藤 枝 6勝2分け7敗(20) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(7)カルリーニョス2(PK1)(4)北川(2)北爪(3) 【評】清水が自慢の攻撃力を発揮し、5得点で藤枝に快勝した。 前半3分、清水のチアゴサンタナがゴール前で左足を振り抜き、瞬く間に先制に成功した。14分にPKで加点。2分後には逆襲から北川がクロスを押し込んだ。27分にも乾のスルーパスに北爪が抜け出し、4点差をつけて折り返した。 藤枝は選手交代を
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⚽J2清水エスパルス-藤枝MYFC 13日リーグ初対決
J2清水と藤枝の静岡県勢対決が13日、アイスタ日本平で行われる。両者は天皇杯での対戦経験はあるが、リーグ戦で相まみえるのは初めて。新たな歴史を刻む戦いの必勝を期し、両チームは12日に最終調整した。 清水 前節9ゴール大勝も引き締め 藤枝戦に向けて最終調整する清水の選手たち=三保グラウンド 清水は前節いわき戦でリーグ戦クラブ史上最多の9得点と大勝し、7試合負けなしとして7位に浮上。勢いを持って藤枝との戦いに挑む。 秋葉監督は前節で1失点したことを反省材料に挙げ、今節への準備期間では守備の練習にも時間を割いた。「チャンピオンになるには守備力は重要」と高みを見据え、チームを引き締めてきた
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⚽清水エスパルス内定のGK猪越 特別指定選手に
J2清水は12日、来季の加入が内定している中大4年のGK猪越優惟(21)が日本サッカー協会から特別指定選手に認定されたと発表した。大学に所属したままJリーグの試合に出場できる。
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⚽清水エスパルス ユースの岩崎を2種登録
J2清水は12日、ユースに所属するDF岩崎海駕(17)を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス 秋葉体制で急上昇 総得点トップに 攻撃力、昇格の武器に
J2清水は7日のいわき戦でリーグ戦の3分の1となる14試合を消化した。開幕からクラブワースト記録の7戦未勝利と大きく出遅れたが、監督交代を経て巻き返しに転じ、7戦負けなしで7位まで上昇。総得点はリーグトップで、攻撃力がチームの明確な武器となってきた。 白星が遠かったリカルド前監督体制では得点力に悩んでいた。開幕から2戦連続のスコアレスドローに始まり、7試合でわずか4得点。ボール保持はできても連動性に乏しく、単調な攻撃が目立った。 後任を託された秋葉監督はテンポの良い攻めをもたらす距離感の改善に努め、「超攻撃的」と目指す戦い方もはっきりと打ち出した。選手個々の特徴や能力が生かされ始め、指揮
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J2清水 練習場でファンサービス 3年ぶり再開
J2清水は10日、新型コロナウイルス禍で休止していた練習場でのファンサービスを3年ぶりに再開した。三保グラウンドには約200人が集まり、練習後の選手との触れ合いを楽しんだ。 1、5日に後援会員限定で実施していたが、この日からは来場者は誰でもファンサービスを受けられるようになった。お目当ての選手にサインや写真撮影に応じてもらい、喜ぶ人たちの姿があちこちで見られた。今月の実施日は試合前日などを除いた15、19、22、26、31日。天候や練習内容によって中止となる場合もある。
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⚽清水エスパルス DF菊地がプロA契約
J2清水は10日、DF菊地脩太(19)とプロA契約を結んだと発表した。清水ユースから昇格して2年目の菊地は4月5日のルヴァン杯湘南戦で契約条件の通算試合出場時間900分に達していた。
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⚽清水エスパルスFW カルリーニョス ジュニオ選手【J's HERO】
いつも自分たちを後押しし、応援してくれるサポーターには本当に感謝しています。何よりも、皆さんと一緒に喜びを分かち合えるように頑張らなければいけないと思っています。 最近はチームの調子が上がってきているので、もっともっと上に行きたいですし、サポーターの皆さんのために勝利を重ねたいです。僕自身、試合で活躍できるように頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします。
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⚽清水エスパルス、怒涛9発 チアゴ、中山ハットトリック...歴史的大勝 サッカーJ2第14節
明治安田J2リーグは7日、各地で第14節の試合が行われ、清水はいわきに9-1で勝利した。 ①アイスタ▽観衆8022人 清 水 5勝7分け2敗(22) 9(3―0 6―1)1いわき 3勝2分け9敗(11) ▽得点者【清】乾(3)中山3(4)井林(3)カルリーニョス(2)チアゴサンタナ3(PK1)(6)【い】吉沢(1) 【評】清水は怒濤(どとう)のゴールラッシュでいわきに圧勝した。 前半2分に乾が右クロスを仕留めて口火を切ると、主導権を握って攻め立てた。16分と前半終了間際に中山が追加点。後半もセットプレーや逆襲で効果的に得点を重ねた。チアゴサンタナは後半だけで3ゴールを稼いだ。
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⚽いわき戦、セットプレーに警戒【J2清水 見どころ】
7日にホームで20位いわきを迎え撃つ。前節は終了間際のゴールで辛うじて引き分けに持ち込んだが、順位は9位に後退。「徳島戦の勝ち点1が意味あるものになるように」(秋葉監督)と2試合ぶりの勝利を目指す。 前節で痛かったのはFKから相手に許した先制点。今節のいわきもセットプレー絡みが総得点の4割を占めていて、警戒が必要なチームだ。指揮官は「いろいろと(工夫して)やってくる」と前日練習で長めのミーティングを入れて備えた。 前節で後半から投入され、攻撃を活性化したMF乾は先発復帰が濃厚。「1点勝負の可能性もある。焦りすぎずに」と辛抱強く球を動かしながら攻略する展開をイメージする。
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⚽清水エスパルス 土壇場で追い付く サッカーJ2第13節
明治安田J2リーグは3日、各地で第13節の11試合が行われ、清水は徳島と1-1で引き分けた。 ①ポカリ▽観衆13199人 徳島 1勝7分け5敗(10) 1(1―0 0―1)1 清水 4勝7分け2敗(19) ▽得点者【徳】安部(1)【清】鈴木(1) 連勝止まるも6戦負けなし 清水は試合終了間際の起死回生のゴールで引き分けに持ち込んだ。リーグ戦の連勝は3で止まったが、6試合負けなしとした。 4日前の前節から先発7人を入れ替え。ボランチに入ったMFヘナトアウグストは2021年3月以来のリーグ戦出場となった。 顔触れが大きく変わったイレブンは、最終ラインを厚くして守る徳島に対して攻め手を見
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⚽J2清水 白崎負傷 ボランチ代役は 宮本に安定感、ヘナトも万全
4連勝を懸けて3日の徳島戦に臨むJ2清水は、前節栃木戦で負傷交代したMF白崎を欠く見込みとなっている。不動のボランチの代役を担うのは、前節で穴を埋めたMF宮本航汰(26)=清水ユース出=か、左膝のけがから復帰したブラジル人MFヘナトアウグスト(31)か-。 白崎は栃木戦で開始直後に右足を痛め、前半4分で交代。9試合連続先発中の主力が早々にピッチを去る想定外の展開となったが、急きょ出場した宮本が安定感のあるプレーでチームを支えた。 後半に相手の反撃を受ける展開となったことで「ゲームコントロール力は課題。学ぶべきことがまだある」と本人に満足感はない。ただ、ボランチでコンビを組むMFホナウドと
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⚽徳島戦 攻撃力発揮で4連勝へ【J2清水 見どころ】
3日に敵地で徳島と対戦する。相手は最下位と苦しんでいるが、前節で待望の初勝利を挙げていて侮れない。3連勝で5戦負けなしの勢いを維持し、8位からのさらなる浮上を図りたい。今節に向けての準備は2日間と限られ、コンディション調整と相手を想定した攻守の確認を行って試合に備えた。秋葉監督は「守備でもろい部分がある」と相手を分析し、直近5試合で14得点と好調の攻撃力に期待する。 指揮官は「誰が出ても良いクオリティーを見せてくれている」と前節から大胆に先発メンバーを入れ替える方針。出場停止明けのDF岸本は古巣との一戦となり、「アシストだけでなく得点をとりたい」を意欲を燃やす。
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⚽落合が全治6週間 J2清水
J2清水は1日、DF落合毅人(23)が右アキレス腱(けん)炎で全治6週間と診断されたと発表した。落合は法大から今季加入し、ここまでルヴァン杯1試合に出場していた。
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⚽清水エスパルス 栃木に2ー0で3連勝 サッカーJ2第12節
明治安田J2リーグは29日、各地で第12節の10試合が行われ、清水は栃木に2-0で勝利した。 【評】清水は前半に奪ったリードを保ち、栃木に快勝した。 前半は試合を支配。一方的に攻め立てて次々と好機が生まれた。均衡を破ったのは39分。中央でフリーになった乾が蹴り込み、先制した。5分後にはロングパスに抜け出した北爪が流し込み、加点した。 運動量が落ちた後半は反撃を受けたが、最終ラインを中心に踏ん張った。終盤には3バックに布陣変更して守り抜き、3試合連続完封を達成した。 口火は乾 北爪続く 敵地の連戦でつかんだ勢いは本拠地でも止まらない。清水は攻守ががっちりとかみ合い、今季初の3連勝。今
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⚽栃木戦 クロス対応を改善、3連勝へ【J2清水 見どころ】
29日にホームで16位栃木を迎え撃つ。2戦連続の快勝で10位に浮上した清水には今季初の3連勝が懸かる。MF乾は「上位との差を早く埋められるように勝ち続けるしかない」と意気込む。 1週間に2試合をこなす9連戦を22日の前節大宮戦でようやく終え、今週は時間をかけて調整してきた。秋葉監督が「気になっているところがあった」と語るクロス対応の改善にも着手した。 右サイドバックの岸本が今節は出場停止で最終ラインにはメンバーの変化があるが、前線や中盤の顔触れは前節と変わりなさそう。栃木は2戦連続の無得点で連敗中。得点数はリーグで2番目に少なく、先手を取って試合を優位に運びたい。
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⚽清水 好調な攻撃 右サイドが貢献 北爪、先発へ「準備万端」
秋葉監督就任後3勝1分けと上昇気配を見せているJ2清水。好調な攻撃を支えているのが右サイドだ。前節大宮戦で1アシストのサイドバックのDF岸本は累積警告で次節栃木戦(29日)が出場停止。代役として3試合ぶりの先発が濃厚のDF北爪健吾(30)に期待がかかる。 直近4試合でチームが挙げた得点は計12。セットプレー、ショートカウンター、中央からの打開とパターンは多彩だが、右サイドを起点としたゴールも目立っている。大宮戦では相手を左や中央に寄せながら右に展開して優位性をつくり、1、2点目を生み出した。 その2得点に絡んだ岸本が栃木戦は不在となる中、活躍を誓うのが同じ右サイドバックを主戦場とする北爪
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⚽J2清水 竹内と成岡が全治4週間のけが
J2清水は26日、MF竹内涼(32)が左大腿(だいたい)直筋の肉離れで全治4週間、MF成岡輝瑠(20)が右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治4週間とそれぞれ診断されたと発表した。 竹内は12日の練習中に負傷していた。今季はここまで公式戦未出場。成岡は19日のルヴァン杯川崎戦でのプレー中に痛めた。2月に負傷した箇所と同じで、復帰から公式戦2試合目で再離脱となった。
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J2清水エスパルス 売上高最高50億円超 22年度決算、多額支援で黒字維持
J2清水の運営会社エスパルスは25日、第28期となる2022年度決算(22年2月~23年1月)を発表した。支出と売上高はともに50億円超。支出の強化費が過去最高を記録した中、鈴与グループの多額の支援を受けて補い、売上高も過去最大の50億8700万円(前期比16・5%増)となった。純利益は1200万円で、4期連続の黒字とした。 22年度の興行収入は7億2300万円。コロナ禍で観客の収容率に制限があった21年度と比べて2億8400万円の増となった。約5万6千人を集めた国立競技場でのクラブ創設30周年記念試合が収入額を押し上げた。 広告収入は前期比12・4%増の30億1600万円。金額は明かさ
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⚽清水エスパルス、大宮に快勝 サッカーJ2第11節
明治安田J2リーグは22日、各地で第11節の5試合が行われ、清水は大宮に3-0で勝利した。 【評】清水は攻守がかみ合い、大宮に快勝した。 右サイドを軸に攻め込み、序盤から中山、チアゴサンタナと相次いで決定機を迎えた。結実したのは20分。岸本のクロスを乾が頭で沈めて先制した。 折り返しても流れを失わず、11分に追加点。チアゴサンタナのシュートのはね返りをカルリーニョスが詰めた。42分には神谷がシュートのこぼれ球を蹴り込み、3点目。守備も大きなほころびを見せず、完封した。 ■「超攻撃」体現 初のヘッドで〝1号〟 J2屈指の戦力を誇る清水のエンジンがようやくかかってきた。前節に続き攻撃が
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⚽大宮戦 攻撃的姿勢で連勝へ【J2清水 見どころ】
22日に敵地で15位大宮と対戦する。リーグ戦前節の大勝で14位に浮上。勢いをつなげて今季初の連勝を果たし、さらに順位を上げたいところだ。 前節はFW北川、MF中山の今季初ゴールに加えてFWディサロ、チアゴサンタナにも得点が生まれた。攻撃陣の定位置争いは激しさを増している。秋葉監督体制で内側でのプレーも求められているサイドハーフの中山は「もっとゴールに貪欲に」と燃えている。 大宮はチーム内得点王のFWアンジェロッティを4戦前から負傷で欠き、現在は連敗中。得点力に懸念材料のある相手に対し、先手を奪う展開に持ち込みたい。指揮官も「自分たちの戦いを」と攻撃的な姿勢を求める。
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⚽新生清水 乾貴士 昇格へ導く逆襲タクト 秋葉体制の中心、トップ下で存在感【しずスポ】
J2清水のMF乾貴士(34)が秋葉監督体制となったチームで際立つ存在感を放っている。3日の監督交代後、リーグ戦に2戦連続で先発出場。「新しいチャレ ンジ」と語る中盤のトップ下の位置で縦横無尽に動き回り、攻撃のタクトを振るっている。 「もう一回成長したい」 希代のドリブラー 新たなる挑戦 背番号33から繰り出される、糸を引くような縦パスは、チームの攻撃のスイッチだ。複数の選手がこれから展開されるパスワークをイメージし、一気に動き出す。今季リーグ初先発となった8日の東京V戦では、同点弾につながるパスをゴール前に差し込んだ。 低迷するチームの立て直しを託された指揮官は「誰がこの悪い流れを変え
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⚽清水大敗 川崎に6失点 勢い止められず、守備崩壊 ルヴァン杯
清水はユース所属の選手を加えた若手主体の思い切ったメンバー編成で臨んだが、一方的に試合を支配され、川崎に大敗した。 リーグ戦前節から先発を総入れ替え。MFヘナトアウグストは2年1カ月ぶりに公式戦に復帰し、大卒新人のDF落合、FW斉藤はプロ初出場となった。特別指定選手の阪南大DF高木はJリーグデビューとなった16日のリーグ戦に続き、2試合連続で起用された。 前半13分、川崎のFW遠野(藤枝明誠高出)のシュートが清水の選手に当たって軌道が変わり、先制点を献上。3分後にも遠野にミドルシュートを沈められた。後半も相手の勢いを止められず、守備が崩壊。13分のCKからの失点を皮切りに4点を奪われた。
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⚽J2清水エスパルス ヘナト2年ぶり出場へ 治療の左膝「状態良い」
J2清水のMFヘナトアウグスト(31)が19日のルヴァン杯川崎戦(等々力)で約2年ぶりに公式戦に出場することが濃厚となった。左膝の痛みで長く苦悩の日々を過ごしてきたブラジル人助っ人は「試合に出場できたら幸せ。楽しみにしている」と目を輝かせる。 川崎戦を想定した18日の練習メニューを全て消化。定位置のボランチに入り、試合に備えた。「(負傷部位の)状態は非常に良い」と晴れやかな表情を浮かべる。 左膝に抱えた古傷の治療のため、2021年3月17日のJ1リーグ第5節広島戦を最後にピッチから遠ざかっていた。回復と悪化を繰り返し、「仲間やサポーターの期待に応えられなかったのが非常につらかった」と振り
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⚽清水、敵地で川崎戦/磐田、ホームで首位・横浜戦 ルヴァン杯第4節 見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは19日、1次リーグ第4節の10試合を行う。3敗でA組4位の磐田はホームで同1位の横浜Mを迎え撃つ。1勝1分け1敗でB組2位の清水は敵地で同4位の川崎と対戦する。 ■清水 若手主体で2勝目なるか 清水は16日のリーグ戦に続く敵地での試合となり、若手主体にメンバーを切り替えて挑む方針。フレッシュな選手たちの力で1次リーグ突破に前進する2勝目をつかみたい。 清水ユース出の大卒新人FW斉藤はプロデビューが濃厚だ。右膝の負傷で開幕前に離脱していたが、実戦に臨めるまで回復。「縦への推進力や、ボールを触ってリズムをつくるプレーを見せたい」と気合を入れる。 秋葉監督
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⚽清水エスパルス大勝 山口に6-0 サッカーJ2第10節
明治安田J2リーグは16日、各地で第10節の11試合が行われ、清水は山口に6-0で快勝した。 【評】清水は効果的に得点を重ねて山口に大勝した。 積極的な守備で相手のミスを誘いながら試合の流れを引き寄せた。15分、FKを井林が頭で合わせて先制。4分後には北川が流し込んで加点した。 雷雨による中断を挟んだ後半はゴールラッシュ。20分にCKから井林が頭で3点目を挙げると、途中出場のディサロ、チアゴサンタナも続き、最後は中山が締めくくった。守備も踏ん張り、無失点で試合を終えた。 先発大胆入れ替えも奏功 雷雨による二度の中断にも主導権を渡すことなく攻め立て、清水は今季最多の6得点。連戦の中で前
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⚽山口戦 問われる総合力【J2清水 見どころ】
16日に敵地で15位山口と対戦する。前節仙台戦で引き分けに終わった清水は17位と順位を一つ下げた。再び浮上を期して今季2勝目を狙う。 中3日で続くリーグ戦の3試合目となり、前節から先発を大きく入れ替える見込み。特に選手層の厚い前線は顔触れが様変わりしそうで、秋葉監督は「(出番に飢えて)うずうずしている選手を使わない手はない。総合力が問われている」と話す。 山口は9試合でリーグ最多タイの16失点を喫していて、付け入る隙はありそうだ。前節の試合終了間際に逸機のあったFWオセフンは今季リーグ初先発の可能性があり、「心も体も状態は悪くない」と雪辱に燃えている。
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「チャンスがあれば試合に」来季加入内定の高木が練習参加 J2清水
J2清水への来季加入が内定している阪南大4年のDF高木践(21)が10~22日の期間で練習に参加している。Jリーグの試合に出場できる特別指定選手にも認定され、「チャンスがあれば試合に出て貢献したい」と意気込む。 球際の強さや配球能力を売りにするセンターバック。身長173センチと小柄だが、高さのある相手には「競る時に体を当てるなど細かい部分で駆け引きしている」と頭脳プレーで体格差を補ってきた。 清水ではサイドバックや中盤の守備的なポジションでのプレーも見据える。「センターバックで培ったヘディングや背後のカバリングの部分は、サイドバックでも生きる」とイメージする。 清水への加入は選手たちの
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⚽中大GK猪越加入へ J2清水、内定2人目
J2清水は13日、中大4年のGK猪越優惟(21)の来季加入が内定したと発表した。 宮城県出身の猪越は身長185センチでセービングを売りとする守護神。帝京長岡高(新潟)時代には、静岡学園高が頂点に立った2019年度の全国選手権で4強入りし、大会優秀選手に選ばれた。 清水には1~2月に練習参加して能力を評価されていた。猪越はクラブを通じて「プロのキャリアを歴史と伝統ある清水でスタートできることを光栄に思う」とコメントした。 清水の来季加入内定者は阪南大4年のDF高木践に続き2人目。
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⚽J2清水エスパルス 秋葉流「超攻撃」 着々チームに浸透 練習全公開
3日からJ2清水の指揮を執る秋葉忠宏監督(47)によるチームづくりが着々と進んでいる。成績不振に伴う監督交代でコーチから昇格。「超攻撃的」というスタイルを打ち出し、低迷するチームに変化を与えている。 指揮官が求めるプレーは練習中の選手への要求に見て取れる。「アタックは速く」「最後はゴール前になだれ込むこと」。前体制で不足していた積極性を意識づけている。 監督就任後初のリーグ戦となった8日の東京V戦の1得点目が象徴的だった。縦パス2本で中央の打開を図り、最後は右サイドを駆け上がったDF北爪が蹴り込んだ。「サイドバックが仕留めるのは僕が理想とするフットボール」と語る新監督の色が表れた。 ク
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⚽清水エスパルス、仙台とドロー 連勝ならず J2リーグ第9節
明治安田J2リーグは12日、各地で第9節の11試合が行われ、清水は仙台と1-1で引き分けた。 ①アイスタ▽観衆6104人 清水 1勝6分け2敗(9) 1(1―0 0―1)1 仙台 3勝3分け3敗(12) ▽得点者【清】白崎(1)【仙】郷家(3) 【評】清水はリードを守り切れず、仙台と引き分けた。 互いにコンパクトな陣形を保ち、一進一退の攻防。乾が前半23分にポスト直撃のFK、32分はクロスバー直撃のシュートを放ち、ゴールを脅かした。45分、吉田のパスを白崎が流し込んで先手を取った。 後半は仙台の攻撃の圧力に逆襲で対抗していたが、33分に中央で押し込まれて追い付かれた。終了間際にオセフ
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⚽ホームで仙台戦 さらなる浮上へ連勝狙う【J2清水 見どころ】
12日にホームで10位仙台を迎え撃つ。前節は開幕8戦目にしてようやく今季初白星を手にし、昨季からのリーグ戦の連続未勝利試合も14で止めた。16位からのさらなる浮上に向けて、連勝を狙う。 前節から中3日と短いが、メンバーの入れ替えは一部となる見込み。前節ベンチ外だったFWディサロにはメンバー入りの可能性がありそうで、「流動性あるプレーをしたい」と話す。 仙台は前節で上位の甲府に快勝している。秋葉監督は「手応えを感じて(今節に)臨むと思う」と警戒。「サッカーの本質の部分で相手を上回った上で、アイデアや質、判断力を存分に発揮してほしい」と選手に求める。
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知的障害児向けサッカー教室開校 NPO法人 エスパルスなどと連携
知的障害者サッカーの普及に取り組むNPO法人静岡FIDサッカー連盟(瀬戸脇正勝理事長)が本年度、静岡市サッカー協会、Jリーグ2部(J2)清水エスパルスとの共催で障害児向けの教室「静岡・FID・エスパルスジュニアスクール」を開校した。このほど記念イベントを同市清水区のエスパルスドリームフィールド清水で開いた。 知的障害のある子どもを対象としたサッカー教室はこれまで「静岡スポーツを楽しむ会」などの名称で実施し、エスパルスから指導者派遣や会場提供などを受けてきた。協力態勢の強化や他のJリーグクラブとの連携などを図るため、今回新たに事業化した。 イベントには市内の小中学生約60人が参加し、エスパ
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⚽J2清水エスパルス歓喜、トンネル抜けた!! 攻撃的姿勢、劣勢はね返す
明治安田J2リーグは8日、各地で第8節の10試合が行われ、清水は東京Vに2-1で逆転勝ちし、今季初白星を挙げた。 ①アイスタ▽観衆10418人 清水 1勝5分け2敗(8) 2(1―1 1―0)1 東京V 5勝1分け2敗(16) ▽得点者【清】北爪(1)オセフン(1)【V】林(1) 【評】清水は劣勢をはね返し、東京Vに逆転勝ちした。 前半6分に相手CKのこぼれ球を蹴り込まれて先制を許し、出ばなをくじかれた。しかし攻勢に出てゴールに迫り、35分にチアゴサンタナ、44分に岸本に決定機。相手の守備に阻まれていたが、追加時間に北爪が決め、追い付いて折り返した。 後半は押し気味に試合を
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清水エスパルス 今季初勝利
明治安田J2リーグは8日、各地で第8節が行われ、清水は東京Vを2-1で下し、今季初勝利を収めた。
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⚽J2清水エスパルス内定のDF高木 特別指定選手に認定
J2清水は7日、来季の加入が内定している阪南大4年のDF高木践(21)が日本サッカー協会から特別指定選手に認定されたと発表した。大学に所属したままJリーグの試合に出場できる。
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⚽J2清水エスパルス 東京V戦、新体制で苦境打破できるか【見どころ】
8日に2位東京Vをホームで迎え撃つ。秋葉監督就任後、初のリーグ戦。開幕から7戦未勝利で19位に沈む苦境を新体制で打破できるか。 5日のルヴァン杯は若手中心のメンバー編成で、主力級は万全の状態。DF山原の故障離脱で選手層が薄くなった左サイドバックには右が本職の岸本が入る見込みで、「カットインからのシュートやドリブルを生かしていきたい」とイメージする。 相手は4連勝中と絶好調で、失点は7試合でわずか1と安定している。MF乾は「(監督から)どんどん前に仕掛けていくことを求められている。創造性や技術の部分で違いを見せられれば」と堅守の攻略を見据える。
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⚽エスパルス 成岡、定位置争いに名乗り ルヴァン杯・湘南戦で今季初出場
J2清水のMF成岡輝瑠(20)=清水ユース出=が5日のルヴァン杯湘南戦で今季の公式戦初出場を果たした。開幕前の春季キャンプで負った右膝のけがから復帰。勝負のプロ3年目で、ボランチの定位置争いに名乗りを上げる。 湘南戦は先発に名を連ね、後半16分までプレーした。前半には突破を図って相手の警告を誘うなど技術の高さを見せたが、「ミスも多かった。より自分が球を運び、相手をはがせたら良かった」と納得していない。 キャンプ中の磐田との練習試合で右膝の内側側副靱帯(じんたい)を損傷。開幕を前に離脱する苦しい今季の始まりとなった。ただ「食事や体のケアについて考える機会になった」と糧に変えた。 チームは
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⚽清水エスパルス 秋葉新体制で初戦飾れず 湘南に完敗 Jルヴァン杯1次リーグ
JリーグのYBCルヴァン・カップは5日、各地で1次リーグ第3節が行われ、B組前節首位の清水は湘南に0―3で敗れ、2位に後退した。 1次リーグB組▽観衆7204人 ①レモンS 湘南 1勝2分け(5) 3(2―0 1―0)0 清水 1勝1分け1敗(4) ▽得点者【湘】鈴木章(1)山田2(2) 【評】清水は攻守両面で湘南を上回れず、完敗した。 立ち上がりは中盤での攻防が続いたが、徐々に相手に流れが傾いた。前半21分、最終ラインの背後を突かれて蹴り込まれ、先制点を献上。40分にはCKの混戦からシュートを許し、加点された。 後半6分にもゴール前に抜け出されて3点目を失った。交代枠を使い切って
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⚽J2清水エスパルス 阪南大DF高木践が加入内定
J2清水は4日、阪南大4年のDF高木践(21)の来季加入が内定したと発表した。 大阪市出身の高木は身長173センチのセンターバック。球際の強さなどが売りで、全日本大学選抜のメンバーに2年連続で選ばれている有望株だ。今年の清水の春季キャンプにも参加し、サイドバックなどでプレーしていた。 高木はクラブを通じて「清水という伝統あるクラブでプロのキャリアをスタートできることを誇りに思う。勝利に貢献できるよう頑張る」とコメントした。 清水の来季加入内定者はこれが初めて。
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⚽磐田、ホームで鳥栖迎撃/清水、秋葉新監督の初戦 ルヴァン杯第3節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは5日、1次リーグ第3節の10試合を行う。2連敗でA組最下位の磐田はホームに鳥栖を迎え撃つ。1勝1分けでB組首位に立つ清水は敵地で湘南と対戦する。 磐田 負けると1次リーグ突破遠のく 若手中心に入れ替えも 負けると1次リーグ突破が遠のく磐田は、リーグ戦前節大分戦から中3日の過密日程。リーグ戦は2戦連続で同じスタメンだっただけに主力の疲労を考慮し若手中心の布陣へ入れ替えがありそう。 横内監督は「切り替えが速く全員でハードワークしてくるチーム」と鳥栖を警戒し「J1相手にどれだけ対応できるか」と真っ向勝負を挑む。ルヴァン杯は追う展開で劣勢が続く。先制点を奪って主
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⚽J2清水エスパルス 秋葉新体制「超攻撃的に」 監督解任「内容と現状で判断」
J2清水は3日、リカルド監督との契約解除を受けて、コーチから昇格した秋葉新監督の下で練習を再開した。ミーティングとトレーニングで約3時間を費やし、5日に控える敵地でのルヴァン杯湘南戦に備えた。 ミーティングは約1時間半をかけて、自身の目指す「超攻撃的にアグレッシブに戦う」イメージを伝達。グラウンドでは選手の連係プレーを改善するため、良い距離感を意識するよう強調した。 コーチとして戦いを見つめる中で、「選手たちが持っているものを100%発揮できているようには映っていない」と現状を分析。リーグ戦の7試合を振り返った上で「しっかりした攻守を見せたい」と語った。 一方、リカルド監督との契約解
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⚽J2清水エスパルス、監督に秋葉氏 リカルド監督の契約解除、7戦未勝利と低迷
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは3日、ゼ・リカルド監督(52)との契約を解除したと発表した。開幕からクラブワースト記録を更新する7戦未勝利と低迷し、事実上の解任。コーチの秋葉忠宏氏(47)が昇格し、後任に就く。清水は5季連続のシーズン途中での監督交代となる。 ブラジル人のリカルド監督は昨年6月に就任。16位と降格圏一歩手前だったチームの立て直しを託された。夏場に一時11位まで浮上させたが、終盤戦で7試合勝ちなしと急失速。最終節に敗れてJ2降格が決まった。 クラブは得点力が増したことなどを評価して今季も続投させたが、5分け2敗とJ3自動降格圏と勝ち点差がない19位に沈む。得点
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⚽リカルド監督を解任へ J2清水エスパルス
J2清水は3日までに、ゼ・リカルド監督(52)の解任を決定した。
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⚽山原が負傷 全治8週間 サッカーJ2清水
J2清水は2日、DF山原怜音(23)が左足底腱(けん)膜と小趾(しょうし)外転筋付着部の損傷で全治8週間の見込みと診断されたと発表した。3月29日のリーグ第6節群馬戦で負傷した。山原は群馬戦まで今季のリーグ戦の全試合に出場。不動の左サイドバックの離脱は19位と低迷するチームにとって大きな痛手となる。
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⚽J2清水エスパルス連敗 満ちる閉塞感
明治安田J2第7節第1日(4月1日・味の素スタジアムほか=5試合)、清水は甲府に0-1で敗れた。 ①JITス▽観衆11643人 甲府 4勝2分け1敗(14) 1(0―0 1―0)0 清水 5分け2敗(5) ▽得点者【甲】長谷川(2) 【評】清水はゴールが遠く、後半の手痛い失点で甲府に敗れた。 序盤から効果的な攻めを繰り出せず、停滞。前半20分には自陣左サイドから崩されて相手にゴールネットを揺らされたが、オフサイドに救われた。 後半3分、16分にもクロスバー直撃のシュートを浴びてゴールを脅かされると、37分に失点。自陣でのパスを奪われ、速攻から蹴り込まれた。カルリーニョスや北川が迎
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⚽清水MF西沢、恩師の前で活躍誓う 「より成長した姿」体現へ意欲
J2清水のMF西沢健太(26)=清水ユース出=が1日の敵地甲府戦に向けて人一倍の意欲を燃やしている。敵将は昨季までの5年間、清水でコーチや監督を務めた篠田善之氏。自身にとっては2019年にJ1のピッチに初めて立たせてくれた特別な存在だ。かつての指揮官の前で「より成長した姿を見せないといけない。それが恩返しになれば」と活躍を期す。 西沢は筑波大を経て19年に清水に入団。ヤン・ヨンソン元監督の下では出番に恵まれなかったが、同年5月に篠田氏が監督に就くと出場機会が与えられた。起用に応え、4試合で決勝点を挙げるなど欠かせない戦力に定着。23試合7得点の堂々たる成績を残した。 プロとしての心構えも
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⚽3連勝中の甲府と対戦 浮上へ欲しい勝利【J2清水 見どころ】
1日に敵地でリーグ3連勝中と好調の5位甲府と対戦する。29日の前節群馬戦で初黒星を喫し、開幕から6戦勝ちなし。18位まで下降した。中2日の準備期間で立て直し、状況を好転させられるか。 甲府は昨季まで清水でコーチなどを務めた篠田善之氏が指揮を執る。突破力を武器とする元清水のFWウタカを最前線に置いて繰り出すカウンター攻撃は脅威だ。篠田氏は群馬戦を現地視察。清水を知り尽くす指揮官の策を上回れるかがポイントとなる。 群馬戦で負傷したDF山原は欠場の見込みで、左サイドバックの代役はDF吉田が濃厚。古巣との対戦となるベテランは「チームが良くなるために犠牲心を持って戦う」と決意を示す。
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⚽清水エスパルス・権田に最優秀賞 中部運動記者クラブ分科会、サッカーW杯評価
静岡新聞社など静岡、愛知、三重、岐阜の4県の新聞、放送記者で組織する中部運動記者クラブサッカー分科会はこのほど、2022年度の最優秀賞にJ2清水のGK権田修一(34)を選出した。30日に静岡市清水区の三保クラブハウスで表彰した。 分科会所属のサッカー担当記者の投票で決まった。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会で日本の正GKとして全4試合に出場。好守を見せるなど守備の要として奮闘したことが評価された。 W杯ではドイツ、スペインの強豪を撃破したが、目標の8強以上を達成できず、権田は「個の(能力の)部分を上げていかないと、と再認識させられた」と振り返る。 W杯を契機に高まった国民のサッ
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⚽勝てない清水、群馬に敗北 今季最多3失点 J2
明治安田J2第6節最終日(29日・ヤマハスタジアムほか=2試合)磐田は2―0で栃木に勝ち、群馬は3―1で清水を退け、ともに勝ち点を8に伸ばした。開幕から5試合連続で引き分けていた清水は初黒星。 【評】清水は今季最多の3失点を喫して群馬に完敗した。 ボールを支配して試合を進めたが、前半25分にFKを頭でたたき込まれて先制点を献上。4分後にディサロがこぼれ球を詰めて追い付いたが、その3分後にサイドを突破されて再び失点。リードを許して折り返した。 反撃に出た後半も8分に相手のシュートが味方DFに当たり、3失点目。早めの選手交代で攻撃の圧力を強めたが、自陣を固めた相手に守り切られた。 今季初
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⚽ホームで群馬を迎え撃つ 今季リーグ初勝利を【J2清水 見どころ】
29日にホームで19位群馬を迎え撃つ。開幕から5試合連続引き分け中の16位清水は群馬と勝ち点で並ぶ。まずは順位の近い相手をたたき、今季リーグ初勝利をつかみたい。 26日のルヴァン杯浦和戦は控え組主体で臨み、主力級の休養は十分。先週は一時別メニュー調整していたMF白崎とFWディサロも出場に影響はなさそうだ。リーグ戦の前節に途中出場したFWオセフンはU-24(24歳以下)韓国代表の活動中のため不在となる。 前節は初めて複数得点し、課題の得点力には光明が見えた。群馬も守りを固めてくることが想定される中、白崎は「(敵陣での)崩しのアプローチはしている。狙いを出せれば」と意気込む。
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⚽清水エスパルス、浦和とドロー Jルヴァン杯1次リーグ B組首位維持
Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第2節は26日、9試合が行われ、清水は浦和と1―1で引き分け、1勝1分けの勝ち点4としてB組首位を維持した。 1次リーグB組▽観衆10125人 ①浦和駒場 浦和 2分け(2)11―0 0―11 清水 1勝1分け(4) ▽得点者【浦】リンセン(1)【清】コロリ(1) 貴重な勝ち点 B組首位維持 清水は先制を許すなど劣勢が続いたが、後半にFWベンジャミン・コロリの一撃で追い付き、敵地で貴重な勝ち点1を手にした。 リーグ戦前節から先発を総入れ替えし、DF菊地は今季公式戦初出場。MF神谷をボランチで初めて試した。 前半は浦和に試合を支配された。
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⚽磐田、ホームで札幌戦/清水、敵地で浦和戦 ルヴァン杯第2節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは25、26の両日で1次リーグ第2節の10試合を行う。初戦で横浜Mに敗れたA組の磐田は、25日にホームで札幌を迎え撃つ。川崎との初戦に勝利してB組首位に立つ清水は、26日に敵地で浦和と対戦する。 磐田は清水とのリーグ戦からメンバーを入れ替えて若手中心の布陣となりそうだ。ただセンターバックにけが人が相次ぎ、リーグ戦を見据えると、本職だけでは足りない苦しい台所事情。代役が予想されるMF鹿沼は「高い位置でボールを奪って敵陣でプレーするのが大前提」と、前線から仕掛ける相手の隙を突きたい考えだ。 DFだけでなくFWも杉本が移籍し人手不足に陥っている。リーグ戦で3得点
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⚽清水がユース6選手を2種登録
J2清水は24日、ユースに所属するGK柴崎海翔(16)、MF太田成美(17)、MF星戸成(17)、FW田中侍賢(17)、MF矢田龍之介(16)、MF小竹知恩(16)の6選手を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス DF菊地、代表経験生かす U―20アジア杯終え合流 今季公式戦初出場へ
J2清水のDF菊地脩太(19)=清水ユース出=が26日のルヴァン杯浦和戦で今季公式戦初出場を見据えている。U-20(20歳以下)日本代表の一員として戦ったウズベキスタンでのU-20アジア杯を終え、チームに合流。「緊張感のある中でプレーできたのは自信につながる」と国際舞台で得た経験を発揮する決意だ。 代表活動は2月20日から約1カ月間に及んだ。日本は準決勝でPK戦の末にイラクに敗れたが、4強入りによって5~6月に開かれるU-20ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。菊地は1次リーグ初戦を除く4試合にセンターバックで先発フル出場した。 負ければW杯の出場権を逃すヨルダンとの準々決勝は「久
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⚽J2清水の松岡 移籍前最後の練習「ブラジルで自分を表現」
ブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへの期限付き移籍が決まったJ2清水のMF松岡大起(21)が21日、移籍前の最後の練習に臨んだ。終了後には取材に応じ、「ブラジルの地で自分を表現し続けたい」と新天地での活躍を誓った。 昨季終了後も欧州クラブへの移籍を模索していた中、今回のオファーを受けた。「自分がやるべきことをやりながら、いろんなバリエーションを持った選手になりたい」と初の海外挑戦で自身のさらなる成長を見据える。 清水には2021年8月に加入。J1リーグ37試合、J2リーグ3試合に出場した。所属した約1年半で、「自分でより考えてサッカーをするようになった。清水に来て感じることができて良
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⚽MF松岡、ブラジル2部へ期限付き移籍 J2清水
J2清水は19日、MF松岡大起(21)がブラジル2部のグレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍すると発表した。期間は11月30日まで。昨季終了後に欧州クラブへの移籍を模索したが実現せず、清水に残留して今季に臨んでいた。 熊本県出身の松岡は2019年にJ1鳥栖でプロデビューを果たし、21年夏に清水に完全移籍。守備的MFとして清水では昨季までにJ1リーグ37試合に出場した。今季はJ2リーグ3試合とルヴァン杯1試合に出場。来年のパリ五輪を目指す世代別日本代表にも継続的に選ばれている。 松岡は「オファーを受けて率直にうれしさとわくわくする自分がいた。このタイミングで行かなければ必ず後悔すると思っ
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⚽今季初の静岡ダービー 清水と磐田 ドローで痛み分け 2万人以上が声援
サッカーJリーグ2部(J2)ジュビロ磐田と清水エスパルスがぶつかった今季初の静岡ダービーが18日、袋井市のエコパスタジアムで行われた。J2で両チームが対戦するのは初めて。試合は2―2で引き分けた。 試合開始直後に磐田はFW後藤啓介(17)のゴールで先制したが、清水は昨季J1得点王のチアゴ・サンタナ(30)の2得点で同点に持ち込んだ。 静岡ダービーとしては、4季ぶりに声出し応援が解禁され、2万2937人が大声援を送った。
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⚽静岡ダービー 清水-磐田見どころ J2対戦は初、18日エコパ
J2磐田と清水がぶつかる今季初の静岡ダービーが18日午後2時から、エコパスタジアムで行われる。J2で両チームが対戦するのは初めて。リーグ戦通算成績は磐田が25勝7分け20敗と勝ち越しているが、カップ戦含め直近10試合は清水が6勝2分け2敗とリードしている。両チームは17日、最終調整した。 磐田 厳戒 前日練習を非公開 今季まだ1勝で15位に沈む磐田は前日練習を完全非公開で行った。今週の練習公開は1日のみと厳戒態勢で調整を進めた。横内監督は3バックと4バックを併用する相手に「両方想定し対応できる」と自信をみせる。 磐田は山口戦で途中交代したMF山田の別メニュー調整が続き、トップ下は前節同
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⚽清水エスパルス 4連続ドロー 悩ましい得点力不足 「点取り屋」ディサロに期待
開幕から4試合連続引き分けと波に乗れないJ2清水。悩みの種は、リーグ最少タイの1にとどまっている得点力だ。チーム唯一のゴールを記録し、次節対戦する磐田相手には2月の練習試合で2得点しているFWディサロ燦[あきら]シルヴァーノ(26)の奮起に期待がかかる。 清水が4戦で放ったシュートは計53本。毎試合2桁を記録し、全試合で相手を上回っている。ただ、絶好機と言える場面は限られ、うまく守り切られているのが実情だ。 チームとして効果的な攻撃の形をつくり出せない中、鮮やかな個人技で打開して見せたのが第3節長崎戦でのディサロのゴールだった。巧みなミドルシュートを突き刺し、「自分がチーム1発目を決めら
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⚽清水エスパルス 4戦連続ドロー クラブワースト、リーグ11戦勝ちなし
明治安田J2リーグは12日、8試合を行い、清水は大分と0-0で4試合連続の引き分けに終わった。町田は水戸に3-0で完勝し、得失点差で首位に立った。秋田は千葉を1-0で下し、町田とともに3連勝で勝ち点10。J2初参戦のいわきは仙台を1-0で破って初勝利を挙げた。 【評】清水は大分の守備を最後まで攻略できずに引き分けた。 序盤から積極的にボールを奪いに出て、流れを引き寄せた。前半はセットプレーを中心にゴールに迫ったが、不発。後半は選手交代を加えながら押し込んだが、あと一歩の展開が続いた。終盤には岸本やチアゴサンタナが決定機を迎えたが、相手GKに阻まれた。 守備陣は空中戦や1対1で大分を上
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⚽ホームで大分戦 今季リーグ初勝利なるか【J2清水 見どころ】
12日にホームで大分を迎え撃つ。控え組主体で戦った8日のルヴァン杯川崎戦は勝利したが、リーグ戦はJ1だった昨季から10試合白星から遠ざかり、クラブワーストに並んでいる。今季リーグ初勝利を挙げ、不名誉な記録の更新を避けたい。 川崎戦はチームにとって昨年8月以来の公式戦勝利となった。今季出番に恵まれていない選手たちの躍動で難敵を撃破し、「良い刺激になった」(MFホナウド)とリーグ戦の主力組も燃えている。 川崎戦に出た選手が「試合に絡んでいく可能性は十分ある」とリカルド監督。メンバー選考は注目だ。大分は開幕3連勝で首位に立ち、古巣との対戦となるDF鈴木は「全員がハードワークしてくる」と警戒する
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⚽清水エスパルス 司令塔白崎初先発へ 攻撃面で「違い」期待 12日大分戦
J2清水のMF白崎凌兵(29)が状態を上げている。けがで出遅れていたが、4日のリーグ前節長崎戦で今季初出場を果たし、8日のルヴァン杯川崎戦では先発でゴールを記録。次節大分戦(12日、アイスタ日本平)でのリーグ今季初先発へ、頼もしい司令塔の準備は万全だ。 白崎は2月18日の開幕戦直前に左足の軽い肉離れで離脱。長崎戦で今季初めてピッチに立った。後半開始からボランチに投入され、縦パスなど効果的にボールを動かして攻撃を活性化した。 先発に名を連ねた川崎戦は前半7分、味方の速攻に反応してゴール前に進入し、仕留めた。「3列目から(ゴール前に)入るからこそ点が取れる」と積極的な攻撃参加で貴重な追加点
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⚽J2清水FW斉藤、全治6週間
J2清水は10日、FW斉藤聖七(22)が右膝大腿(だいたい)骨の外顆(がいか)軟骨損傷で全治6週間の見込みと診断されたと発表した。2月15日の練習中に負傷していた。
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⚽清水エスパルス、川崎を撃破 今季公式戦初勝利 ルヴァン杯開幕
YBCルヴァン・カップ1次リーグ第1節(8日・エディオンスタジアム広島ほか=10試合)でB組の清水は川崎に3―2で競り勝った。 1次リーグB組▽観衆6900人 ①アイスタ 清水 1勝(3)3(2―0 1―2)2 川崎 1敗(0) ▽得点者【清】オセフン(1)白崎(1)中山(1)【川】チャナティップ(1)宮代(PK)(1) 【評】清水は川崎との打ち合いを制した。 立ち上がりからテンポ良く球を動かし、前半6分に右クロスをオセフンが頭で合わせて先制。1分後には西沢の折り返しを白崎が詰めた。 前半途中から川崎に押し込まれる時間が増えたが、耐えて無失点で折り返した。後半22分に守りを崩され
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サービスに関するアンケート/3月18日のJ2静岡ダービーチケットプレゼント【あなたの静岡新聞 リリースノート】
※アンケートおよび静岡ダービーチケットプレゼントは、たくさんのご応募をいただきました。誠にありがとうございました。当選された方にのみメールで9日中にご連絡いたします(3月9日追記)。 ふるさとメディア「あなたの静岡新聞」を日頃よりご愛読いただき誠にありがとうございます。有料会員の皆さまにサービスに関するアンケートについてのご協力のお願いとプレゼント企画のお知らせです。 ふるさとメディア〈あなたの静岡新聞〉はご利用の皆さまの声に日々耳を傾け、昨日より今日、今日より明日とサービスを改善していく「永久改善サイクル」をモットーに掲げています。みなさまの率直なご意見やご要望をお待ちしています。
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⚽ルヴァン杯8日開幕 磐田、敵地で横浜M戦 清水、ホームで川崎と 1次リーグ第1節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップが8日開幕し、1次リーグ第1節10試合を行う。A組の磐田は敵地で横浜Mと対戦。B組の清水はホームで川崎を迎え撃つ。1次リーグはJ1の18チームにJ2の磐田と清水を加えた計20チームが参加。5組に分かれてホームアンドアウェー方式で戦う。各組1位と各組2位のうち成績上位3チームの計8チームが準々決勝に進む。 磐田 敵地で横浜M戦 若手で昨季J1王者に挑む 磐田は週末に中2日で大宮とのリーグ戦を控えるため、前節山形戦から大きく先発を入れ替え、若手中心の布陣となりそうだ。横内監督は「強度の高いチームに個人として向かっていけるか。出場機会が少ない選手がパワーに変え
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⚽清水エスパルス 長崎と1-1 サッカーJ2第3節
明治安田J2リーグは4日、各地で第3節の4試合が行われ、清水は長崎と1-1で引き分けた。 ①トラスタ▽観衆8242人 長崎 1分け2敗(1) 1(1―0 0―1)1 清水 3分け(3) ▽得点者【長】鍬先(1)【清】ディサロ(1) 【評】清水は終了間際の得点で長崎と引き分けた。 立ち上がりから攻撃のテンポが上がらず、自分たちのペースに持ち込めないまま試合が進んだ。前半38分の北川のミドルシュートは惜しくも枠の外。1分後、長崎に左右に揺さぶられて中央で押し込まれ、先制を許した。 後半は早めに交代カードを切って攻勢に出たが、攻めあぐねた。しかし、追加時間にディサロが鮮やかなシュートを決め
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⚽長崎戦 課題の得点力克服なるか【J2清水 見どころ】
4日に敵地で長崎と対戦する。開幕から2試合連続スコアレスドローで、ゴールと勝利が遠い。相手は開幕2連敗と結果が出ていないだけに、付け入る隙を逃さずに今季初白星を手にしたい。 継続する課題は得点力。シュート数は2戦続けて2桁を記録したが、決定機を量産できているとは言えず、攻撃にさらなる工夫が欲しい。MF松岡は長崎の前線の運動量が多くないとみて「良い形で後方から攻撃を組み立て、敵陣で数的優位をつくってゴールへと進めれば」と見据える。 開幕戦前後に軽い故障を抱えた選手が数人出たが、徐々に練習に戻ってきている。開幕戦直前に離脱したMF白崎もようやくメンバー入りできそうだ。
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⚽清水エスパルス 左足首手術の神谷に期待 昨夏以来のピッチ「チャンスメーク」へ自覚
J2清水のMF神谷優太(25)が26日の岡山戦に途中出場し、昨年7月以来の公式戦のピッチに立った。昨年に手術した左足首の状態は良化。チームが開幕から2戦連続スコアレスドローと苦しむ中、攻撃で非凡なセンスを発揮するアタッカーの復帰は好材料だ。 岡山戦は後半31分に投入され、中盤のトップ下に入った。プレー時間が短く、膠着(こうちゃく)状況の打開には至らなかったが、「やっと僕(の今季)は始まった」と久々のピッチの感触をかみしめた。 J1柏から加入した昨季は夏に古傷の左足首の痛みが強くなり、手術を決断。シーズン終盤戦をリハビリに費やすことになった。清水での1年目はリーグ戦21試合1得点。チームも
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⚽スペイン1部下部 矢田が練習参加へ 清水ユースMF
J2清水は28日、ユースに所属するMF矢田龍之介(16)が3月1~14日、スペイン1部マジョルカのU-19(19歳以下)チームに練習参加すると発表した。 選手の育成・強化などを目的に昨年12月に清水とマジョルカが結んだ業務提携契約の一環。北海道出身で高校から清水の下部組織に加わった矢田は、世代別代表にも名を連ねる有望株。
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⚽清水エスパルス、岡山と0-0 最後までゴール遠く J2第2節
①Cスタ▽観衆15695人 岡山 1勝1分け(4) 0(0―0 0―0)0 清水 2分け(2) 【評】清水はシュート数で上回りながら決め手を欠き、岡山と引き分けた。 前半から右サイドを中心に攻撃を組み立てたが、決定的な場面につながらず。逆に岡山の攻勢を受けた。前半19分の強烈なヘディングシュートは権田が好セーブ。45分はクロスバーに救われた。 後半は決定機をつくり出し、北川のクロスバー直撃のヘッドなどでゴールに迫った。終了間際にホナウドが好機を迎えたが、相手GKに阻まれた。 2試合連続スコアレスドロー 清水はこの日も最後まで相手のゴールネットを揺らせなかった。開幕から2試合連
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⚽岡山戦 決定力磨き仕切り直し【J2清水 見どころ】
26日に敵地で岡山と対戦する。水戸との開幕戦は最後までゴールが遠く、引き分け。スタートダッシュに向けて仕切り直し、今季初勝利を狙う。 水戸戦は相手の2倍以上となる15本のシュートを放ちながら無得点。今週はフィニッシュに持ち込む練習を多く盛り込んできた。水戸戦で逸機のあったFW北川は「チャンスでいかにゴールに結び付けられるか」と雪辱に燃えている。 水戸戦では4バックと新布陣の3バックの二つのシステムを試した。今節はどちらの布陣で臨むか、リカルド監督の選択に注目が集まる。MF白崎や水戸戦に途中出場したMF中山は別メニュー調整となっていて、出場は難しそうだ。
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⚽J2清水 9季ぶり復帰の吉田、攻守に躍動 次節、J通算400試合達成へ
J2清水のDF吉田豊(33)=静岡学園高出=が18日のリーグ開幕戦にフル出場し、9季ぶりに復帰した古巣での新たな一歩を踏み出した。攻守で健在ぶりを示したが、チームは引き分け発進。次節の敵地岡山戦(26日)は出場すればJリーグ通算400試合目となり、自身の節目を飾る今季初勝利を誓う。 水戸との開幕戦は右ウイングバックとして先発に名を連ね、4-4-2に布陣変更した後半は右サイドバックでプレーした。リカルド監督からは主に左サイドを試されてきたが、右での起用となってもそつなく対応した。 自慢の対人守備の強さで相手のサイド攻撃を封じ、ボールを持てば効果的に配球した。特に後半には「空いた選手は常に見
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⚽清水エスパルス ゼ・リカルド監督【J's HERO】
声出し応援が戻ってきたことをとてもうれしく思います。選手たちも自然とモチベーションが高まり、一緒に戦っているという雰囲気がさらに感じられるはずです。 サポーターの皆さんがわれわれの姿を見て、スタジアムで一緒に戦う雰囲気を存分に味わってもらい、試合に勝利して幸せな気持ちで家に帰ってもらえるよう、これからも戦っていきたいです。
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⚽清水エスパルス 水戸とドロー 消化不良のJ2発進
明治安田J2リーグは18日開幕し、各地で第1節7試合が行われた。1年でのJ1復帰を目指す清水は水戸と0-0で引き分けた。 アイスタ▽観衆14324人 清水 1分け(1)0(0―0 0―0)0 水戸 1分け(1) 【評】清水は後半に攻勢を強めたが最後までゴールが遠く、水戸と引き分けた。 一進一退の前半は序盤に決定機。2分に北川が抜け出してGKと1対1の絶好機を迎えたが、枠を外した。14分には水戸にシュートに持ち込まれたが、ポストに救われた。 布陣を変えた後半は攻め立てた。17分のチアゴサンタナのシュートは相手GKに阻まれ、23分の山原のFKはクロスバーに嫌われた。終了間際には西沢が
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⚽スタジアムに3年ぶり歓声 Jリーグ、全席で応援可能に 清水と磐田、ホームで開幕戦
静岡県内の2クラブが18日にホームで開幕戦を行った今季のJリーグは、スタジアムの収容人数の制限なく、全席からの声出し応援が可能になった。新型コロナウイルスの感染拡大によって無観客から始まった試合運営の規制は、3年を経てついに撤廃。観客の声援で会場が熱気に包まれる、かつての雰囲気が県内に戻った。 Jリーグは昨季、声出し応援のエリアや人数に制限を設けた試合を一部で実施したが、県内での開催はなかった。政府が1月にイベント開催の規制を解除し、実現に向かった。 IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)での清水エスパルスの試合には、1万4324人が集まった。2020年のリーグ開幕戦以来となるサポーター
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⚽水戸戦 新布陣の採用有力【J2清水 見どころ】
清水は17日に三保グラウンドで最終調整した。攻守に主導権を握る戦い方を浸透させてきたリカルド監督は「ボールを保持し、積極的に戦う姿勢を見てもらいたい」と重要な開幕戦を見据える。 今週の公開練習ではキャンプから本格的に取り組み始めた3バックのシステムでの守備対応を念入りに確認。3-4-3の新布陣で試合に臨むことが有力だ。3バックの中央に入ることが予想されるDF井林は「うまくいく時は一人一人の能力を生かせるシステム」と可能性を口にする。 MF乾と成岡がキャンプ中に負傷するなど数人の離脱者はいるものの、昨季の開幕前ほど多くはなく、スタメン争いは激しい。1トップは昨季J1得点王のチアゴサンタナで
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⚽清水エスパルス 最短復帰へ 屈指の戦力【サッカーJ2 18日開幕】
近年の低迷から脱却できず、7年ぶりにJ2に戦いの舞台を移すことになった今季の清水。クラブは再建への道筋としてJ1優勝を最終目標とした5カ年計画を発表し、まずは第一関門となる1年での昇格に挑む。 指揮官には昨季途中に就任したブラジル人のリカルド監督を引き続き据えた。目指すのは攻守両面で主導権を握るサッカー。ボールの保持に加え、新たに前線からの積極的な守備をスタイルとして浸透させている。 布陣は昨季からの4-4-2を継続しつつ、キャンプの数日間は3バックのシステムの練習に充てた。実戦でも試し、戦い方の幅を広げてきた。 降格によってオフには選手の流出が懸念されたが、主力の多くが残留。日本代表
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⚽群雄割拠のサッカーJ2 18日開幕【静岡県勢日程表】
サッカーJリーグ2部(J2)が18日に開幕する。昨季、清水エスパルスとジュビロ磐田がJ1から降格し、藤枝MYFCがJ3から昇格したため、今季J2では県勢3チームがしのぎを削る。18日の開幕戦は清水が水戸ホーリーホック、磐田がファジアーノ岡山をホームで迎え撃ち、藤枝は敵地で同じ昇格組のいわきFCと対戦する。 22チームで争う今季のJ2は11月12日の最終節までホームアンドアウェー方式で42試合を戦い、1、2位と3~6位のプレーオフを勝ち抜いたチームの計3チームがJ1に昇格できる。 もっと読む ⚽清水エスパルス 最短復帰へ 屈指の戦力 ⚽ジュビロ磐田 世代融合 奮起の再出発 ⚽藤枝MYFC
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清水本拠地のアイスタ使用料 静岡市、半額に減免
静岡市は16日、サッカーJ2に降格した清水エスパルスの運営会社からの要望を受け、清水が本拠地とするIAIスタジアム日本平(同市清水区)の2023年シーズンの使用料を半額にする方針を明らかにした。 市は市都市公園条例に基づき、使用料の減免措置を適用する。清水エスパルスがJ2に降格した16年シーズンにも使用料を半額にした経緯がある。 市スポーツ振興課によると、清水エスパルスのホーム戦は年間20試合ほどが行われ、1試合につき約300万円の使用料が市に支払われている。減免措置が適用されれば、年間使用料は約3千万円と通常の半額になる。 市は22年12月に清水エスパルスの運営会社から減免措置の要望
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⚽新加入DF高橋「勝負強さを意識」 堅守構築のキーマンに 清水エスパルス
J2清水の新加入DF高橋祐治(29)が、堅守構築のキーマンに名乗りを上げている。昨季の主力が抜けたセンターバックに入り、18日の水戸との開幕戦で先発出場が有力。昨季のJ1リーグで3番目に多かったチームの失点を「一つでも減らせるように」と使命感に燃えている。 守備のもろさは近年のチーム課題だ。昨季はリーグ戦34試合で54失点を喫し、4季連続で総失点が総得点を上回った。オフには立田悠悟、原輝綺、片山瑛一といったDFラインを構成していた選手たちが退団。守備陣の再構築も必要になった。 J1柏から今季加わった高橋は、キャンプでのJ2勢との練習試合2戦に主力組で出場。DF鈴木や井林とコンビを組み、プ
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「清水を日本一安全に」 IAIスタジアムで式典 警察とエスパルスが連携協定
「日本一安全・安心なまちへ」―。清水署とサッカーJ2清水エスパルスの関係者が15日、特殊詐欺や交通事故防止を啓発するための包括連携協定の協定式を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。県内の警察署がJリーグのチームとこうした協定を結ぶのは初めてという。 協定式では八木瑞生署長と山室晋也社長が協定書にサイン。八木署長は「わがまちのシンボル、オレンジ色の戦士の力を借りて清水を日本一安全・安心に暮らせるまちにしたい」と述べた。山室社長は「市民、警察とタッグを組んで安全・安心なまちを作りたい」とあいさつした。 委嘱状の交付では、選手を代表しGK権田修一選手に対し、八木署長が委嘱状を手渡した
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⚽清水 乾と成岡、磐田との練習試合で負傷 開幕絶望的
J2清水は13日、MF乾貴士(34)が左膝の過伸展損傷と骨挫傷で全治6週間、MF成岡輝瑠(20)が右膝の内側側副靱帯(じんたい)の損傷で全治6~8週間とそれぞれ診断されたと発表した。ともに4日のJ2磐田との練習試合で負傷していた。 乾は1月30日のJ2熊本との練習試合でゴール、磐田戦でアシストを記録して好調だっただけに、チームにとって痛手となる。成岡も始動から本職のボランチに加えてトップ下のポジションを新たに試されていたが、リーグ開幕を前に無念の長期離脱となった。
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⚽清水エスパルス サポーター前に健闘誓う 静岡で応援イベント
サッカーJ2清水エスパルスを応援するイベント「オレンジスポーツフィールド2023」(フォッサ・サッカーのまち市民協議会など主催)が12日、静岡市葵区の青葉緑地で開かれた。同チームの監督や選手が出陣式に臨み、ホームタウンの市民らの応援を力に変えて今シーズンを戦い抜くことを誓った。 ゼ・リカルド監督と選手たちが特設ステージに入場すると、集まったサポーターから大きな拍手が送られた。主将の鈴木義宜選手は「声出し応援が解禁され、みなさんの声援が力になる」と述べ、「多くの試合で一緒に『勝ちロコ』をできるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。 会場には選手紹介のパネルや新ユニホームが展示され、チームフ
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⚽1年でのJ1復帰へ 清水エスパルスが必勝祈願
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは12日、静岡市清水区の魚町稲荷神社で恒例の必勝祈願を行った。目標とする1年でのJ1復帰に向けて、クラブの関係者が決意を新たにした。 山室晋也社長をはじめ、ゼ・リカルド監督やスタッフ、選手が神事に臨んだ。玉串を奉納したほか、山室社長とリカルド監督が必勝だるまに墨を入れた。 山室社長は「本来いるべき場所に戻り、強いクラブを築く年にしたい」とあいさつ。リカルド監督は「全力を尽くすことを約束する」と誓い、鈴木義宜主将は「選手、スタッフ全員で目標をつかみ取りたい」と述べた。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の見学は不可として実施。市や地元の関
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J2対戦が熱い ⚽磐田、藤枝、清水「静岡三国決戦」 6試合、イベントも実施
静岡県内J2の磐田、清水、藤枝の3クラブが18日のリーグ開幕を前に10日、エコパスタジアムで共同記者会見を開いた。「静岡三国決戦」と銘打ちロゴマークを作製し、J2リーグ戦での対戦試合で共同イベントを行うことなどを発表。県内3クラブがJリーグ発足以来初めてJ2で戦う今季の直接対決を盛り上げる。 「静岡三国決戦」のロゴマークは三つどもえの戦いをイメージし、戦国時代風にアレンジした。計6試合の直接対決ごと異なったイベントを準備し、対戦カードの名称も今後検討する。具体的にはスタジアムDJの敵地でのアナウンスや、サッカースクールに通う子どもたちの交流試合などが案として挙がっている。 3クラブの代表
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J1昇格 決意胸に 清水、磐田、藤枝春季キャンプ【写真特集】
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスとジュビロ磐田、藤枝MYFCの春季キャンプが鹿児島を中心に行われた。 18日の開幕戦に向けて各チームが調整を行い、練習試合などを交えてチーム戦略などを確認した。3月18日には清水と磐田がエコパスタジアムで激突。藤枝は5月13日に清水とアイスタ日本平で、17日に磐田と藤枝総合運動公園サッカー場で県勢対決に挑む。J1昇格に向けて3チームの挑戦が始まる。 磐田と清水の練習試合で激しくボールを奪い合う磐田の鹿沼(中央)と清水の竹内=4日、鹿児島市の白波スタジアム いわきFCとの練習試合でゴールを狙う磐田のドゥドゥ=1日、鹿児島市
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エスパルス/戦い方の幅広がる ジュビロ/切り替え球際徹底 鹿児島キャンプ総括
J2磐田と清水が鹿児島での春季キャンプを終えた。練習試合を組み込みながら、約2週間後に迫る開幕に向けて、戦い方の定着や課題の洗い出しを図った。 清水 新布陣導入 好感触の内容 清水は昨季途中に就任したリカルド監督の下、戦い方の大枠となるゲームモデルの構築に始動から取り組んできた。軸となるのは、ボール保持と前線からの積極的な守備だ。 キャンプでは基本のスタイルを実戦形式の練習で浸透させつつ、戦い方の幅を広げる取り組みにも着手した。基本としていた4-4-2の布陣に加えて、新たに3バックの導入に取りかかった。 リカルド監督が昨季の試合で3バックを採用したのは数回。いずれも試合途中の限られた
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⚽鹿児島キャンプ「静岡ダービー」で打ち上げ 3ー1、清水が磐田に勝利
J2の磐田と清水は、鹿児島市の白波スタジアムで練習試合(45分4本)を行い、清水が合計3-1で勝利した。同日、両チームは鹿児島キャンプを打ち上げた。 清水は1本目にFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノの連続ゴールで2点を先制。2本目にはFWチアゴサンタナがMF乾貴士の巧みな縦パスを受けて流し込んだ。1、2本目に主力級をそろえ、二つのシステムを使い分けた。 磐田は主力級が出場した1、2本目は相手に球を保持される時間帯が長く、前線からの守備が機能せずに3点を失った。攻めてもゴール前の精度を欠いて無得点だった。4本目6分にCKのこぼれ球をFW吉長真優が合わせて1点を返した。 ▽練習試合(45
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⚽J2清水 北川、覚悟のシーズン「今年は自分の価値示す」 鹿児島キャンプ
J2清水のFW北川が強い覚悟で今季に臨んでいる。昨夏3季ぶりに古巣に復帰したが、チームはJ1から陥落。自身も不完全燃焼に終わり「今年は自分の価値を試合ごとや日々の練習で示す」と懸ける思いがにじむ。 オーストリア1部ラピッド・ウィーンから途中加入した昨季はリーグ戦10試合に出場して1得点。J2降格が決まった最終節の札幌戦はけがで欠場し、「その場にいなかった自分へのいら立ちや悔しさ」が心を占めた。「このクラブでやる」と真っ先に清水との契約を更新した。 欧州との環境の変化に適応する難しさを感じた昨季と異なり、始動から体作りには手応えを感じてきた。ルーキーも多く加わってチーム内では中堅の年代にな
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⚽清水エスパルス 森重陽介(FW)“二刀流”こなす大器【ルーキー紹介】
198センチの長身を生かして最前線で豪快なヘディングシュートをたたき込んだかと思えば、センターバックに移って相手の反撃をはね返す。試合の中でFWとDFの二役をこなす“二刀流”を今冬の全国高校選手権で披露し、話題を呼んだ。無限の可能性を秘めた、規格外の大器だ。 神奈川・日大藤沢高のエースとして臨んだ選手権は、3回戦でPK戦の末に涙をのんだ。ただ、個人としては3試合で3ゴールを挙げ、大会の得点王に輝いた。「チームを勝たせる得点はなかった」と満足はしていないが、全国の舞台で力を発揮できた手応えは感じている。 清水ではFWで定位置争いに挑んでいる。高さが際立つが、50メー
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⚽清水エスパルス 権田、サンタナら清水残留 J1復帰へ全力、決意新たに
J2清水は1日、GK権田修一(33)、MF松岡大起(21)、FWチアゴサンタナ(29)の3選手と今季の契約を更新したと発表した。いずれも他クラブへの移籍を見据えていたが実現せず、チームに残留することになった。 権田は昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会で日本の守護神として活躍。次回のW杯を目指すことを公言し、レベルの高い海外クラブへのステップアップを望んでいたが、かなわなかった。 松岡は以前から希望していた欧州クラブへの移籍を模索したが、成立せず。パリ五輪世代のホープはプロ5年目で初めてJ2でプレーする。 チアゴサンタナは来日2年目の昨季、J1の得点王を獲得。チームのJ2降格で移
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⚽J2清水エスパルス 権田らと契約更新
サッカーのJ2清水が1日、日本代表GK権田修一、昨季J1得点王のFWチアゴサンタナらと今季の契約を更新したと発表した。
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⚽J1復帰へ決意 DF鈴木主将の自覚「できること全てやる」 清水エスパルス・鹿児島キャンプ
J2清水のDF鈴木が、1年でのJ1復帰の目標に向けてチームをけん引する決意に満ちている。リカルド監督の指名で、今季の主将に就任。「チームのために必要だと思えば、自分ができることは全てやるつもり」と言い切る。 多弁なタイプではないが、要所での声掛けでチームを引き締められる存在だ。指揮官も「プロ意識が高く、われわれが求めるチームづくりの模範になってくれる」と信頼を置く。練習の前後にはさまざまな選手とコミュニケーションを図る姿が目につく。 プロ9年目の鈴木は前所属の大分でも主将を経験。清水に加入した2021年には早速3人制主将の一人を担った。同年は頭蓋骨骨折の大けがで長期離脱する不完全燃焼のシ
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⚽清水エスパルス J2熊本と練習試合、3―1で勝利 鹿児島キャンプ(30日)
J2清水は、鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2熊本と練習試合(40分4本)を行った。主力級が出場した2本目までは、MF乾貴士のゴールで1-0。メンバーをほぼ入れ替えた3本目に1点を失ったが、4本目に練習参加のMF矢田龍之介(清水ユース1年)の2得点で合計3-1で勝利した。 ▽練習試合(40分×4本) 清水 3(0-0 1-0 0-1 2-0)1 熊本 ▽得点者【清】乾(中山)、矢田2 ※矢田は清水ユースからの練習参加 清水の2本目までのメンバー GK 権田▽DF 北爪、高橋、鈴木、山原▽MF ホナウド、松岡、中山、乾、カルリーニョス(神谷)▽FW オセフン ※
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⚽清水DF 落合毅人 両足の配球、闘争心売り【ルーキー紹介】
両足での正確な配球と闘争心を売りにするセンターバック。「最初に声を掛けてくれたチームに行きたい」と清水からのアプローチに応じ、今季の新人選手の中で最も早く加入が内定した。 関東大学リーグ1部の強豪、法大の出身。ただ、大学2年まで思うように試合に絡めず、限界を感じ始めていた。そんな頃、へんとう炎を発症して手術。食事が取れず、体重は8キロ減少した。チーム内の立ち位置でさらに後れを取りかねない出来事だったが、これが転機となった。 筋肉量が落ちたことを契機に、下半身から体を作り直した。上半身中心の体の鍛え方から切り替えたことで、全体のバランスが向上した。3年時に頭角を現すと、全日本大学選抜候補に
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⚽今シーズン主将にDF鈴木義宜 J2清水エスパルス
J2清水は29日、今季の主将にDF鈴木義宜(30)が就くと発表した。 加入3年目の鈴木は2021年に3人主将の一人を担ったが、単独での就任は初めて。クラブを通じて「自分らしく、良い方向へチームを導けるよう引っ張っていく」とコメントした。昨季はGK権田修一(33)が務めていた。
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⚽清水の鈴木唯 フランス1部移籍発表 W杯若手活躍に刺激「自分もチャレンジ必要」【一問一答あり】
J2清水は28日、MF鈴木唯人(21)がフランス1部ストラスブールに期限付きで移籍すると発表した。期間は6月30日まで。関係者によると、完全移籍のオプション付き。 神奈川県出身の鈴木唯は2020年に市船橋高(千葉)から清水に入団。リーグ第2節で先発に抜てきされると、巧みなドリブルを武器に1年目からシーズンを通して試合に絡んだ。2年目の21年には主力に定着し、J1初ゴールを記録するなど33試合2得点。昨季は開幕からリーグ2戦連続得点を挙げたが、6月の負傷の影響などで20試合3得点にとどまった。J1通算83試合5得点。 鈴木唯は28日までに取材に応じた。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大
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⚽FW斉藤聖七 器用な万能型アタッカー【清水エスパルス ルーキー紹介】
攻撃的なポジションならどこでもこなし、得点に絡む器用な万能型のアタッカーだ。2018年の日本クラブユース選手権を制した清水ユースの主将が、大学を経てトップチームの一員としてオレンジ軍団に舞い戻った。 横浜市出身で、中学卒業前には地元などの多くのJクラブや高校から誘いを受けた。所属クラブの監督のつながりで練習参加した清水ユースは選択肢の一つに過ぎなかったが「先輩も優しく、雰囲気が良かった」と気に入り、加入を決断。清水で3年間を過ごし「街とクラブが大好き」と愛着を隠さない。 進学した流通経済大では1年から出番を得て、2年では関東2部リーグで得点ランキング4位。4年時は10番を背負った。希望し
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⚽J2清水の鈴木唯 チーム離脱、海外移籍へ
J2清水は25日、MF鈴木唯人(21)が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱したと発表した。フランス1部ストラスブールへの期限付き移籍が決定的となっていて、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。
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⚽清水エスパルス 鈴木唯人がチーム離脱 海外移籍へ準備
J2清水は25日、MF鈴木唯人(21)が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱したと発表した。フランス1部ストラスブールへの期限付き移籍が決定的となっていて、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。
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⚽清水エスパルス ディサロ猛アピール 中京大と練習試合、3ー0で勝利
J2清水は24日、三保グラウンドで中京大と練習試合(40分3本)を行った。今季2度目の実戦で、公開するのは初。プレー可能な28選手がピッチに立ち、3-0で勝利した。 布陣は昨季の4-4-2を継続。ボール保持時には、トップ下を置く4-2-3-1や、最終ラインを3人にする3-4-2-1に変形した。 試合は1本目13分にMF白崎の浮き球パスを最前線で受けたFWディサロが左足を振り抜き、先制。35分にもディサロが味方のシュートのこぼれ球に反応してネットを揺らした。2本目15分にはMF神谷がゴール左から鮮やかに突き刺した。 2トップの一角に入り、2得点を挙げたディサロは「相手が誰であろうと結果を
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⚽鈴木唯、フランス1部に期限付き移籍へ J2清水
J2清水のMF鈴木唯人(21)がフランス1部ストラスブールに期限付き移籍することが決定的になった。22日までの関係者への取材で分かった。近く正式契約を結び、発表する。 神奈川県出身の鈴木唯は2020年に市船橋高(千葉)から清水入り。推進力のあるドリブルを武器に1年目からJ1でリーグ戦30試合に出場し、頭角を現した。2年目の21年にJ1初ゴールを挙げ、昨季は開幕からリーグ戦2試合連続得点を記録した。 来年のパリ五輪を目指す世代別の日本代表では10番を背負い、チームの主軸として活躍が期待される存在。昨年1月にはA代表の候補合宿にも招集された。 鈴木唯にはスペイン1部マジョルカなども関心を寄
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⚽清水エスパルス 監物拓歩(DF) 優れた配球能力【ルーキー紹介】
配球能力に優れた貴重な左利きのセンターバックだ。伊豆の国市出身で、中学、高校と清水の下部組織に所属。大学を経由して「憧れだった」というエスパルスのエンブレムを背負い、プロ生活をスタートする。 中学時代から世代別の日本代表に選出され、U-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)にも出場。有望株として注目される存在だったが、ユースからの昇格はかなわなかった。 プロ入りには遠回りとなった道のりも、成長の糧とした。「環境と人に恵まれた」という早大では先輩の背中からリーダーシップや振る舞いを学び、対人守備の強さにも磨きを掛けた。3年時に経験したけがでの長期離脱も乗り越えた。 かつて世代別代表でと
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⚽清水エスパルス復権 2000人と考える J1昇格願い静岡で集会、元選手や来場者議論
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの応援を目的とした有志団体「エスパルスを愛する会」は14日、清水の復権を願って集会「エスパルスを早くJ1に戻そう」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。清水の元選手を招き、集まったサポーターらと意見を出し合った。 清水OBの三渡洲アデミールさん(54)、西部洋平さん(42)、鄭大世さん(38)が登壇。今季、クラブ2度目のJ2を戦う清水が再び強豪に返り咲くには何が必要かを約2千人の来場者と考えた。 試合終了間際での相次ぐ失点が降格の一因となった昨季の戦いを振り返り、3人は「選手同士で腹を割って話せる関係がチーム内でできていたか」などと指摘。J2での
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⚽清水エスパルス J1昇格へ初練習 FW北川「J2甘くない」「支え合い前進」
J2清水は9日、三保グラウンドで今季の初練習を行った。昨季途中から指揮を執るリカルド監督の下、選手たちは1時間半かけて軽めのメニューを消化。1年でのJ1復帰を目指して始動した。 昨季に大けがを負ったGK梅田とFW加藤、まだ来日していないMFホナウドとMFベンジャミン・コロリを除く31選手がグラウンドに姿を見せ、体を動かした。故障からの復帰を目指すMFヘナトアウグストは別メニューで調整した。 今季はクラブにとって2度目となるJ2の戦いに臨む。2016年のJ2シーズンを経験しているFW北川は「甘くはない。チームとして苦しい時期もあると思うが、支え合いながら前に進んで(昇格の)目標を達成したい
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⚽️目標は1年でのJ1復帰 清水エスパルスが新体制発表
今季をJ2で戦う清水は6日、アイスタ日本平で新体制発表会見を開いた。山室晋也社長は1年でのJ1復帰を目標に掲げ、「いずれはJ1優勝を狙えるようなクラブの力を身に付けるきっかけを今年つかみたい」と復権を見据えた。 今季のスローガンは、力強いクラブの実現への思いを込めた「STRONG WILL(強い意志)」。編成トップの大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「アカデミー(下部組織)も含めて強いエスパルスを取り戻したい」と立て直しへの決意を示した。 昨季途中に就任したブラジル人のリカルド監督が今季も指揮を執る。昇格を最大の目標に据え、「積極性と競争力の高いチームをつくり、試合の主役になる戦いをする
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⚽J2清水 新加入の選手コメント/2023年度スタッフ陣一覧
GK阿部(中央学院大) セービングとハイボール処理に自信がある。自分が出た試合は無失点で勝てるような取り組みをしたい DF落合(法大) 自分がチームの中心となって戦っていけるようになる。素晴らしい先輩たちから多くを吸収したい DF監物(早大、清水ユース出) 左足からのフィードと声が武器。難しい場面でチームを声で支えていきたい DF北爪(J1柏) 大学時代にオファーを受けた清水に再度評価してもらえた喜びがある。プレーと言動で力になれるよう頑張る DF高橋(J1柏) 優勝して必ず1年で昇格できるように。守備の選手として失点を一つでも減らせるようにする DF吉田(J1名古屋) 自分がチー
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⚽清水エスパルスの原輝綺 スイス移籍 グラスホッパーに期限付き
来季J2の清水は30日、MF原輝綺(24)のスイス1部グラスホッパーへの期限付き移籍が内定したと発表した。現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。期間は来年6月30日まで。 埼玉県出身の原は千葉・市船橋高から2017年に当時J1の新潟でプロ入り。J1鳥栖を経て21年に清水に加入した。右サイドバックを主戦場とし、ポジショニングの巧みさやクロス精度の高さを発揮。主力として2年間でJ1リーグ54試合に出場した。 クラブを通じて「このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思う。半年の短い期間だが、チャレンジしたいと思い決断した」と談話を出した。 グラスホッパーはスイスリーグで優勝2
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⚽清水エスパルス MF滝裕太、松本に移籍 育成型期限付き
来季J2の清水は30日、MF滝裕太(23)=清水ユース出=がJ3松本に育成型期限付き移籍すると発表した。期間は2024年1月末まで。清水と対戦する公式戦には出場できない。 プロ5年目の今季は選手層の厚い攻撃陣の中で定位置確保には至らず、リーグ戦9試合の出場にとどまった。ルヴァン杯4試合1得点、天皇杯2試合無得点。「チームは変わるが、成長するために全力でプレーする気持ちは変わらない」とコメントした。
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⚽DF吉田豊の加入発表 来季J2の清水エスパルス
来季J2の清水は29日、J1名古屋のDF吉田豊(32)=静岡学園高出=が完全移籍で加入すると発表した。9季ぶりの清水復帰となる。 富士宮市出身の吉田は静岡学園高から2008年にJ2甲府入り。12年に清水に移籍し、3年間主力としてプレーした。その後はJ1の鳥栖、名古屋で活躍。J1通算338試合、J2通算60試合に出場。クラブを通じて「チームを引っ張っていく存在になれるよう努力する」とコメントした。
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⚽清水のヴァウド 長崎に完全移籍
来季J2の清水は28日、ブラジル人DFヴァウド(30)がJ2長崎に完全移籍すると発表した。 ヴァウドはブラジル1部セアラーから2020年に加入。空中戦や対人の強さを発揮し、主力センターバックとして活躍した。今季はけがでの離脱が重なるなどして満足にプレーできず、リーグ戦8試合1得点だった。3年間でJ1通算70試合7得点。「サポーターの皆さん一人一人への感謝を胸に刻む」とコメントした。
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⚽清水 名古屋の吉田(静学出)獲得へ 9季ぶりの古巣復帰
来季J2の清水にJ1名古屋のDF吉田豊(32)=静岡学園高出=が完全移籍で加入することが28日までに、関係者への取材で分かった。吉田は2012~14年に清水に所属していて、9季ぶりの古巣復帰となる。近く発表される。 富士宮市出身の吉田は、静岡学園高から08年にJ2甲府入り。12年に清水に移籍した。清水を離れた後はJ1鳥栖、名古屋で各4年間プレー。今季はけがに泣いてリーグ戦15試合の出場にとどまったが、対人守備の能力はJリーグ屈指を誇る。 プロ2年目から13季連続でリーグ戦20試合以上に出場してきた豊富な経験も魅力。左サイドバックを主戦場としているが、右も対応可能だ。 清水は左右のサイド
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⚽清水エスパルス MF高橋、町田に完全移籍 川谷は岡山へ期限付き
来季J2の清水は26日、MF高橋大悟(23)がJ2町田に完全移籍すると発表した。MF川谷凪(19)はJ2岡山へ期限付き移籍する。 高橋は2018年に神村学園高(鹿児島)から加入。19年8月から約2年半にわたり期限付き移籍した北九州で主力として活躍し、今季清水に復帰した。開幕戦でJ1リーグ初出場、第4節でJ1初ゴールを挙げたが、4月に右かかとのけがで離脱。8月にも左足の肉離れで再離脱し、リーグ戦6試合1得点にとどまった。クラブを通じて「素晴らしい選手たちとサッカーができた毎日が最高に楽しかった」とコメントした。 川谷は静岡学園高から今季プロ入りしたが、ルヴァン杯と天皇杯の各1試合の出場にと
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⚽清水エスパルスに柏DF高橋 完全移籍で加入
来季J2の清水は22日、J1柏のDF高橋祐治(29)が完全移籍で加入すると発表した。 高橋は滋賀県出身で京都や鳥栖、柏などに在籍した。通算成績はJ1で112試合2得点、J2で71試合1得点、J3で11試合1得点。 クラブを通じ、「優勝してJ1昇格できるよう頑張りたい。清水はこんなところにいるチームじゃない」とコメントした。
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⚽J清水 FW後藤は山形へ 川本は群馬に
来季J2の清水は21日、FW後藤優介(29)が山形に完全移籍すると発表した。岡山に育成型期限付き移籍してシーズン途中で群馬に移ったFW川本梨誉(21)は来季も期限付きで群馬に残る。期限は2024年1月末まで。 後藤はJ1大分から20年に加入し、3年間で65試合に出場して2得点を挙げた。通算ではJ1で84試合4得点、J2で120試合32得点、J3で26試合16得点。 川本は19年から2年間、J1清水で8試合に出場して1得点。J2の岡山と群馬では計61試合で5得点。クラブを通じ、「成長して清水に必要とされる存在になるよう頑張りたい」とコメントした。
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清水本拠地愛称 「アイスタ」継続 命名権契約
静岡市、清水エスパルス、小型産業用ロボットメーカー「アイエイアイ」は21日、清水区の清水日本平運動公園球技場を「IAIスタジアム日本平」とするネーミングライツ(命名権)契約を結んだと発表した。 市によると、新たな契約期間は2023年3月1日から5年間。契約金額は年間約3千万円。名称は維持し、引き続き「アイスタ」の愛称で親しまれることになる。 市は23年2月末の契約満了に伴い命名権パートナーを公募。13年から契約している現パートナーのアイエイアイから応募があり、新たに契約を交わした。
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⚽千葉、今治から徳島へ 栗原は相模原に移籍 清水エスパルス
来季J2の清水は20日、J3今治に期限付きで移籍中のFW千葉寛汰(19)がJ2徳島に同じく期限付きで移籍すると発表した。期限は2024年1月末まで。 千葉は静岡市出身で各年代別代表を経験し、昨季J3今治で22試合に出場して12得点を挙げた。クラブを通じ、「清水のエースとしてプレーするという強い気持ちは変わらない。未来につながる1年になるよう、ひたむきに頑張りたい」とコメントした。 また、今季限りで契約を満了したFW栗原イブラヒムジュニア(21)について、J3相模原への完全移籍が決まったことも発表した。
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⚽清水エスパルスMF 白崎凌兵選手(29)【J's HERO】
「チームをコントロールする」ことを自分の中でやらなければならないという気持ちを持って清水に帰ってきました。今年合流してからその部分を意識していましたが、もっとうまくやらなければいけなかったと思います。 来年はJ2での戦いになりますが、J1に復帰してからも自分たちのサッカーを披露できるような状況をつくらないと、また苦しいシーズンが続いてしまうと思います。「エスパルスはこれで上を目指す」というスタイルを築いていきたいです! player’s data 身長 181cm 体重 70kg 出身 東京都 年齢 29歳
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⚽清水エスパルス内定 阿部「1対1に自信」 中央学院大GK
来季からのJ2清水入りが内定している中央学院大のGK阿部諒弥(21)の加入会見が13日、オンラインで行われた。阿部は「セービングとハイボールの処理を見てほしい。エリア内の1対1には自信がある」と抱負を語った。 北海道出身で身長193センチの阿部は母親の実家が清水にあり、アイスタ日本平にも訪れたことがある。清水からワールドカップ(W杯)カタール大会に出場したGK権田修一について聞かれると「自分も同じ場所に立てる可能性があると思うとワクワクする。メンタル面について聞いてみたい」と述べた。 兵働昭弘スカウトは阿部について「練習参加時にプロのシュートに対応した。きわどい球に触れるので十分通用する
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⚽清水エスパルス マジョルカと提携 選手育成などノウハウ共有
来季J2の清水は10日、スペイン1部マジョルカと業務提携契約を結んだ。静岡市清水区のアイスタ日本平で調印式を行い、清水の山室晋也社長と、マジョルカのアルフォンソ・ディアスCEO(最高経営責任者)が両クラブの発展を目指した相互連携を確認した。 マジョルカは1916年創設の老舗クラブで、家長昭博(J1川崎)や久保建英(レアル・ソシエダード)ら日本人が多く所属してきた。国外クラブとの業務提携は初という。選手育成・強化を目的にした選手や指導者の交流をはじめ、サッカーに関するさまざまなノウハウの共有、選手情報の交換などで連携し、サポーターの相互交流なども予定している。 ディアスCEOは「日本のサッ
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タイでサッカー教室、子どもに笑顔 エスパルス、ビジネス交流も
サッカーの来季Jリーグ2部(J2)清水エスパルスはこのほど、タイ・バンコク近郊の児童養護施設3カ所でサッカー教室を開いた。西沢健太選手と宮本航汰選手、サッカースクールコーチ2人が参加し、現地の小学生合わせて約120人を指導した。鈴与タイランドなど現地に事業展開している企業と共同で実施する社会貢献活動で、2017年に始まり今回で5回目。 新型コロナウイルスの影響で中断していたが、3年ぶりの開催となった。鈴与タイランドの従業員も各施設に約20人ずつ集まり、試合形式で一緒に汗を流した。西沢選手は「温かく迎え入れてくれて一緒にサッカーを楽しめて素晴らしい経験になった」と感想を語り、宮本選手は「子ど
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⚽円熟のGK権田、勝利導く好セーブ W杯カタール大会ドイツ戦、ドーハの歓喜
【ドーハ=静岡新聞社特派員・市川淳一朗】15歳から日の丸を背負ってきた守護神が、自身2度目のワールドカップ(W杯)でついにピッチに立った。日本代表のGK権田修一(33)=清水エスパルス=は、ドイツとの1次リーグ初戦に先発。円熟の時を迎えたベテランが、日本のゴールマウスに立ちはだかった。 清水の守護神 18年前の誓い今も 権田が初めて代表のユニホームに袖を通したのは、2004年のU-17(17歳以下)アジア選手権。U-16代表の一員として、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で行われた北朝鮮戦に出場した。試合前の国歌斉唱で、自然と足が震えた。「憧れの場」に身を置いた緊張感は、今もはっきりと記
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児童にリフティング指導 静岡宮竹小 エスパルス神谷選手が訪問
Jリーグ清水エスパルスの神谷優太選手(25)が18日、静岡市駿河区の宮竹小を訪問し、2年生と特別支援学級の児童計約90人と交流した。 山形県出身の神谷選手は児童と教諭の質問に答え、「父親の影響でサッカーを始め、毎日1人でボールをけっていた」と子ども時代の思い出を披露した。 10月に左足を手術したばかりだが、代表の児童にリフティングを指導し、自らも椅子に座ったままリフティングの妙技を見せた。「術後初めてボールをけってうれしかった。子どもから元気をもらった」と笑顔を見せた。 リハビリが順調なら、来季のチーム始動に間に合う予定。J2に降格した今季を振り返り、「悔しい思いをした。早くプレーがし
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⚽清水エスパルス DF井林選手「自分の強み見つけて」 島田・六合小児童にエール
サッカーJリーグ清水エスパルスのDF井林章選手(32)が17日、島田市の六合小を訪問した。井林選手はプロになった経験などを踏まえながら、6年生に夢をかなえるために心がけてきたことを伝えた。 井林選手は夢だったプロ選手になるために意識したポイントとして「周りの人と同じ練習をしても差は付かない。目標を達成するにはライバルに負けない強みを見つけるのが大切」と説明。その上で「目標や夢に向かってやると決めたことは、周囲に流されずに最後までやり通してほしい」と子どもたちにエールを送った。 児童は井林選手に質問をしたり、ボールを使ってパス交換を体験したりと交流を楽しんだ。 クラブが9月のホームゲーム
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⚽清水エスパルス復帰を長泉町長に報告 GK梅田選手
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスのGK梅田透吾選手(22)=長泉町出身=はこのほど、町役場を訪れ、育成型期限付き移籍していたJ2ファジアーノ岡山から復帰したことを池田修町長に報告した。 梅田選手は昨年1月に岡山に育成型期限付き移籍したが、今年3月に右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。全治6~8カ月と診断されていた。6月に清水に復帰し、治療に専念している。 梅田選手は「やっと最近ボールを蹴られるようになった。まずはリハビリに専念し、いつか地元に恩返しできる選手になりたい」と話した。池田町長は「試合に出られない悔しさを味わっていることと思うが、次のステージに期待し、試合にも足を運び応
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⚽全力エール「誇り」と「残留」 アイスタに1万8182人 52度目の静岡ダービー
サッカー王国静岡を象徴する二つのトップクラブはJリーグ1部(J1)に残れるか-。17位の清水エスパルスと最下位18位のジュビロ磐田は22日、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で激突した。ともにJ2自動降格圏で迎えた52度目の静岡ダービー。「勝つしかない」「一緒にJ1に残って」。オレンジとサックスブルーに染まったスタンドでサポーターの思いが交錯した。 今季最多1万8182人が詰めかけたアイスタは異様な緊張感に包まれた。引き分けではどちらも残留が遠のき、史上初めて静岡からJ1クラブがなくなりかねない。「勝てば残留が見える。勝ち点3しかいらない」と磐田ファンの会社員佐藤健斗さん(25)=袋井
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⚽清水エスパルス DF 立田悠悟選手(2)【J's HERO】
台風15号の影響により、僕の実家も被害を受けました。地元の皆さんが大変な思いをしているのを見て、何か手助けしたいと思い、チームメートと一緒に飲用水の配布や募金活動、土砂除去作業ボランティアへの参加などを行いました。僕たちはサッカー選手なので、サッカーを通じて、少しでも元気や希望を与えられたらと思いますし、そのようなプレーをしなければいけないと思っています。 22日(土)の静岡ダービーでは必ず勝利し、皆さんと喜びを分かち合いたいです。一緒に戦いましょう! player’s data 身長 191cm 体重 83kg 出身 静岡市 年齢 24歳
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⚽J1清水エスパルス 本拠地「日本平」命名権募る
静岡市とサッカーJ1清水エスパルスは14日、エスパルスの本拠地「清水日本平運動公園球技場」(清水区)の新たな命名権(ネーミングライツ)の契約企業の募集を始めた。2023年シーズンの開幕に合わせて名称を変更する。 愛称には企業名や商品名を付けることができるが、一部に「日本平」を残すことが条件となる。契約金額は年間3146万円以上、契約期間は3年以上。募集は11月14日まで。 契約企業は球技場への愛称看板の設置や市の広報誌、J1清水の広告媒体への掲載などができるようになる。地域貢献事業における施設の無償使用も可能とする。 同球技場は13年から、「IAIスタジアム日本平」の名称で市民やサポー
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指導者に大切な資質は J1清水の大榎さん、消防幹部に講話
静岡県消防学校は14日、県内の消防幹部職員向けの教育訓練でサッカーJ1清水エスパルスの大榎克己クラブリレーションズオフィサー(CRO)を静岡市清水区の同校に招き、リーダー論をテーマとした講話を行った。 他分野から学びを得ることを目的とし、34人が参加した。大榎CROは「指導者に必要な資質」と題し、決断や判断の重要性を説いた。リーダーを支える周囲のサポートの大切さも強調。良い組織づくりに向けて「信念を持ってやってほしい」と呼びかけた。
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⚽エスパルス選手 台風被災地児童と交流 清水小島小訪問
台風15号の被害を受けた地域を元気づけようと、サッカーJ1清水エスパルスの選手たちが12日、静岡市清水区の清水小島小を訪れて児童と交流した。 松岡大起(21)、高橋大悟(23)、立田悠悟(24)、原輝綺(24)、白崎凌兵(29)、井林章(30)の6選手が放課後に来校。参加を希望した児童約80人と鬼ごっこやサッカーをして触れ合った。エスパルスのグッズを身に着けた児童も多く、目を輝かせながら選手とのひとときを楽しんだ。 6年生の望月瑛人君は「好きな原選手に会えてうれしかった」と感激した様子。選手側の意向で実現した取り組みで、同区出身の立田選手は「元気づけたいと足を運んだが、自分たちがエネルギ
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⚽J1清水 後半に連続失点 降格圏へ再転落
明治安田J1リーグは8日、各地で第32節の9試合が行われ、清水は川崎に2―3で敗れ、自動降格圏の17位に後退した。 ②等々力(川崎2勝)▽観衆19022人 川崎 17勝6分け8敗(57)3(1―0 2―2)2 清水 7勝11分け13敗(32) ▽得点者【川】遠野(2)山村(1)小林(5)【清】白崎(3)カルリーニョス(3) ■後半連続失点 逆転許す またもリードを守り切れなかった。清水は後半に一度は逆転しながら、あっさりと川崎にひっくり返された。最近の試合で続いている守備のもろさを改善できず、リカルド監督は「賢さが欠け、流れを渡してしまった」と嘆いた。 狙っていた展開に持ち込めてい
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⚽エスパルス選手が土砂撤去 台風15号被災の清水区布沢
サッカーJ1清水エスパルスの選手が1日、台風15号被害が出ている静岡市清水区布沢を訪れ、土砂の除去作業を手伝った。 山間地の布沢地域は、沢をつたって集落に大量の土砂が流れ込み、現在も数世帯の家屋で土砂を取り除けていない状態。選手11人は2階建ての1階部分がほぼ埋まった家に足を運び、土や泥をスコップでかき出したり、家財を運び出したりした。災害ボランティアも活動していて、協力し合いながら約2時間取り組んだ。 参加した山原怜音選手(23)=JFAアカデミー福島出身=は「自分たちがホームタウンの静岡のために何かできることはないかという思いで来た」と汗を拭った。実家の土砂除去を手伝ってもらった井上
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10月の「静岡ダービー」延期 代替日は未定 サッカーJ1
Jリーグは28日、10月1日に静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で予定していたJ1リーグ第31節清水エスパルス対ジュビロ磐田の「静岡ダービー」を延期すると発表した。代替日は未定。=関連記事14面へ スタジアムが台風15号により同区で発生している大規模な断水の影響を受けていることが主な理由。スタジアムは現在、断水によってトイレの手洗い場が使用できない状況となっている。 周辺道路の土砂崩れや、試合開催による被災住民の日常生活への影響も懸念材料となっていた。
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チケットプレゼント J1静岡ダービー「あなたの静岡新聞マッチ」 10月1日、アイスタ【あなたの静岡新聞 リリースノート】
※526通のご応募をいただきました。誠にありがとうございました。抽選の上、本日23日中に当選された方にのみメールでご連絡いたします(9月23日追記)。 ふるさとメディア「あなたの静岡新聞」を日頃ご愛用いただき誠にありがとうございます。プレゼント企画のお知らせです。 10月1日(土)午後2時から静岡市駿河区のIAIスタジアム日本平で行われるサッカーJ1、清水エスパルス-ジュビロ磐田戦「静岡ダービー」は「あなたの静岡新聞マッチ」(静岡新聞SBSマッチ)として開催されます。 そこで緊急プレゼント企画! 観戦チケット(S指定席)を3組6人に贈呈します。ご応募は 専用フォーム からお願い
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アイスタまで歩こう エスパルスサポーター参加 大榎さん応援
明治安田生命保険静岡支社は10日、静岡市清水区で「JリーグウオーキングinIAIスタジアム日本平」を開催した。普段はバスで向かう、JR清水駅東口からスタジアムまでの約6キロをサポーターらは歩いた。 J1清水エスパルスが取り組む持続可能な開発目標(SDGs)に賛同したイベント。スタート地点のJR清水駅東口に応援に駆け付けたエスパルス・クラブ・リレーションズ・オフィサーの大榎克己さんは「無理しないように頑張ってください」と声を掛けた。 事前登録した60人はスタート前に大榎さんと一緒に写真撮影をするなどし、元気に出発した。
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J1清水戦「カンボジアデー」 タイカ、自社製品を紹介 20日、アイスタ
J1清水エスパルスとスポンサー契約を結ぶタイカ(東京都港区、鈴木大登社長)は、20日にIAIスタジアム日本平で行われる清水-柏レイソル戦を「カンボジアデー」の冠試合とし、ブースを出展して自社製品とカンボジアの魅力をPRする。 同社は静岡市清水区で創業し、衝撃吸収素材を製造販売する。カンボジアに工場を設け、同国の学校にフットサルコートや筆記用具を寄贈するなど地域貢献活動に取り組んできた。冠試合は昨年に続き2回目。 ブースでは衝撃吸収素材アルファゲルを活用したキャラクター「ゲルぴよ」のカプセルおもちゃ販売機を置き、ゲル素材をアピールする。先着6千人にカンボジア製のトートバッグをプレゼントする
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エスパルス30周年祝う JR静岡駅でダンスやトークショー披露
サッカーJリーグ1部(J1)の清水エスパルスとJR東海静岡開発は24日、エスパルスのクラブ創設30周年を記念したイベント「アスティ静岡×清水エスパルスの大祭典」をJR静岡駅北口広場で開いた。チアリーディングショーやサッカー元日本代表の森岡隆三さん(46)のトークショーで会場はにぎわった。 県内4カ所で開催しているエスパルスダンススクールに通う中学生のチームがチアリーディングを披露した。2日に国立競技場で行われたクラブ創設30周年記念試合でも披露した「OPA!エスパルス」など計5曲を踊った。同チームの浅野咲良さん(14)=静岡市清水区=は「30周年をサポーターの皆さんと祝えてうれ
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⚽J1清水 クラブ創設30周年試合 国立に5万6131人
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスがクラブ創設30周年を記念して2日に国立競技場で行ったリーグ第19節横浜F・マリノス戦には、クラブのホーム試合として最多の5万6131人が詰め掛けた。今月4日はクラブが1992年に初の有料対外試合を開催してから30回目となる「誕生日」。老若男女のサポーターが節目を迎えるクラブの記念試合を後押しした。 スタジアムには午後4時の開場前からエスパルスのグッズを身に着けた観客が続々と訪れた。創設当初から応援する静岡市清水区の会社員山本恵美子さん(60)は「30年の間には消滅危機もあったが、よく頑張ってきてくれた」と地元から駆けつけた。 静岡市葵区出身の会
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清水区役所“オレンジ化” エスパルス30周年祝う
7月4日に迎えるサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルス創設30周年を祝おうと静岡市の清水区役所は29日、窓口職員の30周年シャツ着用を始めた。合わせて庁舎内に職員手製の装飾などを施し、チームカラーにちなんで区役所を“オレンジ化”した。 記念シャツの着用は葵、駿河両区役所戸籍住民課が6月にそれぞれ実施していた。清水区役所では職員から「ホームタウンとしてさらに盛り上げよう」と声が上がり、区役所1階全ての課の窓口職員が記念シャツを着たほか、その他の職員も過去のイベント用シャツや自前のユニホーム、オレンジ色の私服などを着用した。 区役所内の装飾も職員が手作りし、玄関に
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J1清水と島田市が協定 SDGs推進など6項目連携
サッカーJ1清水エスパルスと島田市は28日、協働による持続的な地域の発展を目的としたファミリータウン協定を締結した。同協定は県東部の自治体で締結例があり、県中部では初めて。 持続可能な開発目標(SDGs)の推進やスポーツを通じたコミュニティー形成、地域社会の活性化、市のPRなど6項目で連携を図る。具体的には学校でのスポーツ教室や指導者の育成サポート、スタジアムでのシティープロモーションなどを想定している。山室晋也社長らが市役所を訪れ、染谷絹代市長と協定書にサインした。 染谷市長は「生涯スポーツは人生をより豊かにする。部活動の地域移行に向けた課題もあり(協定は)心強い」と話し、山室社長は「
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運動の楽しさ、幼児から 静岡市とJ1清水が親子教室
静岡市とサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスはこのほど、2~4歳の幼児とその保護者を対象とした事業「親子でチャレンジ運動教室」を静岡市清水区のエスパルスドリームフィールド清水で開いた。 エスパルス教育事業部の今泉幸広ヘッドオブコーチングらの指導で、市内の親子16組が体を動かした。幼少期に身につけたい基本動作と、新聞紙で作ったボールでの遊びを1時間、楽しみながら体験した。 エスパルスが今年から取り組む「運動大好キッズ育成プロジェクト」の一環。中央静岡ヤクルト販売(同市)が協賛する。年度内にドリームフィールド清水で5回、ドリームフィールド静岡(駿河区)で6回開催。問い合わせはエスパルス
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感謝の心大切に J1清水元選手の兵働さん講演 静岡長田南小
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスが静岡市、静岡大、企業と連携して小中学校で実施する特別授業「エスプラス」が24日、同市駿河区の長田南小で行われた。同校を皮切りに、本年度は市内3区の15校で開催する。 サッカーと教科を絡めた学びや、企業人を招いた職業学習などを展開する恒例の取り組み。長田南小にはエスパルスの元選手で、現在はスカウトを担当する兵働昭弘さん(40)が講師として訪れた。 兵働さんはエスパルスで主将を務めた経験を元に、「相手を尊重し、感謝の気持ちと長所を見る姿勢を」と同校の6年生約90人に語り掛けた。具体例を交えながら、社会に出て必要な行動力や課題発見力に関しても紹介。児
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検討委、年内にも候補地選出 静岡市のサッカースタジアム構想
静岡市内に新しいサッカースタジアムを整備する構想に関し、有識者や公募市民でつくる「サッカースタジアムを活(い)かしたまちづくり検討委員会」(会長・木宮敬信常葉大教授)が21日、市内で初会合を開いた。複数候補地の比較検討や市民アンケートの結果など踏まえ、年内をめどに最有力候補地を選出する。 検討委は市が設置した付属機関で、大学教授やサッカー関係者、J1清水エスパルスのサポーターなど14人で構成する。初会合では市がIAIスタジアム日本平(清水区)の現状と課題を説明。築30年と老朽化が進み、屋根のカバー率がJリーグ基準に満たないことなどを挙げた。 スタジアム整備の在り方を巡り、委員からは「中心
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J1清水 脱炭素推進 静岡大が行程表づくり支援
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの山室晋也社長が23日、静岡市駿河区の静岡大を訪れ、脱炭素社会の推進を目指してクラブが取り組む「ゼロカーボン・プロジェクト」で同大と連携していくことを日詰一幸学長と確認した。 エスパルスは昨年11月、地球に優しいスタジアムづくりやファン・サポーターとの環境問題への取り組みなどを掲げた「ゼロカーボンプロスポーツクラブ宣言」を発表。具体的な活動内容の策定に向けて、つながりの深い同大に支援を依頼することとした。 山室社長が協力を求めたのは①エスパルスの活動で排出される温室効果ガスの算定②2050年に排出量をゼロにするための行程表づくり③プロジェクトの点
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体と頭に刺激 J1清水が高齢者向け運動教室
J1清水エスパルスの65歳以上を対象にした運動教室「ハッピーシニアプロジェクト」がこのほど、富士市久沢のエスパルスドリームフィールド富士で開かれた。市内の11人が特別ルールを交えた競技に挑戦し、心地よく体を動かした。 参加者は両手を交差して投げるお手玉や、リレー方式で行うチーム対抗の三目並べなど多彩な競技を体験した。慣れない動きに苦戦する参加者が続出した。走ってはいけないウオーキングサッカーでは足元のボールと仲間の動きを見ながら、懸命にパスコースを探した。 松永芳美さん(76)は「簡単そうに見えて難しい動きが多く、新鮮だった」と笑顔をみせた。 同教室は高齢者の健康づくりを目的にエスパル
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⚽J1清水、30年の足跡 歴代ユニホーム並ぶ 静岡駅北口地下
サッカーJ1清水エスパルスの創設30周年を記念する応援企画展が16日、JR静岡駅北口地下広場しずチカで始まった。歴代ユニホームや写真パネルなどが展示されている。7月5日まで。 企画展は、静岡市を拠点とするスポーツチームを応援する官民組織「フォッサ・サッカーのまち市民協議会」、同市、エスパルスの3者で共催した。 会場では、チームが発足した1992年などのユニホームや、好成績を収めた99~2001年のグッズなどを展示。選手OBの沢登正朗さん、伊東輝悦さん、三都主アレサンドロさん、森岡隆三さんの4人がそれぞれ試合で使用していたスパイクも一堂に並ぶ。 展示品の撮影は自由。22、29両日は定休日
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清水港の新スタジアム 実現へ見えぬ道筋【解説・主張しずおか】
静岡市清水区のエネオス清水油槽所遊休地に新サッカースタジアムを建設する構想。JR清水駅周辺の商店街などを中心とした盛り上がりに対して、実現までの道筋は見えない。老朽化した区役所や防災など複合機能を持たせる案もあり、期待に応えるには議論の加速が必要だ。 JR清水駅前のアーケード街。シャッターが閉まりきりのがらんとした大きな空間が広がる。サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスのオレンジ色のユニホームを着た地元ファンを見掛けるのは最近はまれだ。 「公民連携でやっていきたい」。4月上旬の定例会見で記者から「民間での整備を考えているのか」と問われた田辺信宏市長はそう答えた。川勝平太知事も構想へ
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柿田川公園の活用法は? J1清水、清水町まちづくり懇談会開催
サッカーJ1清水エスパルスはこのほど、「清水町まちづくり懇談会」を同町の商業施設で開いた。町にゆかりのある事業者を中心に約50人が集い、柿田川公園の活用についてトークショーや意見交換を行った。 町とファミリータウンパートナーシップ協定を結ぶエスパルスが、地域を盛り上げて恩返ししようと、初めて企画した。トークショーには元日本代表でエスパルスのジュニアユース三島のU-13監督を務める市川大祐さんや、沼津市内の公園の活性化に取り組む山崎友也さんらが登壇。マルシェやワークショップの開催など公園の活用方法を提案した。参加者からは「キッチンカーイベントができそう」「町民が公園に対して当事者意識を持つ
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ブラジル文化を児童に紹介 J1清水の選手、清水興津小訪問
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスはこのほど、ブラジル人選手が自国の魅力を子どもたちに伝える出張授業を行った。チアゴサンタナ選手が静岡市立清水興津小を訪れ、5、6年生約170人にブラジルの文化などを紹介した。 サンタナ選手は県の国際交流員とともに、簡単な言葉や食文化、自然環境などを説明。ボールを使った触れ合いや、児童からの質問の時間なども設けて交流を楽しんだ。 エスパルスは6月18日にIAIスタジアム日本平で行うアビスパ福岡戦で、ブラジル文化を体験できる企画を予定している。
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サポーターに交通安全啓発 アイスタで清水署
清水署は7日、サッカーJ1清水エスパルスのホームゲームが行われた静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で交通安全啓発活動を行った。 スタジアム入り口へとつながる経路に自衛隊や消防の車両と並んでパトカー、白バイを設置し、署員が帰路の安全な運転や道路横断などを呼び掛けた。家族連れのサポーターは警察車両を前に足を止め、子どもらを白バイにまたがらせて写真を撮るなどしていた。 スタジアム内でも試合前に県警音楽隊が演奏を行ったほか、交通安全の注意喚起を改めてアナウンスした。
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静岡・清沢小児童 権田選手とPK対決 J1清水交流事業
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手が19日、静岡市内の小学校を訪れ、児童と交流した。クラブを身近に感じてもらうことを目的とした事業の一環。 同市葵区の清沢小には権田修一選手(33)が訪問。全校児童22人とボールを使ってパス交換をしたり、ゴールキーパーのやりがいを尋ねる児童の質問などに答えたりした。 児童の代表とPK対決する時間も設け、至近距離のシュートを権田選手がキャッチすると、子どもたちからどよめきが起きた。シュートを放った6年生の森日順(ひより)さんは「エスパルスの選手は自分にとってすごい存在。うれしかった」と頬を緩めた。 清水船越小には加藤拓己選手(22)、川谷凪選
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⚽強豪相手「楽しみ」「隙はある」 W杯組み合わせ静岡県内反応
「強豪国との対戦は楽しみ」「隙はある」-。11月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグの組み合わせ決定を受けて2日、4年に1度の祭典を待ちわびる県内関係者からはさまざまな声が上がった。 3月まで行われたアジア最終予選で正GKとして本大会出場に貢献した清水エスパルスの権田修一選手(33)は「抜けられるグループに入って突破しても日本サッカーは盛り上がらない」と強豪のドイツ、スペインとの対戦を歓迎する。 2010年南アフリカ大会で日本代表コーチを務めた大熊清氏(57)=清水エスパルスゼネラルマネジャー=は、1次リーグを突破して16強入りした当時の経験を踏まえ、「初戦はど
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シズラに背番号432 J1清水エスパルス、特大ユニホーム贈呈
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは30日、静岡市清水区の広報キャラクター「シズラ」に公式背番号「432」を贈った。シズラは今後、背番号入りのユニホームを身に着けて清水区のPRに努める。 432は「しみず」の語呂合わせから。コロナ禍による閉塞(へいそく)感が続く中、区を盛り上げられる企画として市がエスパルスに提案し、実現した。 同区のエスパルス本社で背番号の認定式を行った。シズラの体形に合わせた特大のユニホームも披露した。エスパルスの大榎克己クラブリレーションズオフィサーは「エスパルスと地域の発展のために活躍してほしい」と期待し、堀池明区長は「かわいがってもらい、背番号が認知され
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サッカー場計画前向き エネオス、静岡市長に意向 清水区遊休地
静岡市内に新たなサッカースタジアムを建設する構想を巡り、石油元売りのENEOS(エネオス)がJR清水駅近くに所有する遊休地への整備計画に前向きな姿勢を示していることが30日、関係者への取材で分かった。エネオスの大田勝幸社長が同日、市役所静岡庁舎で田辺信宏市長と面会し、意向を伝えた。 清水区袖師地区にある同社清水油槽所の遊休地は交通アクセスが良く、地元住民などからスタジアム建設地として期待する声が上がっている。市は2022年度中にスタジアムの候補地を決める方針で、6月にも官民でつくる検討委員会を立ち上げて選定作業を本格化させる。 市とエネオスは昨年7月に次世代型エネルギー推進と地域づくりに
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乳児もアイスタへ ケアルーム好評 授乳、おむつ替え快適に
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは今季から、本拠地のIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)に授乳やおむつ替えなどができるベビーケアルームを設置している。観客の観戦環境向上を目指したクラブの取り組みの一環。 ベビーケアルームは高さ1・9メートル、幅0・9メートル、奥行き1・2メートル。内部で座って授乳できるほか、背もたれ部分を倒しておむつ替えの台としても利用できる。組み立て式で、試合時にスタジアム正面玄関脇に設ける。 同スタジアムには常設の授乳室があるものの清水サポーターが主に陣取るスタンドからは距離があり、利便性に関して要望が寄せられていた。 すでに本拠地で開催された4試合
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パルちゃんの婚姻届配布 J1清水創設30年記念 静岡市、3月1日から
静岡市を本拠地とするサッカーJ1清水エスパルスの創設30周年を記念し、静岡市は1日から、クラブのマスコットキャラクター「パルちゃん」「ピカルちゃん」のイラストをあしらった婚姻届の配布を始める。 エスパルスのクラブカラーのオレンジ色を基調とし、サッカーボールを蹴るパルちゃんと手を振るピカルちゃんなどのイラストが描かれている。 葵、駿河、清水各区の戸籍住民課で希望者に配布するほか、エスパルスの公式ホームページからもダウンロードできる。市スポーツ交流課の担当者は「30周年を機によりエスパルスを身近に感じてもらえれば。市とエスパルスの連携も一層強めていきたい」と期待を込めた。
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鈴与レンタカー J1清水応援プラン ホーム戦は駐車券セットも
鈴与レンタカー(静岡市)は18日、サッカーJ1清水エスパルスのエンブレムやチームカラーなどのデザインを施したレンタカーを貸し出す「エスパルス応援プラン」を発売する。 JR静岡駅北口のオリックスレンタカー静岡駅前店で取り扱う。8人乗りワゴンタイプ1台と5人乗りコンパクトタイプ4台を提供する。売り上げの一部をチームの支援金に充てる。 エスパルスのホーム戦開催日には、スタジアムの駐車券がセットになった「試合日プラン」を1万円(24時間利用)から販売する。チームの創設30周年を記念し、試合日プランの利用者に観戦チケットが当たるキャンペーンを実施する。
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東静岡駅前に「パルちゃん」マンホール J1清水開幕戦前に設置
サッカーJ1清水エスパルスのホーム開幕戦を週末に控えた15日、静岡市駿河区のJR東静岡駅南口前にチームのマスコットキャラクター「パルちゃん」を描いたマンホールのふたがお目見えした。市内3カ所目で、同区では初。 同市拠点のスポーツチームを支援する団体「フォッサ・サッカーのまち市民協議会」が市上下水道局と協力して設置した。マンホールには富士山も描かれ、「エスパルスのある街 静岡」という言葉が加えられている。 設置場所は人通りが多い同駅南口のロータリー内の歩道が選ばれた。同日はパルちゃんも立ち会い、マンホールの除幕をして、市職員がふたを設置する作業を見届けた。
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⚽清水と磐田、入念キャンプ 26日、3季ぶりのJ1ダービー
昨季、サッカーJリーグ1部(J1)の最終節で残留を決めた清水エスパルスと、J2で優勝し3季ぶりにJ1昇格を果たしたジュビロ磐田。19日のJ1開幕戦に向け、キャンプ地の鹿児島市でそれぞれ調整を続けている。1日には同市の白波スタジアムで練習試合を行い、チーム戦術などを確かめた両チーム。26日に袋井市のエコパスタジアムで行われる第2節で早くも激突する。J1の舞台で3季ぶりにサポーターが待ちわびた静岡ダービーが帰ってくる。
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⚽沢登氏 清水ユース監督 ミスターエスパルス、17年ぶり古巣復帰
J1清水は15日、元日本代表MFの沢登正朗氏(52)が清水ユースの監督に就任すると発表した。「ミスターエスパルス」と称されたクラブの象徴的存在が清水に17年ぶりに復帰する。 富士宮市出身の沢登氏は東海大一高から東海大を経て、1992年に清水に入団。14年間エスパルス一筋でプレーし、10番を背負って99年Jリーグセカンドステージ優勝、2001年天皇杯制覇などに貢献した。日本代表としても16試合に出場。引退後は13年から常葉大サッカー部の監督を務めてきた。 沢登氏は2005年、現役最後の試合後のセレモニーで、「指導者としてまたこのピッチに立てるように頑張っていきたい」とあいさつしていた。下部
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⚽清水エスパルス GKコーチに石野氏が就任 清水商高出
J1清水は28日、GKコーチのアダウト氏(43)が今季限りで退任し、後任に今季までJ1仙台のGKコーチを務めた石野智顕氏(45)=清水商高出=が就くと発表した。 ブラジル出身のアダウト氏は、静岡学園高や常葉橘高でGKコーチを歴任。J2京都を経て、15年から清水のトップチームや下部組織のGKコーチを務めてきた。来季はJ2の横浜FCのGKコーチに就任する。 石野氏は静岡市(旧清水市)出身。母校の清水商高をはじめ、福岡、山形、新潟、仙台の各クラブのGKコーチを担当してきた。 併せて、コンディショニングコーチに今季までJ3富山のフィジカルコーチだった新田涼氏(34)が就任することも発表した。
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人権擁護功労賞 清水エスパルスが受賞 静岡法務局
静岡地方法務局はこのほど、サッカーJ1清水を運営する株式会社エスパルス(山室晋也社長)に本年度の人権擁護功労賞を伝達した。 静岡市葵区の同法務局で伝達式を行い、山室社長とマスコットキャラクターの「パルちゃん」が出席した。山室社長は、県人権擁護委員連合会の津田薫会長から全国人権擁護委員連合会会長表彰状を受け取った。 山室社長は、サッカークラブが人権啓発に取り組む意義を「サッカーは誰もが愛するスポーツ。エスパルスを通じて若い人たちにも人権意識を浸透させていける」と説明した。 エスパルスは過去14年にわたり、試合のハーフタイムで人権啓発活動に協力したり、サッカーを通じて思いやりの大切さを教え
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⚽清水エスパルス新体制発表 平岡宏章監督続投「強く、誇り高きチームに変革」 ヘッドコーチに篠田善之氏
J1清水は20日、11月にコーチから昇格した平岡宏章監督(52)との契約を更新し、来季も指揮を執ることを正式発表した。クラブが日本人監督の下で始動するのは小林伸二氏が務めた2017年以来。併せて、篠田善之コーチ(50)がヘッドコーチに、清水ジュニアユースU-13(13歳以下)監督の加藤慎一郎氏(53)がコーチに就くことを発表した。 平岡監督は今季、リーグ戦残り4試合の時点で就任。ロティーナ前監督の構築した戦い方を基盤に、縦に速い攻めや球際での激しさなどを強調してチームを立て直した。昨季も終盤に監督に就任したが、シーズン当初から指揮を執るのは初めてとなる。 クラブ4人目のOB指揮官の平岡監
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⚽清水エスパルス平岡監督 来季も指揮 11月に就任、J1残留導く
J1清水の平岡宏章監督(52)が来季も指揮を執ることが19日までに固まった。関係者への取材で分かった。 平岡監督は11月にコーチからの昇格でロティーナ前監督の後を継ぎ、3勝1分けとチームを立て直してJ1残留に導いた。4日の最終節C大阪戦後、手腕を高く評価したフロントは続投を打診。交渉を進めていた。 平岡監督は静岡市(旧清水市)出身で、清水商業高、順天堂大を経て1992年に清水に入団。札幌、新潟でもプレーし、現役を引退した。2011年から清水ユースのコーチや監督を務め、20年からトップチームのコーチ。昨季もシーズン終盤に監督を引き受け、4勝2分け3敗の成績を残していた。
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J1清水 権田選手と滝選手 熱海の多賀小、桃山小で夢教室
熱海市の多賀小と桃山小で9日、サッカーJ1清水エスパルスの権田修一選手と滝裕太選手を講師に招いた「夢教室」が行われた。両選手が夢をかなえるために努力してきたことや挫折を乗り越えてきた時のエピソードを紹介した。 多賀小では5、6年計約120人が、授業で使っているタブレット端末で事前に質問事項を送り、両選手が答えた。ゴールキーパーの権田選手は「昨日の自分より成長したいという気持ちを持ち続けている」と語った。滝選手は悔しい思いをした時に「初心に帰ることが大切」とアドバイスした。児童はボールをリフティングしたりパス交換を体験したりして選手と交流を深めた。 夢教室は、同市伊豆山の大規模土石流で義援
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熱海被災地支援へ募金を J1清水、試合前に呼び掛け
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手とスタッフが4日、土石流災害に見舞われた熱海市を支援するための募金活動を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。 同スタジアムでのリーグ戦の試合前に実施。試合に出場しない選手14人が入場口付近の3カ所で募金箱の前に立ち、「助け合いましょう」などと来場者に呼び掛けた。焼津市の山本芳栄さん(64)は「清水のサポーターでも被災した人がいると聞いている。同じ県民として少しでも協力できれば」と浄財を寄せた。 同スタジアムで開催する17日の川崎戦でも義援金を募る予定。浄財の提供先は今後調整する。 (運動部・市川淳一朗)
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⚽清水エスパルス 横浜M に1ー2 耐えきれず惜敗 J1リーグ第17節
明治安田J1リーグは30日、各地で第17節9試合を行い、清水は横浜Mに1―2で敗れた。首位の川崎は終了間際に小林がゴールを決め、鹿島に2-1で競り勝って勝ち点を52に伸ばした。 ①日産ス▽観衆4945人 横浜M 10勝4分け2敗(34) 2(1―1 1―0)1 清水 3勝6分け8敗(15) ▽得点者【M】エウベル(3)レオセアラ(2)【清】チアゴサンタナ(6) 【評】清水は終盤に横浜Mに振り切られ、連勝を逃した。 前半4分にクロスをエウベルに合わされ失点。41分にチアゴサンタナが好機を仕留めて同点で折り返したが、後半44分に途中出場のレオセアラにクロスを押し込まれた。 前半は互いの
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J1清水・山室社長が著書 組織運営の手法つづる
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの山室晋也社長(61)がこのほど、著書「経営の正解はすべて社員が知っている」(ポプラ社、1650円)を出版した。自身が実践した組織運営の手法をテーマに、前職のプロ野球ロッテ社長時やコロナ禍で困難な船出となった清水での取り組みをつづった。 山室社長はみずほ銀行執行役員などを務めた後、2014年からの6年間、ロッテで球団初の単体黒字化などを成し遂げた。20年1月から現職に就く。 本では他に、利益を生み出すための視点などを紹介。清水で試みた話題づくりの企画の裏話も記した。山室社長は「経営者だけでなく、さまざまな立場にいる人に参考にしてもらえたら」と話す