ホタルの放つ光幻想的 観賞会に親子連れら500人 沼津
沼津ホタル保護研究会(稲葉徹会長)は10日、沼津市の愛鷹広域公園でゲンジボタルの観賞会を開いた。
会場は園内西側の湿地帯「せせらぎの径」付近。来場者の足元を照らす赤色灯を設置し、ホタルの生態について説明するパンフレットを配布した。稲葉会長によると、2日の大雨の影響でホタルが流され、確認できた個体数は例年より少ないという。親子連れら約500人が、黄緑色の光が飛び交う光景を楽しんだ。
神奈川県から参加した松尾明紀さん(32)は「自然とホタルの光のコラボがきれいだった」と話した。