ゾウアメフラシじっくり観察して 三津シーパラダイス 梅雨期に合わせ展示
沼津市内浦長浜の伊豆・三津シーパラダイスで、軟体動物のゾウアメフラシが展示されている。梅雨の時期に合わせた特別展示で、6月末までの予定。
アメフラシは外部から刺激を受けると、体から紫色の液体を出して身を守る習性があり、雨雲を連想させる様子から「雨降らし」と呼ばれている。展示されているゾウアメフラシは全長約30センチで、海藻などを食べて大きくなり最大60~70センチほどに成長する。水槽の壁面にくっついて、体をひねらせながらゆっくりと動く様子を観察できる。
魚類飼育担当の水野晋吉さんは「見た目は不気味だがよく観察すると面白い。季節の生き物を見て楽しんでほしい」と話した。